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各社ロードバイク剛性の数値比較

2014年03月03日 | インプレ
物欲にうなされる夜が続いております。

最近、ドイツのTour Magazinなる雑誌が、以前からずっとロードバイクや関連パーツのベンチマークテストを行っているということを知り、興味をもってホームページを眺めたところ、データの宝庫であることがわかりました。

ベンチマークテストの模様と方法についてはこのリンクからご覧ください。



今まで自転車雑誌のインプレ記事で定性的に語られていたフィーリングを、徹底的に定量化。このようなエンジニアリング精神は好きです。一気にファンになりました。

某自転車雑誌、メディアにありがちな、
『ペダルを踏み込んだ力を、あますことなく推進力に変えるBB』とか、
『BBは岩のように硬く、ライダーのすべてのパワーを受け止めるが、フォークやシートステイのベンドの設計により路面からの衝撃は適度に減衰され…』とか、
『異形フォークコラムがスプリンターの出力を受け止め』とか、
『ダンシングをするときのシャキシャキ感が心地よい』とか、
そのような主観的なインプレに不満を抱えている諸子は多いはず。


もうしゃっきりポンなインプレ記事は無用ですw

前置きはここまでにして、データの紹介。
備考:
1. 一部の自転車メーカーはベンチマークテストに協力しないらしい。ピナレロとか。
2. 鉄バイク、チタンバイクの数字も非常に興味ありだが、ありませんでした。
3. アルミはSpecialized Allezがあったので、掲載してみた。なかなかこいつが優秀!

Torsional Stiffness: Headtube
ヘッドチューブのねじり剛性


Tarmacの圧勝。
コンフォート系はそれなりに柔らかい。
注目すべきは、マドンのH1 (レースジオメトリ)とH2(コンフォートジオメトリ)だと、H1がしっかりとレース向けの剛性に味付けしていること。ということは、Domane Classic Editionも固めだな。

Lateral Stiffness: Fork
フォークの水平方向剛性


DomaneやGranFondoのフォークが中位なのは、どういうことなのでしょうかね。フレーム全体で吸収できるから、フォークは硬めでも大丈夫ということかしら。

Stiffness: BB
BB剛性


各社最も力を入れているBB剛性。ここのパワー伝達の向上をもくろんで各社さまざまな規格のBBをリリースして混乱をきたしているのは周知の事実。
面白いのは、あれだけ硬いといわれているアルミも、カーボンのハイエンドには全く歯が立たないということ。
Tarmacが僅差で首位だが、この分野は各社横並びと考えてよいだろう。

Frame Comfort
フレーム快適性


Tour MagazineによるとフォークとBBに乗車時と同じ負荷をかけた際に、サドル先端がどれだけ変形するかを数値化したもの。
ここでは左に行けば行くほど快適で、右はガッチガチフレームになる。
Tarmacがここでも首位と思ったが、意外や意外、4位でした。GIANTはISPなので納得か。
Cannondaleオーナーの方、直観的にあってますか? 
・・・ここから読み取れるのは、1週間Domaneを試乗してMadoneに乗り換えても、実はあまり快適性に差異を感じず、それなら反応のいいMadoneにしようかな?という判断に至る??マジ?

Fork Comfort
フォーク快適性


Domaneが快適性トップ。Tarmacガッチガチ。
先ほどのフォークの水平方向の剛性と等価でないのが一見不思議ですが、この快適性の算出は、Tour Magazineは以下のように説明しています。

The less the fork deforms laterally, the more safely the bike can be steered. The more the fork absorbs the road buzz, the less the hands are strained. We initially measure flex in the riding direction, the fork's lateral stiffness. The quotinent of test load and deflection results in fork rigidity measured in newtons per millimeter. (N/mm).


というわけで、結果について、これらのバイクのオーナーのみなさんはどのようにお考えでしょうか。

要するに、各メーカのトップモデルは、味付けの違いはあれど、どれも外れはないということでしょうか。
その中で、ガッチガチに味付けしているTarmacとSupersixには興味ありですね~。
MadoneとCanyonはオールラウンダーとの印象をうけますが、MadoneのH1とH2ではだいぶ味付けに差があるようです。自分的には、サイズ小さくしてでもH1にするのがよいかと。

以上、妄想の時間でした。
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7 コメント

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super six himodオーナーですが (通りすがり)
2014-03-23 01:20:28
そこまで硬い印象はありません。軽量フレームだけあって、チューブは薄いです。友人のbianchi infinito の方が硬かったです。
体重62kg、貧脚です。
Unknown (ニャロメ)
2014-03-23 08:36:39
>通りすがり様

HiModではなく、Evoだったかもしれません。原典見てみます。
・・・やっぱりHi Modでした。

全部試乗できて、数値とフィーリングを実際に経験できればいいんですけど・・・
どこかでお見かけしていたと思ったら (omi)
2014-03-29 23:01:52
散々これまで見ていたサイト主様でびっくりでしたw

さてここに載っていて長期間乗っているULTIMATEとZERO.7の比較だと『うーん』って感じですね。合っているような違うようなw

zero.7のフォークは走っている時は(私は下りのカーブなんて攻めないので)不安も不満もないのですが、停止状態でタイヤ固定でハンドルを押すと結構ぐにってしなります。(もしかしたらハンドル・ステムの剛性も効いてるかも)ULTIMATEの方はそんなことはないので相当さがあるのかなと思うのですが。

短期間の試乗だとdomane6、madone7、tarmacSL4等各1時間程度尾根幹で乗ってみましたが
 domane : スミマセン、印象薄かったです(^_^;
 madone : ホイールを自分のものにしたらizalcoと違いわかりませんでした。十分すぎるほど硬いです(同じと思う時点で自分の感覚を疑うべきかも)
 tarmac : (自分の体重でガシガシ踏んでも)しなる感じなくすごく硬かった印象があります
というところでもう一度グラフを見るとやっぱりあっているようなあっていないような。

結局乗る人間によってフィルターかかってしまうのでしょうね。
Unknown (ニャロメ)
2014-03-29 23:42:16
OMIさま
あははは、そうでしたかw

こちらもWilier Le Roiのりでしたので、話があうかもしれませんね。こちらのフォークはぐにぐにどころか剥離してしまいました・・・
フォーク (omi)
2014-03-30 00:07:00
はっ、剥離ですか!?!? フォークが!?
なんか恐ろしそうな気がするんですけど(^_^;

そして同じWillier乗りでしたか。
と言ってもスミマセン、私はまだ乗り始めてやっと2年たとうかというところの若葉マーク付きですので、↑でえらそうなこと書いたりしてますが、インプレは話半分でm(__)m
#ただの機材好きです

P.S. MADONE7.7の”長期”インプレ楽しみにしてますw
Unknown (ニャロメ)
2014-03-30 00:13:18
WilierどころかCanyonも被っていますがw
えっ!? (omi)
2014-03-30 00:29:39
あれっと思って調べてみたらTTバイクがががw

スミマセン、自分が調べたときはTTバイクは全く見ていなかったのでその辺はスルーしてました(^_^;
びっくりですw
色も同じチームな白です。

CANYONはあまりのコスパ(当時)にふらふらっといっちゃいました

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