WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

エロくて封印されていた「花はらはら」

2024-04-06 | アーティスト魂



「花はらはら」


あなたに抱かれて目を閉じて感じていると
はらはらと花びらが舞い降りてきた
いくつも幾千万の花びらたちが舞い降りてきた
よくみれば花びらはわたしのことばだった

ことばはうたになり うたは世界になって
はらはらはらはら 舞い降りてきた


世界を敷き詰めてあなたとわたし
ゆらゆらとたゆとう 時の波間に
いくつも幾千万の時の波間にたゆといながら
あなたの瞳の奥は無数のことばだった

ことばはうたになり うたは宇宙になって
きらきらきらきら 輝いていた


宇宙を閉じこめてあなたとわたし
いつまでもいつまでも
いだきあっていた







四半世紀以上前に作ったと思われます。
少なくとも息子が生まれるより前。
しかし作ったものの、こんなエロい歌は人前でよー歌わん…と、これまで一度も日の目をみたことがなかったこの曲。
それに、この曲は「宇宙を閉じ込めて」の前に、ホールトーンスケール(全音音階)のアドリヴの間奏を入れることになっているのでした。
それが私にとってはハードルが高すぎたというのもありました。

でも、私にとっては「ムーンライトワルツ」(これもエロい)と二部作のつもりなこの曲。
そろそろレパートリーも限界に近づいてるし、歌ってみようかなー…と思って、たぶん15年以上ぶりにクリアケースから譜面を出して、
ピアノの譜面台に広げて弾いてみました。
もちろん、あまりにも時間が経ってるので全然すらすら弾けない。
でも、すごく綺麗で、すごく丁寧に作ってあって、なんか感動した、新鮮だった、、、
自分の作品な感じがしない。
当時の私は、今の私とは別の人…な感じ。


これは次回LIVEで歌おう。じゃなきゃ曲がかわいそうだ。
もうこの曲は、ホールトーンスケールのアドリヴ以外はすでに完成していて、私を離れてちゃんとひとり立ちしているのでありました。
それなのに、「エロいからよー歌わん」なんて言ってる場合か私。
ホールトーンスケールのアドリヴが弾けないなら、書き込もう。きれいに、丁寧に。
初演だ。がんばって仕上げよう。当時の私と、この曲のために。


ところでみなさま、聖書には「雅歌」という、若い夫婦の官能的な恋を祝福し賛美する項目があるのです。
クリスチャンでない方は、知らないでしょうし、
クリスチャンでも、礼拝で「雅歌」の中からの箇所を牧師のメッセージ(説教)としてお聞きになった方はあまりいらっしゃらないのでは?
少なくとも私は一度もありません。
しかもこの恋人たち→夫婦は、一時お互いの間に暗雲がたちこめたけれど、神が創られた自然の中で愛し合ってふたりの絆を取り戻すのです。

https://www.youtube.com/watch?v=EP3nAYZ3Xmw&t=1641s
私の敬愛する中川健一牧師の「雅歌」についての講解メッセージです。



聖書にこのように官能的な恋人同士や夫婦の愛が祝福され賛美されている以上、私はもうなにもエロい歌も躊躇うことはございません。
さあ、ホールトーンスケールの間奏を作って、完成させて、練習しまくろう♬♬♬


さて。
「ダシアン」の季節となりました。
毎年この季節、ダシアンの画像だらけ。
今年もイキます。






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