おゆみ野子どもまちづくりクラブとおゆみ野の森を育てる会の共催による「第3回古代生活体験講座」がおゆみ野の森で行われました。
日時:平成22年12月4日(土)13:00~15:00
参加:45組 50名
講師:田形孝一さん(国立歴史民俗博物館)
吉野新さん(日本古代米研究会)
田形さんはおゆみ野にお住まいの歴史の専門家です。
吉野さんは長南町でお米の栽培をなされており、研究されている古代米の提供をいただきました。
◇本日のプログラム
まずは田形さんより今日の講座についてお話がありました。
◇火起こし体験
「まいぎり式」による火起こしの体験です。
田形さんがお手本を見せてくれました。
2~3人ずつのグループに分かれて協力しながら火を起しました。
おじさんたちも体験しています。
◇お米のお話
吉野さんよりお米が日本に伝わった経過やお米の種類についてお話をうかがいました。また、赤米や黒米の稲穂を持ってきてくださいました。
◇土器で調理
土器で赤米を炊くとともにあさり汁を作りました。
また、土器で海水を煮詰めてお塩を作りました。
みんなで少しずつ試食をしました。
◇まとめのお話
最後に田形さんからまとめのお話を聞いて講座終了となりました。「まいぎり式」の火起こしがまだできなかった人は残って挑戦しました。
12月の草刈隊活動が、4日(土)に行われました。
9名の方に参加いただきました。
前日の強風の影響もあり、奥の斜面の松の木などの幹本体が倒れたり枝が折れたりていました。そこで、今月は草刈をお休みして、倒木の処理を中心に作業を行いました。
冬の間は、このような倒木等の処理や間伐を中心に活動を行う予定です。
熟練している会長の小倉さんがチェーンソーを扱って倒木の処理を行い、みんなで斜面から運び出しました。
処理して運んだ枝は、焚き木として使うために切りそろえました。