Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

家族ハイキングの途中でオリンピックロードレースに遭遇したという話(白目)

2021年07月24日 | レース
ほんと、びっくりしました。夏の真っ盛りに山中湖で家族登山したんですよ奥様!そうしたら、登山中に偶然オリンピックの自転車ロードレースやっていて、登山道から応援したら、目の前で勝負が繰り広げられて、挙句の果てにスペインの選手からボトルを投げてもらった、という話。
ただのハイキングが一生の思い出になってしまいました(山火事対策😷


2021年7月24日真夏のこの日に、登山が大好きな倅10歳とハイキング苦手な妻と三人で山中湖にハイキングしに来ました。今日の目的地はヅナ峠を越えて明神峠です(白々😑

ヅナ峠とは、籠坂峠から三国山に連なる稜線の途中にある峠です。

ヅナ峠に直登する登山道は、地図上では見当たりませんが・・・
道なき道を調査するときはStravaのヒートマップが役に立ちます!誰か先人が足跡をつけていれば(年月のチェックは必要。古い記録は通行止めなどあり信憑性が薄くなる)

誰かが足跡つけてます。どうやら非公式の登山道があるようです。これで近道しちゃいましょう。別荘地のどこからかスタートできそうですね。

これが実際のルート。ピンクのリボンをみんなで探しながらのルートファインディングでした。日が暮れてからは絶対迷いますね。

なぜこの子はMovistarのジャージを着ているのでしょうね?
ただのハイキングで、バルベルデ師匠はいないはずなのに(虚空)

道なき道を行く。勾配はそんなにきつくなかった。

ヅナ峠にでて、やっと踏み跡が多い登山道に出ました。MTBに乗った二人組が抜いていきました。この先でなにかあるのかな?

三国山山頂に来ました。
約2kmほどの登山でした。


三国峠から明神峠を目指して下っていくと普段は静かなはずの登山道が騒がしいです。車道にでると、その理由がわかりました。今日は偶然(白目)オリンピックロードレース男子をここでやっているらしいです。

偶然ですね~(笑)

とはいえ、コロナ禍の五輪観戦ですからバブルは守らなければなりません。ルールでは歩道と車道が分離されていない地点での観戦には自粛要請が出ています。それでは、登山道から遠めに観戦としゃれこみますか。すこし降りて勾配がきついゲキサカ区間に行きましょう。

激坂区間(通称バルベルデ師匠坂)に来ました。
なぜこの子はスペイン国旗をまとっているのでしょうか。準備がいいですね~ぇ(苦笑)

ヘリコプターが三機も上空をホバリングしています。
警察の車も来て『安全に観戦してくださいね~』とアナウンスしています。
なんだ、応援OKなのかな?と勝手に現地判断して車道に降り、沿道の端っこに落ち着きました。

ご参考。この現場から上に500mくらいのところで観戦してました。

スマホの実況情報によると、明神峠わっか激坂区間のはるか手前からポガチャルが逃げている!とのこと。車列が次々と通り過ぎ、先頭がはるか彼方に見えてきました!

ポガチャルだ!
従えるのはマクナルティとウッズかな?

すげ~!
これを目の前で見られる10歳児うらやましいぞ。
この子の一生に一回の10歳の夏に連れてこれてよかった。
これにつきる。後は火事となれ😴


この地点の勾配は16~18%
ものすごい速度で登り去っていきました。




そして優勝候補ファンアールト擁する追走集団

イタリアはベッティオールかな?コロンビアはウラン先輩


フグルサングは試走時にチビ太山中湖畔で一緒した。
そしてカラパスもいる。


モレマに、クウィアトコウスキーに・・・


マイカ

先日の試走、明神峠のわっか区間でチビ太師匠と熱いバトルを繰り広げたログリッチぱいせん!


ヒルシです


ベルナールさんかな?

おお!ふもとで攻撃しまくってたレムコ・イベェネプール!

幸也が通るとこの日一番の応援が飛ぶ

そしてこの後、二人してスペイン国旗を振り回して応援していたら、
ヘスース・エラーダ選手が前を通りました。

エラーダ選手、ちゃんと沿道のちびっ子を見つけてくれました。
欧州の選手、かならず少年ファンの応援に応えてくれます。

まさにこれ!

