Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

チビ登山第94座 三椏咲き誇る春のミツバ岳から世附権現山へ

2019年03月29日 | 登山


大分前になりましたが3月29日のお話。
この日はお休みをいただいて春休み中で体がなまっているはずの一年生と花見に行ってきました。ピンク色ではなく黄色いほうです。
ミツバ岳だったらちょろいハイキングになっていたはずですが、権現山を追加するとなかなかのよいコースになりますね。毎年春の恒例になりつつあるミツバ岳からお届けしました。

歩くペース 0.8~0.9(速い)
Sスタート地点09:1909:44寺ノ沢09:49滝壺橋09:5010:47ミツバ岳(大出山・大嵐山)11:2212:08権現山(世附権現山)12:1812:45茅ノ丸12:52二本杉峠12:5613:36丹沢ホテル時之栖入口バス停13:40あしがら荘13:4913:50ゴール地点G



写真レポも見てね!

      


ロマンスカーに乗って松田へ。そこからはバスで丹沢湖まで。




登山口の近くにカメラの砲列が
木の梢の先にいるクマタカを狙っているそうです。




登り口直後が危険なので
十分注意して


黄色い
ミツマタの群生がみえてきたよ!


今日一番のミツマタちゃん


4月にもなろうということで、ミツマタは終盤戦












あま~い
いい香りがするよ♪




山頂につきました。ごはんタイム。






稜線をさらに伝って、
権現山 1019mに到着!


これからいく
中川温泉の集落が小さくみえます


杉林の中を急降下








中川温泉に降りてきました。
さてさて温泉ですね。
丹沢ホテル時之栖が歩いていける近くにあります。




この日はバス電車でしたので、海老名のららぽーとでデートして帰宅しました。

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チビ登山第93座 憧れの冬の穂高へ~西穂山荘から独標手前まで

2019年03月17日 | 登山



3月9日のお話
『今日登らずしていつ登る!』ぐらいの好天の下、憧れの穂高へ

毎年嫁さんが国内出張のこの週末は、雪山小屋スペシャルを前から企画していました。直前に米国ユタ州出張が入ってしまい、金曜日夕方帰国という強行日程で、かつユタから毎日チェックする天気予報はいつも曇り、しかし羽田空港について天気予報をみたら晴れ予報に変わっているではありませんか。
蓋をあけたら今シーズン三本の指に入るらしい好天!
憧れの真っ白な冬の穂高連峰、神々が住んでいそうな険しい岩稜、そして宇宙につながる濃い空の藍色の世界のなかで雪山を満喫できた週末でした。
しかし、実際の雪中行軍はくさった雪と暴風に難儀、安全マージンをとって独標手前の安全なところまで登って、撤退下山いたしました。

ずっとチビ太のよき遊び相手になってくれたカツヲ兄ちゃんありがとうございました。



ではいつものように写真れぽスタート!

     


本日の特別ゲストはザ・野生児カツヲ兄さん。
前日平湯で野宿をしてからの現地集合w


駐車場からロープウェイまで1kmちょい歩きます。


雪合戦しながらロープウェイ乗り場へ


混雑により始発ロープウェイには乗れず


高まるボルテージ^^)v


うさぎちゃんの足跡


ロープウェイを降りて、雪の森の中を緩やかに登ってゆく


深い森の視界が開けると、眼前に穂高の岸壁が!
すげぇ






お尻で下れるところはお尻で滑ります。


冬季登山用看板。夏に来るとこれは樹上はるか5~6m上に見えるそうです。




西穂山荘が近づくにつれ、勾配はだんだん急になります。


西穂山荘につきました。すっかりリラックスしてしまいます。


チビ太撮影。このように雪のカマクラを通じて入り口に至るようになってます。

この後チビ太にカメラを持たせて山荘内へ解き放ちます。


書庫に漫画の山発見!これは一週間いても大丈夫ですねw






ランチは山荘にてチキンラーメン。下界から生卵を持ってきましたよん。


部屋からは常念方面もきれいに見えました。


『ドラゴンボール全巻発見!✌』


山小屋なのに!


