波の中へ

連続HC戯曲、歌詞対訳、クラストコア、ノイズコア、USコア、ジャパコアなど、なんでもかんでもな内容のブログです!

Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その204

2019-06-29 06:57:30 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

AIN’T NO FEEBLE MUSTARD NO KICKIN’ SCAPEBOAT 16(その203から)

 

 

(午後。ハジメの部屋。

ハジメ、タダヒロ、ケンジ、

サトシ、ヤン、ホルヘ、

シンイチロウ、エミリ)

 

 

 

 Satoshi「カオス姉妹、

まったく便器にタヌキに洗濯機だぜ! 

この街どの街RIOT CITYなんてな、、、ん? 

なっ、何よ、このジャケット? 

おいおい、こんなの初めて見るぜ!」

 

                DISCHARGE ‘REALITIES OF WAR’ 7”EP CLAY RECORDS CLAY 1

 

Hajime「なんだ、オレのブツにケチつけるってのかよ?」

Satoshi「‘WAR IS A BLACKHOLE TO AVOID’なんて、

見るからに買ったやつが手描きで白文字にして、

そのままコピーしたように見えるが、

これって、もちブートだよな?」

Tadahiro「盤を見るとだな、、、

おおっ、レーベルにちゃんと元所有者なのか名前まで書いてあるぜ、、、

なんとかFITZ.君!」

Hajime「盤は本物でジャケは偽物、

そんなことどうでもいいかよ!」

Satoshi「盤は、再プレスだな。

‘CLAY RECORDS / INTERSONG’ってクレジットされてるからな」

Hajime「なに? 

ってことは、そっちの棚の盤は、、、」

Kenzi「、、、これか、、、

こっちもレーベルに‘ / INTEERSONG’って載ってるぜ!」

Tadahiro「ハジメの持ってるのは、

両方とも‘再プレス’で・し・た」

Hajime「ずっと1stプレスだと思ってたから、、、

ショックかよ!」

Emily「じゃぁ、こっちの

‘顔なしFIGHT BACK’はどうなのよ?」

 

                DISCHARGE ‘FIGHT BACK’ 7”EP CLAY RECORDS CLAY 3 M/PRINT

 

Kenzi「レーベルには、

‘/ INTERSONG’って文字が見当たらないから、

1stプレスか?」

Satoshi「おお〜、それは、ミスプリント盤! 

ジャケットも糊付け部を間違って内側に入れたから、

‘Distributed by Fresh Records’という文字が見えなくなってる」

Kenzi「ん? 中にレシートが入ってる、、、

なんと、このレコード、

¥8,800もしたのか!」

Tadahiro「はははは! 

それくらいするわな!」

Hajime「うおう、

オレからしたら、安いくらいかよ!」

Yang「興味があることには、

誰でも金銭感覚が麻痺してしまう傾向がありますよね」

Jorge「高い方がそそられる」

Shin-Ichirou「もともと‘FIGHT BACK’のジャケットは、

Cal氏の記念すべきデビュー・ライブのステージ・フォトなんだよな」

 

       DISCHARGE ‘NOISE NOT MUSIC’ BOX SET F.O.A.D.RECORDS F.O.A.D.160 

 

Kenzi「おっ、その時のフライヤーがこれか」

 

                      「同上」

 

Emily「ねぇねぇ、

それよりBonesってさ、

俳優のウィレム・デフォーに似てない?」

Tadahiro「誰だって?」

Emily「‘プラトーン’とか

‘ストリート・オブ・ファイヤー’に出てくる

有名な悪役よ」

Shin-Ichirou「ニヒルなんだよな」

Hajime「ぐぁぁぁ〜っ! 

なんでバンビを追っかけて日本に来てくれなかったかよ! 

オレ、森の中で撃たれてもいいかよ!」

Satoshi「、、、(ハンマーで脳天ぶち抜かれやがれってんだ)、、、

あ、ほんとほんと! 

バンビでもファインディング・ニモでも、

スパイダーマンだったらなおさらいいぜ!」

 

 

(、、、続く、、、)

 

では、Cheers!