エラーダ選手、『ベンガ!バモス!』と絶叫するチビ太を指さして、優しくボトルを転がしてくれました💛

父ちゃんやったで~♪
一週間でスペインチームボトル3個目げっと♪

この後も村長グルペットを励ましたりして一生に一回の五輪観戦を満喫しました。

現地観戦を自粛した皆様大変失礼しました。ほんとは、登山道でみる予定だったんです・・・そのために、現地を二度も事前に試走して観戦できそうな『登山道』も目星つけていたんです・・・(言い訳)

誰もいないと思って現地にいったら群衆(笑)
みんな我慢できなかったのね。

+++++++

翌日は女子レース、この日は山伏峠頂上で観戦しました。ここは観戦OKエリア。

日本語が不自由な各国チームのボトル渡し人と現地警察の通訳を即席サービスしておきました。報酬は、もちろんボトルと補給食。

この報道車、フランスから空輸したらしいですね。日本のナンバーとっていないから、交通規制下でしか走行できないそうです。

一人逃げをきめた数学博士、アンナ・キーセンホーファーねえさん

山伏峠で暴力的な追走一人アタックをかけたアネミク・ファンフルーテンファンフルーテン姉御

我が家の推しはスペインチームのMavi Garciaねえさん
試走時に明神峠の一番きついところでチビ太に優しい言葉をかけてくれました。


てなわけで、2021年7月の思い出。
ちょっと掲載が憚れたので、半年たっての更新となりました。
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磐梯吾妻スカイラインヒルクライム チビベルデ師匠最後尾からの追い上げ

2021年07月05日 | レース
小学生が出場できるヒルクライムって少ないんですよね(当たり前か)
あったとしても数キロの短縮コースだったり。そもそも小学生のレースはカップラ作っている時間で終わってしまうものがほとんど。そんな中、(小学生クラスはないものの)小4から出場を認めて頂いている、富士ヒルより長距離の32kmのモンスターヒルクライムができる磐梯吾妻ヒルクライムに行ってまいりました。レース主催頂いたLink Tohokuさんに感謝です。

走る前は『32km?へ?なにそれ死んじゃう。虐待だよ。』とか言っていたのを篭絡して走らせたところ、レース後は『たくさん前のライダー抜けたし、長距離で走りごたえがあって超楽しかった!♨泊で来年も来たい!』と太鼓判を頂きました。驟雨のレースだったのにね。

というわけでレース当日。天気は思いっきり☔


いきなり今日のMVPです。ワセリンを体中に塗って出走したところ、常に暖かく、低体温症の心配ゼロで進行できました。



オヤジは40代の部、チビ太はなんと24歳以下の若い猛獣の部へ。ぶっちぎりの最年少ですね。というか中学生すらいないわ。(特別賞ほしかったw)


父は最初っから順位度外視でチビ太伴走です。

前夜横浜から遠距離移動したので、まだ寝ぼけています。
小学生クラスで表彰台狙わなくていいので、チビベルデ師匠本人もノープレッシャーですし。

24歳以下のクラスは最後尾スタート。つまり約300~400人の最後尾からの追い上げとなります。


序盤はなるべく心拍を上げないよう、しっかりサイコンで師匠の心拍をモニタリングしながら進みます。とはいえ190とか一瞬入ってたな。

たくさん選手がいるのでどうしてもテンション上がってしまいますね。


中盤以降はようやく会話ができるまでペースも落ち着きました。

土湯温泉側のコースは中盤以降は平坦や下りもあり、高速平地巡航で脚を復活させられるセグメントが多々あります。

親子ヒルクラはいいぞ
井上さんに頂いた写真はポスターにして家に飾ろう♪

気が付いたらフォームも似てきたね。


ペースの合う人に(ミツさん)声をかけてチビ太トレインを作ったり…

国道最高地点には悪魔おじさんまでいました(笑)




ゴール!ぶっちぎりのクラス最下位ですがこれはしゃあない。
スタートから50人は抜きましたかね。

Ave 115W
163/193 bpmと言ったところ
体重34.7kgなので3.3W/kgでした

よくやった!ほめてほめて首がはずれるほど褒めちぎりました。


下りは汗で冷えたあと長距離の32kmの下りなので、低体温症が心配ですが、Mont-bellの性能がよすぎてチビ太はあっけらかんと下山。装備が不用意な他のローディは凍えていましたが。次回は絶景の晴れた日に来たいね。


32kmのヒルクライムで脚が破壊された後、レース参加者は無料温泉券がついていると聞いてテンション爆上げの9歳♪
画面から鼻唄が聞こえてきそう。

写真はイメージです。

竹芝クライマーエースとれたまさんと次世代エース候補

長距離遠征+☔のレースですが、行って本当によかった。しっかり準備すれば雨のレースも楽しいし、なによりもサーキット数周して終わりのレースでは味わえない走りごたえ感がありました。

良いレースでした。お薦め!

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