PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

自分を傷つけない相手を選ぶということ

2006-11-29 18:05:58 | 
私が昔、買っていたファッション雑誌“ELLE JAPON”に載っていた記事のお話をします。

(私はモデルフリークだったので、キャラ立ちした魅力的なファッションモデルが沢山載っていたELLE JAPONをよく買っていました・・。その他のファッション雑誌では、装苑と流行通信が好きだった。。)

それはファッション雑誌の歴史において、革新的な出来事。ファッションの世界のひずみで生まれる病理をファッション雑誌が初めて自ら明かした瞬間だったと思います。(7年ほど前のこと。)

その記事とは、イタリア出身の摂食障害(過食嘔吐)のモデルがどうやって摂食障害の地獄から脱したかを彼女へのインタビュー、彼女の告白で綴る・・。

イタリア出身で、ソフィア・ローレンの再来と言われた、そのモデルさんは、ダイナミックな体型の女優ソフィア・ローレンに似ていると言われることで、逆説的に自分はモデルにあるまじきほど太っている・・とコンプレックスを深めていったそうです。

彼女は、ショーでのウォーキング中に、「なにあの太い足!モデルとしての職業意識はないのかしら??」etc.の罵りを聞いて深く傷付き、それが摂食障害に陥る直接的な原因になったそうです。

数々の苦しみを経て、彼女が学んだこと。
自分を傷つけない相手としか仕事をしない・・つまり仕事を選ぶことで、彼女は病気から回復したそうです・・。


自分の命を守るためにはそういうこともほんと必要だと思う・・。


「自分を傷つけない相手を選ぶということ」


最近、摂食障害で亡くなったブラジル出身のモデルさんが居たけれど、彼女に回復のきっかけが訪れなかったことをほんとうに残念に思う・・。


私の場合に照らし合わせて、何をお伝えしたいかというと、昨日、私をヘコませ続けてきた腐れ縁の友人(♂)の連絡先を消しました・・。



ELLE JAPON (エル・ジャポン) 2006年 12月号 [雑誌]

アシェット婦人画報社

このアイテムの詳細を見る
ELLE JAPONの最新号。最近買ってないけど、どんな感じになってるのかな・・。

みんな、やせることに失敗している

集英社

このアイテムの詳細を見る
少女雑誌“オリーブ”でも紹介されていた、摂食障害を心の面からケアすることを目指した森川那智子氏の本。

あかるく拒食ゲンキに過食

平凡社

このアイテムの詳細を見る
自らが摂食障害だった詩人、伊藤比呂美氏と精神科医斎藤学氏による共同著作。

画文集 中庭の少女

ヘルスワーク協会

このアイテムの詳細を見る
摂食障害、アルコール依存症に苦しみながら創造を続けた画家、木村千穂さんの画集。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« KLIMPEREI 「Alice au Pays d... | トップ | 伝言でーす☆ »
最新の画像もっと見る