 

 


Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その203

2019-06-28 00:18:03 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

AIN’T NO FEEBLE MUSTARD NO KICKIN’ SCAPEBOAT 15(その202から)

 

 

(午後。ハジメの部屋。

ハジメ、タダヒロ、ケンジ、

サトシ、ヤン、ホルヘ、

シンイチロウ、エミリ)

  

 

Tadahiro「あのよ〜、

DISCHARGEの話しから外れるんだけど、

弟のマモル宛にこんな絵ハガキが届いてな、、、

みんなに見てもらおうと思って

持ってきたんだけど」

 

   官製ハガキ、ボールペン黒・赤、マッキー(細)黄

 

 

Satoshi「それは、

TOTALITÄRのジャケ・スケッチか?」

Kenzi「TOTALITÄRじゃない、

UNPELITÄRだぜ!」

一同「ウンペリター?」

Yang「タイトルも、

‘VI ÄR CHIBILITEN’になってますね」

Jorge「CHIBILITEN極めて造語っぽい」

Hajime「一体誰から送られてきたかよ?」

Tadahiro「ハルカオスユーケーから、、、」

Emily「ちょっとぉ、

マモルくんの彼女じゃない! 

元気なの?」

Tadahiro「他県に引っ越したみたいでな。

この‘ウンペリター’と‘チビリテン’は、

俺とマモルの思い出からきてるんだが」

Kenzi「どんな思い出だ?」

Tadahiro「マモルが小学校に上がってすぐの頃、

親父と俺と三人で山の方に釣りに行った時の話し。

その帰りに林道の途中で車の中、

とつぜん運転中の親父が後部座席のマモルに向かって、

‘ウンペくれ!’と言ったことがあってな。

マモルもウンペの意味がわからなくて聞き返したんだが、

それに対して

‘ウンチング・ペーパーのことだ、早くしろ!’と

えらい剣幕で怒鳴られて、

マモルもちびりそうなになってな」

Hajime「親父さんはよっぽど我慢してたのかよ」

Tadahiro「車を停めて、

ダッシュで橋の下まで用を足しに行ったよ」

Emily「その話しをハルカユーケーが覚えてて、

それでこのウサギさんイラストのタイトルにして

マモルくんに送ってくれたのね!」

Tadahiro「ラスト・アルバムにして最高傑作という、

彼女のメッセージ付きで」

Kenzi「なんちゅう、小学生女子だ!」

Shin-Ichirou「去年タダヒロの家に集まった時、

遊びに来たよな」


※「Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その87参照(2018.3.7)」

 

Satoshi「ほぇ〜っ、あのサイケ・ガールがね〜! 

スウェーデン語まで出来るってのか?」

Tadahiro「外国語は、

姉のカオスユーケー子さんに手伝ってもらったって、

書いてある」

Kenzi「‘VI ÄR CHIBILITEN’で、

‘俺たちはチビってるぜ!’ってことか〜?」

Yang「確かヴォーカルでは、

Leggoを推しメンにしてましたね」

Jorge「あとアユニ・Dビートと」

Hajime「うおう、なんていうかよ、

オレたち、

完全にカオスユーケー姉妹に負けてるかよ!」

Tadahiro「負けてるなんてもんじゃない、

自分がHCを聴いて、

その感動をストレートに絵ハガキで表現してる!」

 

                  TOTALITÄR ‘VI ÄR ELITEN’ CD PRANK RECORDS PRANK 081

 

 

(、、、続く、、、)

 

では、Cheers!

 

 

 

 

 


Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その202

2019-06-23 00:04:35 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

AIN’T NO FEEBLE MUSTARD NO KICKIN’ SCAPEBOAT 14(その201から)

 

 

(午後。ハジメの部屋。

ハジメ、タダヒロ、ケンジ、

サトシ、ヤン、ホルヘ、

シンイチロウ、エミリ)

 

 

Emily「あら、忘れていたけど、

さっき病院に寄った時、

ハセガワさんがこれを若い二人に渡してくれと、

封筒を持たされたのだったわ、

はい、これ!」

Tadahiro「ハセガワさんが俺たちに渡すもの、

ってことは、、、」

Kenzi「、、、もちろん、

プレイボーイとかペントハウス系水着の、、、

じゃない、、、

おわー、フライヤーだ!」

 

            BOOT-FLIER

 

Tadahiro「このジャケットって!」

Kenzi「まさか、

これが‘幻’と呼ばれている1stプレスか?」

Hajime「なんだ、

そのマボロシってよ?」

Satoshi「ただの

ブート・フライヤーじゃねーの?」

Shin-Ichirou「俺もそう思う」

Kenzi「、、、うほん! 

