SKATE BIOLENS SKATE CONTINENCE 9(その212から)
(夜。ハジメの新しい部屋。ハジメ、ケンジ、タダヒロ)
V.A. ‘NO HESITATION TO RESIST - JAPANESE ANARCHO/CRUST COMPILATION’ CASSETTE
(TRUTH OF ARIZE / BATTLE OF DISARM / DISCLOSE / ABSENT /
ARGUE DAMNATION / VICTIMS OF GREED / ÄPÄRÄT / INSTINCT /
BEYOND DESCRIPTION / MENTAL DISEASE / EFFIGY / SYSTEM KILLS)
Kenzi「で、そのチャリはどこにあるんだよ?」
Tadahiro「見せてくれよ、
高級マシンをよ!」
Hajime「今そこの信号向こうの
倉庫に入れてあるかよ」
Kenzi「なんだよ、
盗難防止ってやつか?」
Tadahiro「ま、見る奴からしたら
高いか安物かわかるらしいからな」
Hajime「これが写真かよ」
Kenzi「ハジメこれ、
どこまで行ってきたんだよ?」
Hajime「セニコ地区かよ」
Tadahiro「セニコって、
これからカジノを造ろうって時に
収賄事件があった近所だな?」
Hajime「そのカジノの
視察団に呼ばれたかよ」
二人「ウソつけ!」
Hajime「うおう、
ただの試走に行っただけかよ!」
Kenzi「マウンテンバイクで往復200kmって、、、
ようやるぜ。
しかし、、、
このマシンが70万したって、、、
なんか、、、10万位にしか見えないけどな。
タダヒロ、どう思う?」
Tadahiro「ん?
おう、そう言われてみたら、確かに、、、
ハジメには悪いけどな」
Hajime「お前ら!
オレの愛車にケチをつける気かよ!」
Kenzi「ま、そんな興奮すんなって!
これはどこのショップで買ったんだ?」
Hajime「自転車店じゃなく、
アウトドア系のW商会ってところかよ」
Tadahiro「W商会?
聞いたことない名前だな。
どこにあるんだ?」
Hajime「隣町に最近出来たばかりだって、
名刺をもらって、、、
あった、これかよ」
Kenzi「‘なんでも仕入れます!’って、
なんか見た感じも怪しいな」
Tadahiro「ハジメ、もしかして
お前だまされて高く売りつけられたってわけじゃないよな?」
Hajime「何を言うかよ!
ちゃんとしたカタログから選んだかよ!」
Kenzi「そのカタログってのは、
あるのか?」
Hajime「これかよ」
Tadahiro「なんだ、
このカラーコピーのことか?」
Hajime「そうかよ」
Kenzi「お前、こういうコピーってのは
金額をいくらでも偽装できるんだぞ!
値段の上にニセの金額を貼り付けてコピーしちまえば、、、
ほら良く見てみると、
ここの値段のところだけ
微妙に白くなってるだろうが!」
Hajime「うおう、なんだってかよ!
うっ、確かに
そう見えなくもないかよ」
Tadahiro「買う前に
ひとこと俺たちに言ってくれればよ!」
Kenzi「ほんとだぜ!」
Hajime「うおう、
今ここの名刺に電話してみるかよ!
(、、、プルルルルル、、、)」
Kenzi「いやいや」
Tadahiro「まったくだぜ」
Hajime「うおう、マジかよ!
(ガチャン)」
二人「どうした?」
Hajime「現在この番号は使われておりませんかよ!」
(、、、続く、、、)
では、Cheers!
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