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"It never gets easier, you just go faster."

チビ登山第89座 猪鹿肉をもとめて大室山~加入道山(茅ノ尾根ルート)

2018年11月28日 | 登山


昨年に続き、鮎ママことT野様主催の恒例イベント、猪鹿蝶祭りへと道志村に行ってまいりました。昨年美味しい鹿肉BBQに舌鼓を打ち、後日猟師さまから猪肉を2kgも頂いて猪肉パーティをするきっかけとなったイベントです。




昨年は西丹沢VCから犬越を越えて現地入りしましたが、到着が日が暮れた後になってしまいましたので、今年は時間に余裕をもって(ほぼ)周回コース、前日地図とにらめっこして茅の尾根から大室山にとりつくことに。地図上はバリエーションルートになっていますが調べるとさほど危険な箇所もなさそうです。ふたをあけると4kmで1100m登る大変な急登でしたが、チビ太が不満ももらさずなんなくクリア。山頂付近ではいつものように千切られそうになりました。

去年も同じ印象を持ちましたが、西丹沢は山に入る人間が少なく、静寂な山行ができます。特に茅ノ尾根はマイナーすぎでなんと山頂に至っても3時間人類に出会わず。時折里山から聞こえる鹿や猪を追い回す猟犬の声、谷間にこだまする銃声だけが山登りの友でした。親子の会話を楽しむなら西丹沢がいいですよ~♪


頂上にでてからの稜線は西丹沢らしい山深く高度感のあるもの。富士山は終始雲に覆われていましたが最後に顔を覗かせてくれました。チビ太は終始ルンルン♪と鼻歌まじりで先を行きます。大室山から加入道へ至る道の途中には木道の階段を伝いながら谷間に落っこちていくような雄大な区間が時々あります。


加入道避難小屋から道志の湯にぬける下山道が台風の影響か崩落により通行禁止のこと、一瞬絶望し長い距離の登り返しを覚悟しましたが、近くに獣道を加工した?迂回路ができていました。危険な道では声をかけあって注意しながら下山、最後はチビ太の調子があがってきてトレラン発動、予定より1時間早く下山することができました。標準コースタイム1に対して歩くペース 0.6~0.7(とても速い)となかなか良いペース。

皆様や岳友そーま兄さんと合流して温泉に入り、大原荘での夕食はお待ちかねの猪鍋。時がたつのを忘れる楽しい晩餐でした。10時には就寝していましたが、記憶にございません・・・

翌朝宿の主人に鹿肉と猪肉をおすそ分け頂きました。これで今年も自宅でジビエパーティができますな。

出発時刻/高度: 08:30 / 489m
到着時刻/高度: 14:42 / 665m
合計時間: 6時間12分
合計距離: 10.15km
最高点の標高: 1573m
最低点の標高: 455m
累積標高(上り): 1330m
累積標高(下り): 1145m
カロリー2,576

それでは、写真レポすた~とっ!
     


今日のスタートはこちら。自転車でなんども通りましたが、ここがスタート地点になるんだね。おばちゃんからホカホカのお饅頭を買いました。


つり橋を渡ると急登のスタートです。


傾斜がよくわかる。


ふみ跡がすくなく、ピンクのリボンがないと道迷いしそうな広い尾根。尾根に乗っかるまでは道迷いに気をつけましょう。


前日のランニングの筋肉痛をストレッチしながら、いてて気持ちい状態の登りが快感♪


下の方はまだ紅葉が残っています。それにして誰もいない、静寂な山登り。


久保の合流まで来ました。急な坂道がず~っと続くよ。


高度を上げると、蛭ヶ岳や檜洞丸が近づいてくる。


ふもとから猪を追う猟犬の声が聞こえ、その後数発の銃声が山間にこだましました。


『惚れ惚れする急坂だねぇ』とはチビ太談

『尾根にとりつく』『尾根にのっかる』
新たにチビ太の辞書に加わりました。


蛭ヶ岳山荘もくっきり


踏み跡が少なく、広い尾根ですがピンクのリボンがいたるところにあるので迷うことはありません。チビ太はリボンを見つけるのが非常にはやく、ルートファインディングは最近全部丸投げ状態です。




すっかり葉を落とした枝の間から大室山の頂上が見えました。ここから1時間くらいかな?


