Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

早起き雪見トレラン ヤビツから塔ノ岳往復

2019年01月27日 | 登山


雪山に行きたいが、朝10時前後の門限だった昨日は塔ノ岳へ。ふたを開けたらバージンスノーの稜線を鹿の足跡を目印に走る極上の稜線独り占め雪見トレランだったというお話。



山頂折り返しが7時半くらいで、横浜駅帰還がけっきょく10時半でした。

一年で一番寒いこの時期、朝暗いうちから自転車に乗るのはいまいちモチベーションがあがりません。土曜日は門限10時前後だったので暗いうちから丹沢でトレランしようと金曜日から心に期していました。コースは大倉尾根の予定でしたが、真っ暗で眺望のない中ライトに頼って走るのもつまらない、それなら朝焼けを背中に受けながら表尾根から走ろうと途中で予定変更。こっちのほうが途中の景色が見事だしね。

出発時刻/高度: 05:48 / 777m
到着時刻/高度: 09:16 / 788m
合計時間: 3時間27分
合計距離: 15.45km
最高点の標高: 1462m
最低点の標高: 682m
累積標高(上り): 1437m
累積標高(下り): 1424m

    


ヤビツ峠出発は5時48分。二ノ塔直下までは闇の中ライトを頼りに急ぐ。


朝日を背中にうけながら。


三ノ塔から烏尾山までは気をつけて下ってゆく。薄雪が登山道を覆っているので、下りが一番気を使う。


天気は快晴、バージンスノー、人っ子ひとりいない稜線を独り占めしながら先を急ぐ


そろそろ街が起きて来る時間だな。ちょうど頭の後ろが横浜だ。


塔ノ岳山頂がみえた。標高1400m付近より上の木々に樹氷がついている!


なんとか予定ぎりぎりの7時半に山頂についた。
いつもは登山客でごったがえす山頂には誰もいません。


ワイドレンズの端っこにたつと痩身効果があるな~笑
これからはこのアングルでw


1400m以上の北斜面の木々に樹氷。
気温があがったら溶けてしまいそうな、儚い氷たち
雪が積もったというより、空気中の水分が氷の結晶になって地面につもったような様子でした。


極上の雪見トレラン


さて、帰るか。結局水も食事も一切なしで折り返す。
さすがに帰路烏尾山で一度休憩。ここでやっとしたから登って来た本日初のハイカーと交錯。


行者の鎖場。このように滑りやすいので細心の注意を。


本日一番ゆっくり歩いた区間です。
へっぴり腰で撮影。


本当に横浜に10時帰れるのだろうか?


お地蔵様は今日も丹沢を行く登山客の安全を見守っていた。
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チビ登山第91座 作治小屋から丹沢最短ルートの天神尾根 花立山荘で撤退

2019年01月23日 | 登山

マイナールートで丹沢に行って来ましたが、天気予報とは裏腹に途中で雪が降ってきて、風も強かったので途中であっさり撤退したというお話。


使ったのは作治小屋から急登につぐ急登の天神尾根。ただひたむきに眺望のない杉樹林帯を登り詰めて塔ノ岳へと至る丹沢最短ルート。

途中標高1200mあたりで天候が急変、雪が降ってきた上に暴風で気温マイナス3℃、体感はもっと寒くなっていたので花立山荘で撤退。チビ太と『山のラーメン屋に行った』ことにしようということで納得。作治小屋から天神尾根の急登を使いました。修行系のマイナールートですが、おかげで速攻12時に下山、なぜか昼の二時に高島屋のブティックを闊歩する泥だらけモンベラー親子。
早く帰宅すると家族全員で過ごせてよいですね。紳士服売り場で散財してしまいました。

コース状況/危険箇所等
天神尾根は道が荒廃していますが、迷うことはない。とうの昔に整備したあと、ずっと放置されているような登山道が複数錯綜していますが、リボンをしっかり探していれば不安はないです。ただし、一部丸木の階段が老朽化し固定されていないので、下山時これに乗っかると勢いよく転倒する恐れあり。そこだけ注意。

   それでは、写真レポスタートです!   


朝茅山荘に駐車して、まずは作治小屋まで1kmのウォームアップ
こういった林道を走ると、四駆が欲しくなっていかんですな。


作治小屋が見えてきました


昨夏ここに来たときは、ヒルにやられたな・・・


あの尾根に取り付くんだね~。ここから見ても急登なのがよくわかる。


戸沢の出合にきました。橋を渡ったらいよいよ本格的な登山道のスタート!


登り始めると、前方になんかいますよ!?


ほら(笑顔)


親子の鹿ちゃんでした。
チビ太『おいしそうだね』
そっちかいな!