もちろん、ブートに決まってるとも!」

Emily「ハセガワさんの例のCONFUSEの息子さんが、

もしかしたらこれを加工したりして作ったのかもね」

Yang「それにしても、いい出来です!」

Jorge「Rainyファン、

ブートでもなんでも嬉しい限り」

Satoshi「‘NEVER AGAIN’幕の前に座る、

Calのようだ」

Tadahiro「ハジメ、

悪いが‘NEVER AGAIN’を掛けてくれないか?」

Hajime「7インチとLPどっちにするかよ?」

Tadahiro「俺はリミックス音源は、

余り好きではないのだよ」

Kenzi「やっぱ、

DISCHARGEの基礎は7インチだよな!」

Satoshi「ここで

83年ライブの‘NEVER AGAIN’が掛かると

面白いんだけどな!」

Hajime「サトシックスパックよ、

おととい来やがれってよ!」

Emily「はいはい、二人とも。

あたしはBonesからギターが代わってからの

‘WARNING’も嫌いじゃないわよ。

ロックンロール風がいいじゃないのよ」

Yang「新しいアルバムで、

突然サウンド・チェンジした例はごまんとあります」

Jorge「バンド・メンバーが楽しんでやるべき」

Hajime「ああっ、

回転数を間違って33回転にしてしまったかよ」

Kenzi「あらら、、、

こっちもブートのロックンロールかと思ったぜ!」

 

 

 

(、、、続く、、、)

 

では、Cheers!

 

 

 


Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK. その201

2019-06-22 01:23:36 | Q: AND GASMASK? A: AND GASMASK.

AIN’T NO FEEBLE MUSTARD NO KICKIN’ SCAPEBOAT 13(その200から)

 

 

(午後。ハジメの部屋。

ハジメ、タダヒロ、ケンジ、

サトシ、ヤン、ホルヘ、

シンイチロウ、エミリ)

 

   DISCHARGE ‘WHERE’S OUR FREEDOM?’ 7”EP F.O.A.D.RECORDS F.O.A.D.160 E.P.

 

 

Hajime「では、7インチに移るかよ」

Tadahiro「このレコード・ジャケット、

グリーン・カラーを使ったところに、

ものすごくイタリアを感じるね」

Kenzi「なんで緑だと、

メイド・イン・イタリーなんだよ?」

Tadahiro「それはだな、

はるか昔ルネサンスの時代に、

このグリーン系の顔料はとても貴重だったと、

かのレオナルド・ダ・ヴィンチがよく口にしてたもんさ」

Emily「なんか、ウソか本当かわからない話しね〜」

Satoshi「絶対ウソに決まってるぜ!」

Yang「このBOX SETは、

もともとクリスマス・プレゼント用に作られたと言いますから、

そこにイタリア人特有の遊び心でもある伝統を感じます」

Jorge「それがDISCHARGEだったのが面白い」

Tadahiro「もしもDISAFFECTだったら、

ここまで世界中で注目されてたかどうか」

Kenzi「だから〜、なんでDISAFFECTなんだよ? 

彼らに失礼だと思わねぇのかよ?」

Tadahiro「今、パッと思いついただけだよ! 

いちいち突っ込むんじゃねぇよ!」

Hajime「これは、ドラムに

Tezz 〜Bambi(Dave)〜Garyと

クレジットされてるかよ」

Tadahiro「つまりだ、

DISCHARGEは正真正銘

ドラムのバンドだったってわけですなぁ〜、

うん!」

 

        DISCHARGE ‘NOISE NOT MUSIC’ BOX SET F.O.A.D.RECORDS F.O.A.D.160

 

 

Shin-Ichirou「酔っ払ってるのか?」

Kenzi「酔っ払いのタダヒロ、いいかよく聞け!

‘THE FINAL BLOOD BATH’の解釈を3パターン言うから、

胸に刻んでおけよ!」

Tadahiro「イエッサー・アイ・ウィルソン!」

 

 

THE FINAL BLOOD BATH / 仕上げの大量殺人

 

近くに死臭がする

死の実在がずっと近くにある

最後の大虐殺が近づいている

そこの角を曲がったところでまで来ている

 

 

THE FINAL BLOOD BATH / 元には戻らない皆殺し

 

そばに漂う殺気

絶えず間近にある死の気配

決定的な無差別殺戮が起ころうとしている

もう目と鼻の先だ

 

 

THE FINAL BLOOD BATH / 終着なる(従業員)大量解雇

 

破滅の陰謀をかろうじて感づく

‘首切り’がほぼ即座に行われようとしている

大勢の免職処分という最終章がいま始まる

事態はすでに迫っている

 

 

 

(、、、続く、、、)

 

では、Cheers!

 

 

 

 


IS THIS TO BE

2019-06-13 23:10:52 | 特別編

『ここに存在すべきものとは』 / IS THIS TO BE

 


一面の焼け野原が 全てを物語る

以前そこは 樹木や草花が生えていた

‘生きとし生けるもの’の跡 皆殺し つまりは 破壊手段

生き残ったものは一切なし まったく手の付けられないほどの地域

その場所には 乱雑に積まれた人肉塊と人骨が