A SELL ON DOZEN 1(その241から)
(朝。ハジメの部屋。
ハジメ。猫の‘キャルノスケ’)
Hajime「うおう、
しばらく外出自粛の生活が続いたからよ、
ヒマで死にそうだったし
部屋の断捨離でもしたかよ。
それでなくてもこの狭い間取り、
レコード・CD類をまとめて、
古い段ボール箱を処分して、
少しは床面が見えてきたってもんかよ。
それで、
衝動飼いじゃねーけど、
ネコカフェから
1歳未満のオス猫を1匹
譲渡してもらったかよ!
(ワクチン検査・去勢手術済)
部屋で猫と生活するのは初めてだけど、
いやいや、ここまで遊びをねだられるとは思わなかったかよ!
何かっていうと足元にまとわりついてくるし、
エサが欲しい時は
オレの顔面に頭突きをくらわせやがるしよ!
お前は伊之助か?ってことで
キャルノスケって名前にしたってもんかよ!
HC伝授っていうか、
ステレオでEXTREME NOISE TERRORなぞを
聴かせてやったらビクッとするくせによ、
オレの体に牙を剥き出して咬みついてくるかよ!
そんなにDeanの歌い方が気に喰わねーってのかよ?
しかし、考えてみたら
HC系って猫を飼ってる輩が多いってことだし
(何故なのかはわからねーけど)、
しばらくライブも見れなさそうな世の流れだし、
それまではキャルノスケに
オレのレコードを聴かせて
その反応でも研究するかよ。
では、
ちょいと出勤時刻になったから行ってくるぜ、
少しづつでいいから
DISCHARGEのデザインてか雰囲気に慣れてくれ。
キャルノスケ、
留守番を頼むかよ、
Ciao!
(バタン)」
(ネコとDISCHARGE その1)
(、、、、、続く、、、、、)
では、Cheers!