今日はママが写るんですをくれました。大切に写真をとるよ。これはなかなかいい企画だったな。


頂上が近づくと、北面斜面にはうっすらと雪が。


ゴールが近いのをさとったか、いきなりペースを上げ始めます。心拍が150に突入しました。


広い尾根。山頂まではもうすぐ。


日陰は寒く、日向は暖かく、体温調節のための脱皮休憩が多くなります。


『犬』越からの~っ


『大』室山っ!
人文字で表現してもらいました。
#左右違う


犬越からの合流地点にベンチがあり、眺望がよいのでここで皆さん休憩しています。今日最初の人類との遭遇はこちら。
ランチはきつねうどんとチキンラーメンに生卵を落として。


これで今日の登りはおしまい♪ルンルンと鼻歌が聞こえてくるでしょう?


冬枯れのブナの木。空をつかもうとしている。


標高1555m地点でラーメン休憩していると、犬越方面から大きなザックを背負った中学生?の一団が。どうやらこの山岳部は去年チビ太がたどったコースを登っている様子。それを聞いたチビ太『ぼくも入部していいですか?』『リーダーやれるよ』
ってなにこの上から目線・・・😅


高度感のある稜線歩きは蛭から西の丹沢ならでは


今日の宿がある道志村が見えました!ここからだと標高差1000mくらいですね。






んん?なんか見えてきた?


ずっと隠れていた富士山がやっと姿をこれから見せ始めます。


谷間に落っこちていくような高度感。




加入道避難小屋にて。ここはいつか無銭宿泊したい。


道志の湯にいたる道は崩落のため通行禁止でしたが、少し近くに迂回路ができていました。


これがその迂回路。獣道っぽいです。


チビ太大興奮♪


距離にして100mもないかもしれませんが、見事に崩落していました。


この登山道は足場が悪いので注意して下りましょう。


鳥の胸山かな?


高度を下げると紅葉がぎりぎり残っていました。










ここで今日の登山はおしまい。温泉にとつげきぃ。


大原荘にて。子供同士で遊んでくれるので放置プレイ。


宴会開始のタイミングで本部長到着。ネクタイ姿は初めてみました。


わるがき子供ビールでかんぱ~い


キッチンでは猪鍋の準備が進んでいます。狩りのシーズンは11/15日からですが、この個体はそれ以前、害獣駆除で狩猟された猪のようです。11/15以降の猪は加速度的に脂がのってくるそうですよ。忘年会シーズンと一緒ですね。






🐗🦌
猪肉と鹿肉のブロックを入手しました。ムホホホホ。ウヒヒヒヒ♪

ちなみに害獣駆除目的でない狩は11月15日に解禁。これからどんどん冬に備えて肥えまくった猪肉が増えてくるそうで、この肉はまだまだデブ活が足りないそうです。もうすこし肉を追加購入しないとだな。


翌日は三国峠で富士山の広大な裾野を愛でてから、帰宅。帰宅は12時でした。


本日の日記

コメント (2)
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晩秋の瑞牆山・野辺山紅葉狩りまったりツーリング

2018年11月04日 | ツーリング

2018年もオフシーズンとなりました。
紅葉ポタリングに行きましょうと、募集をかけましたが必要以上に警戒されている模様(自業)。
ツーリング好きのK田大先生に当たり、コース図も添付して送付したところ、K田大先生とISOYA若手のホープT村くんが釣れました(ヤッター)


緩ポタを企画するとよく警戒されて誰も来てくれませんが、昨日のそれはなかなか好評な紅葉ツーリングでありました。
K田さんT村君も満足していただいたようで、よかったよかった。
これで警戒心を解いてくれたようですので、次回は本物のポタリングに招待できますね
щ( ̄∀ ̄)ш ヶヶヶ


