一方でティム・バートンの作家性の歴史に照準を合わせて観れば
3Dという新しい表現手段を得た今、初心に戻り原点回帰をしたような(いい意味での幼稚さ、愛すべきB級センス)イメージも持ちました。
特にあのトリックスター・マッドハッターのキャラ立ち具合はティム・バートンのごくごく初期の作品、『ビートルジュース』に出てくる怪人“ビートルジュース”に通じるものがあった...。
マッドハッターのヘンテコ踊りとかも...
ビートルジュースの美少女リディアのキュートなカリプソダンスも思い出したよ~~
アリスフリークの端くれ、そして同時に、ティムの渦巻きグルグルのフリーキーなデザインセンスの大ファンである私としては、原作に出てくるブレッド&バタフライ(バター付きパンの蝶々)や終わりのないコーカスレース、モックタートルやグリフォンのティム・バートン仕立ても観てみたかったな~~
でもジャバウォッキーのデザインはある意味“まんま”でとても良かったと思います~~~(わたしゃビビリだからフツーに恐かったよ~~)(←でもアリスが闘っちゃダメだと思う... 原作のアリスは不思議の国の傍観者であるはずだから...。)
だからこそあのジャバウォッキーを3Dで観てみたいのよ~~~
こちら『ビートルジュース』のビートルジュース