さて、腹ごしらえもしたし、いざ独標へ!(行けるところまで)


最初の目的地は西穂丸山。ここまでは緩やかで快調に歩けます。
ただし稜線を渡る風が半端なく強い。


はるかはるか上に独標が見えます。
風が強く、白い雪嵐がボルテックスを作っている。
本当にあそこまで行けるのだろうか。


丸山に到着。後ろが百名山笠ヶ岳。その向こうはチビ太六歳の時に訪れた日本最後の秘境、雲ノ平ですね。


風が強いのでここで上着を一枚追加、バラクラバ(忍者マスク)をつけました。




笠ヶ岳ド迫力のズームアップ!


遥か遠くに見ゆるは白山連峰。









丸山から独標まで、次第に急峻になり、風も強くなります。だんだん無言に、真剣になります。


ここが撤退地点です。きれいな三角がピラミッドピーク、その右側に独標があります。この日は登山客でにぎわい渋滞がおきていたそうです。遠目からも人がたくさん山頂に乗っかっているのがよく見えました。


神々の住まう峰々
って感じがします。

チビ太にっきより
西ほどっぴょう手まえ
ここで『ゆうきあるてったい』しました。
このさきにあるふうけいがたのしみです。


いやしかし、小学校一年生でよくここまで来たよ。
えらい!






風はいよいよ爆風となり、完全に横殴りに。


肌の露出部にあたって痛いです。BS百名山のコーナーで学んだ耐風姿勢をさっそく試していたチビ太


滑落ごっこをして遊ぶw


ピッケルをカツヲ兄ちゃんから奪い、武器を手にして大興奮。
来年はマイピッケルが必要かなぁ?




下れば下るほど、七歳児のテンションは鰻登りにw








遠く焼岳や白山を望みながら降りてゆく


降りてきました


カツヲと西穂


西穂山荘の前には、滑落防止訓練につかわれるような斜面があります。


で、こうなるw


当然ですけどね。


この笑顔! ^^)v


雪遊びが楽しくて仕方ない様子


さて、同行の物好きなカツヲ氏はテン泊です。


悪い大人とかんぱ~い!




夜はテントの中でウイスキー飲み交わしていました。
この後チビ太もテントの中に入ってきて
『おぇー酒くせぇぇ~』といって逃げていきました笑




晩御飯です。とってもボリュームがあり、美味しい!
でもチビ太は昼寝中たたき起こされたため、ご機嫌斜め


西穂山荘の支配人は天気予報士でもあります。
槍穂高の地形、ひとつひとつのエリア別の地形とそこにあたる風、湿気をもとにした詳細な天気予報にびっくりしました。すごい。


すっかりなかよし♪


夕食のあとは夕陽ショー




空中浮遊w


朝食前、満天の星空を見上げていました。
朝の5時前。


この写真はネットから拝借


よ~く目をこらすとオリオン座
穂高岳に至る稜線と常念岳の上に床の上にビーズを散らかしたような満天の星空☆


朝3時に起床。ぐっすり寝ました。
やることないんでストーブ挟んでおしゃべり


寒い山荘ですが、ストーブが二台山荘を暖めています。


翌朝
前日遊び足りなかったのか、一人で雪+ピッケル遊びしてました


雪山放牧子育てメソッド


名残惜しいですが下山します。
お尻そりで楽チン楽チン♪


昨日途中まで登った稜線が見えました





ラッセルラッセル♪










お~!槍が見える。


ズームアップすると小槍も見える。




昼ごはんは伊那北までいってソースカツ丼の聖地『まつくぼ』へ
カツ300g大人三人前


やわらかくて厚切りでジューシー♪
「カツ丼は飲み物です」


本日最後の登り、登りきりました。

コース状況/危険箇所等
丸山から先は雪が柔らかく、稜線を渡る風も強かった。
10本爪アイゼンでは急登で難儀します。ストック二本か、ピッケルがあればもう少し登りやすかったか。独標直下には至っていないので、危険箇所はそこまではなし。


出発時刻/高度: 10:16 / 2145m
到着時刻/高度: 08:30 / 2144m
合計時間: 22時間14分
合計距離: 6.54km
最高点の標高: 2555m
最低点の標高: 2105m
累積標高(上り): 486m
累積標高(下り): 499m

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