丹沢最短ルートの天神尾根は、裏をかえせば丹沢最急登クラスということですね。


樹林帯の中の急坂が永遠に続きます。急坂LOVEなチビ太は特にゴネることもなく、たんたんと登ってゆく。


今日は特に先を急いでいなかったので、ゆっくり。いつの間にかバカ尾根に合流していました。


合流すると花立山荘まではすぐ。このころ霰が雪に変わって、風も強くなってきました。たまらず花立山荘に避難。


「おしるこ」ののぼりに引かれて小屋に入りましたが、ラーメンをメニューに発見。


鼻の下がいつもより二倍の長さに伸びています笑笑笑
まったく分けてくれませんでした。


今日はここで撤退しちゃおう♪そうしよう♪
マイナス2℃で風もつよいし。


さっさと下ってママに会うんだ~♪




まさかこの尾根を下りで使うとは!というくらいえげつない下りでした。


見てくださいこのタイムスタンプ。(13時10分)
昼の1時過ぎには横浜駅に帰ってきて、泥だらけの靴でグッチのブティックに入ろうとしたら白い目で見られました。


出発時刻/高度: 07:16 / 493m
到着時刻/高度: 11:17 / 495m
合計時間: 4時間1分
合計距離: 6.67km
最高点の標高: 1294m
最低点の標高: 492m
累積標高(上り): 893m
累積標高(下り): 851m

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チビ登山第90座 陣馬山から高尾まで初チビトレラン縦走

2019年01月14日 | 登山



厳しい寒さが続き、すっかりインドア派になってしまいそうな今日この頃。雪山に誘ったところ警戒され却下。『小さいときに登ったお山、「じんばさん」とかで「ふりかえり」とかならいいよ~』と条件付承認。
軽くハイキング・・・『いいよ~じんばさんちっこいお山だから楽チンだよねぇー』と甘言を弄し誘いだし、まんまと16kmトレラン縦走に書き換え。『はぁ?高尾まで歩くの?聞いてねぇし👊』とブーブー言いつつ、チビ太はゆるハイキング詐欺を楽しんでいた様子。

「ふりかえり」という一点では陣馬山頂の清水小屋で、4年前の自分の写真との奇跡の出会いがありました。これについては写真にコメントをつけておきました。うれしい偶然。

実のところ、うどんを食べて走り始めた直後、正月空けてからの風邪ですかっりなまって重くなった体を支えきれず前腿筋が激しく攣ってしまい、痛さをだましだましの行軍。けっこう辛かった。

終わってみれば速攻登山で、3時に横浜駅近くのポケモンセンターにいるときは
父『今日山の中で16kmも歩いたのに、なんで3時に横浜にいるんだ!?』
チビ太『走ったから半分の時間で下山できたんだね!』
という泥だらけの靴の二人による会話があったとかなかったとか・・・

出発時刻/高度: 08:11 / 354m
到着時刻/高度: 13:09 / 465m
合計時間: 4時間58分
合計距離: 15.85km
最高点の標高: 845m
最低点の標高: 354m
累積標高(上り): 1132m
累積標高(下り): 1015m
ゆるふわリハビリハイキングだとなめていたらコースタイム6時間20分のところを3時間40分でそっこー下山。



それでは写真レポすたーと!


朝5時45分に自宅出発。
高尾駅7時35分の臨時バスに間に合いました。


上が2019年7歳
下が2015年3歳


バス停からは1時間10分の登山。標高が600m近くになると北側斜面に白いものがちらほら。


トラバースに入るともう真っ白。北側の陣馬から登って正解。




余裕を持って登ったので、ここまでまったく体力消耗なし。


晴れの天気予報は外れ。
大パノラマはまたのお楽しみに。


寒い寒い
はやく山小屋であったかい物を食べましょう。


いつもの清水小屋さんに行きましょう。あったかい麺類を食べてほっとしていると・・・んんん!?なんだこれは???


小屋の片隅に写真が飾ってあるのですが、その中にある一枚。
これって!!!まさかの!!!???


『おとうちゃ~ん!小さいときのおいらだよ。』
どうやら4年前のあの日、われわれの姿を撮影したカメラマンの人がこの一枚を気に入ってもらったらしく、SNSに公開するわけにもいかないので小屋に寄贈してくださったらしいです。なんという偶然でしょう。


4年前の記念写真と背比べ
ちっこいなぁぁぁぁぁ


陣馬山からは長い稜線をたどるトレランにはもってこいのコース。当然のことながらこうなる。


山の中を歩いたり、走ったりする人は多いですが、スキップして進んでいく異彩な二人。


走ると長い道のりもあっという間ですねぇ。


最近チビ太の荷物をもつようにしているので、軽そうです。
持ち物はハイチュウだけ。


シェ~!
景信山に着きました。
ポーズが昭和です。


景信山山頂では、三箇所同時餅つき大会をしていました。


なめこ汁は、ここに限るな!
福島県産のぬめぬめがたまらん。




16kmちかく歩きはしって薬王院へ


4年前のボクと

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