朝8時半過ぎに韮崎を出発。この時間だとあずさより普通列車のほうが先着です。
帰路は韮崎4時38分のホリデー快速をねらうとよいでしょう。


このコースは瑞牆山、野辺山まで延々と登り基調。なんと、駅のホームから登り基調が始まってる。
K田さんに気持ちよいペースで牽いてもらいます。今日はあくまでポタなんで、先頭をひくときは心拍を140台におさめるようにペースメイク。それでもすべて登りなので徐々に削られます。


増富が迫ってくると高度はあがり、山すその錦秋の紅葉が迫ってくる。


ダムにつきました。


ダムの近くにある鹿ラーメンで昼食の予定でしたが、開店まで後1時間以上もあるので、ルート変更。増富温泉経由でみずがき自然公園へいくことにしました。


増富ラジウム温泉を過ぎるとクリスタルラインが始まり、紅葉につつまれた黄色と赤色の世界を林道がうねりながら登って行く。朝の木漏れ日が作り出す明暗のコントラスト、ため息がでるほど美しい。

登りが想像以上に長くてきついのですが、誰も不満を言わない。不満を言っている暇があれば紅葉見ろ、ということか。





日向は暖かいが日陰は本当に冷える。ヒルクライムで汗をかいているので汗冷えするからか。森は確実に冬支度がはじまっている。




きついですけど、会話しながらなのできつかったらしゃべって紛らわせるのがよいね。


やっと目的地の瑞牆山が見えてきた。


ここまで2時間半。1000m以上登ってきて大分腹ペコになってきたので、瑞牆山荘名物のてごねハンバーグを開店と同時に注文。
いつきても腹に染み入る、本当に美味しいハンバーグです。登山者向けにすこししょっぱくしているのかな。
みんな秒食。あっという間に平らげてしまいました。
犬のようにプレートについたソースを舐め舐めしたかったのですが自重w


今年ここに来るのは三回目、自転車二回にチビ登山一回。


この芝生、きれいですがよく見ると鹿の糞だらけ。夜はさぞかし鹿祭りになるのでしょう。



一度下ってから、信州峠への登り返しは300mほどの標高差。これは景色がよかったのでサービスカット

道は広くて交通量少なく、登りやすい峠でした。
頂上はたいへんアンチクライマックスで、峠の名をしるした看板ですらない。
というわけで写真はなし。


信州峠を越えると長野県川上村。ここはレタス生産高日本一の、北海道のような広大な土地が広がる地域。
一踏みでファンになりました。

この一本道で53-12Tを踏み切ってしまい、最高速88km/hを記録。それでもまったく恐怖心を呼び起こさない、広い一本道でした。


川上村から野辺山の最高標高地点までへは、吹きさらしの向かい風ゾーン。
いくら踏んでもちっとも進まず大疲弊。何だこの向かい風は??←風の又三郎ですよ。ここは八ヶ岳山ろく。


見よ、この圧倒的な旅情感。やはり架線がないのはすばらしい。
路傍の撮り鉄らしきおじ様に
『次のキハはいつ通過ですか?』
『40分後かな』
と聞いて即去り。


向かい風に大ダメージをくらって、ヘロヘロになって野辺山駅に到着。で、駅近で出会ったのがこれ。


幼少の頃、おいらはこのポッポ牛乳で育ちました。元気な体をありがとう。

野辺山から韮崎には長い長いダウンヒル。平均速度48㎞で飛ぶように降りて行きました。

95.13km
4:12:14
1,660m
Av 196W
平均スピード 22.6km/時
最高スピード 88.6km/時
心拍数 129bpm/161bpm
カロリー 2,743


あけて日曜日はお久しぶりのISOYA朝練。二日で200㎞走っているので足が重い。フレッシュさゼロ。
往路は若者に先頭頑張っていただき、ポイントだけもがく作戦で、今日のテーマはスプリントトレイン発射台練です。


『55~60kmまでひっぱるから発射台にしてくれ~』とお願い。追い風だと思って60kmを狙うも、やや向かい風?で55kmどまり。最後Tezzさんが前方に発射されました。門限に間に合うように急いでいたのでアシストできてよかった。

56.16km
1:49:18
Av 221W MAX 1097W
平均スピード 30.8km/時
最高スピード 56km/時
心拍数 139bpm/182bpm
カロリー 1,549

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