Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

【玉砕】シーズン開幕 JCRC修善寺【焦付】

2008年03月29日 | レース



桜チル。
10km走っただけですが、先週の伊豆半島一周240kmより苛烈な10kmがあることが、よくわかりました。2008年レースシーズンも開幕し、自分の実力と立ち位置がよく分かりました。苦手は練習で克服し、得意はレースで伸ばしましょう。
ジグジョー
ニャロメー


waki号とにゃろ号に分乗し、一路修善寺を目指す、多賀から超える山伏峠の勾配に、車内は大興奮♪


戦闘服に着替えアップを始めます。この頃はこんな調子でおちゃらけていますが…

<以下レースれぽ>
まず一周試走する。
とうぜん試走集団から逃げ、一位でゴール!
無駄に体力を消耗する。何なんだこの激坂周回コースは…

へとへとに疲れ果てた体に、無情にも「Xクラス集合でーす」のアナウンスが
10分もおかずスタートです。
Xクラスは2周回10kmのロードレース。このコース、簡単にいうと
だーんと下って、うねうね延々と登り、まただーんと下って、うねうね延々と登る
つまり、
「下りの勢いで登り切れない」
「平坦で集団の力を利用できない」
ようするに、小柄なパンチャー向けコース。登坂力とスピード維持が全て。
特に、伊豆半島特有の「無平坦」、これは本当に涙を誘います。

うぅぅんこれはきついぞ…しゃれにならん。

バイクに先導されローリングスタート
最初の下りで7位くらいにつけるが、登りセクションで10人くらいに抜かれる。ヤバい…
その後の下りで追い返そうと前へ出ると、さすが下り番長86kg,一気に20人をパスし先頭へ。足をとめてもあれよあれよと先頭にでてしまい、後ろを振り返ってもだれもいない。
だが、甘い夢も秀峰亭に続く登りセクションであっさり打ち砕かれる。また10人くらいに抜かれた。心拍は常に190を越え、ありえないキツさ。だがこのペースでなら10位はなんとかなるか?と思った矢先、
チェーン脱落。

あわててコースサイドに自転車をとめ、チェーンをつけ直し、再開。
またチェーン脱落。

これから一人旅に…モチベーション激減。
そして二周目では高校のマラソン大会以来、右脇腹にさすような痙攣が。
とうぜん息は血の味がするし、喘息気味になるし・・・
結局2周目は走っただけに終わってしまいました。

次はFクラスで入賞目指します。


Eクラスのwakiさんは絶好調!10位以内に入れば焼肉叙々苑、優勝すればマ丼ゲットだ!
一周目は4位通過。靴下ゲットならず!


最終周回で前を指し、馬のように目と歯をひんむいてゴォーォォオオオオルゥゥゥ!
ヒヒヒヒヒィィィーーーン!


内々で表彰式です。鰤さん次は同じクラスですね♪よろしく


レースはお昼には終了し、おなかをすかせて宇佐美干物街道へ


昼食は熱海は宇佐美の「藤哲水産」だぁ!
鯵の押し寿司。
鯵を鯖と読み間違え、おばちゃんに怒られる鰤さん。「鰤」の名がその瞬間泣いた…
疲れた体に寿司酢がしみるのなんの


話は前後しますが、熱海から十国峠を目指すと、富士山がこんなふうに頂上でお迎えしてくれます。どうよ?どうよ?


私は焼き魚定食をオーダー。カマスと鯵ミリン干しでした。泣けるうまさ。カニの味噌汁も大盛海岸です。わしゃわしゃと食う。




桜も今週いっぱいですかね?

とにかくありえなくきつく、ショッキングな今期第一のレースでした。
レーシング速度に体がびっくりしたみたいです。徐々に慣らし、びっくりしないようにすればいい方向に向かう筈!

伊豆半島エキストリーム・ポタリング

2008年03月23日 | 長距離


~多様化するサイクリストのニーズにこたえる新企画、ニッチな週末サンデーサイクリストに送る癒し系サイクリング~
次回ポタリング開催予定地を、視察してきました。今回のテーマは通常のポタリングでは飽き足らなくなった、『初~中級』サイクリストに送る、
『伊豆半島ポタ・スーパーリッチ』

Table of Contents
1 はじめに
2 終わりに
3 Away With Tailwind: 風を背に受けて
4 Burning Germination: 萌ゆる春、燃ゆる乳酸
5 Beyond the Littoral Ridge: 静謐なる西伊豆
6 No Gain, With Pain: 一歩前進、一歩後退
7 No End In Sight: 絶景に囲まれて、アスファルトを見る
8 Mountain Hideaway: 月夜の露天風呂
9 Rendezvous With Destiny: 邂逅へ、走り続ける
10 Seniority Acknowledged: 年功序列型社会
11 Your Favorite Route: 長後街道に連れてって

伊豆半島一周① 横浜>熱海

伊豆半島一周② 熱海>妻良

伊豆半島一周③ 妻良>修善寺

伊豆半島一周④ 修善寺>名古木

伊豆半島一周⑤ 名古木>横浜

1 はじめに
マニュアル計算による累積獲得標高…5040m
うちヤビツ峠、山伏峠、土肥峠を除く…3200m

走行距離(一日目)…270km
走行距離(二日目)…140km
走行距離…410km

平均速度…22.0km
最高速度…79.5km
消費カロリー…10,000kcalを越えるとネコメーターは計測不能となるのでおじゃる

2 終わりに
所感:ベリー苛酷
ISO (Isoya Standard of Obaka)…取得済み
疲労度…60M(1M=蓑毛)
一日の疲労度は、平坦320km分に匹敵

次回開催:年内
参加予定:ヘイ、ユー。これを読んでいる君だ。

教訓①:家を12時に出るべし!
教訓②:足湯マップを作るべし!


3 Away With Tailwind: 風を背に受けて



春分の日の翌日。関東は10m近い北風が吹いていた。西へ西へと逃げられれば、雨雲から逃れられる。なんとなくロングライドの行き先は、伊豆へと決まった。抜錨は早朝4時半。

上段左:酒匂川を渡る頃、夜が明け始める。134号線で早朝6時台なのにトライアスリートとばったり。二人で45km/hでちぎりあい無駄に体力を消耗する。
上段中央:真鶴道路が近づいてきた!小銭用―意!ようそろー
上段右:料金所突破したらどうなるんだ?
中段左:キタキタキタ伊豆名物アップダウン。無駄に上がり、無駄に下がる。これをロボットのように繰り返す。
中段中央:熱海に到着。この時点で7時半。まだ横浜まで自転車通勤圏内として妥当。
中段右:宇佐美、網代ひものタウン通過。漁港(海抜0m)から、ここも200mくらいのぼる。
下段左:東伊豆。走りにくい。路側帯が狭い上、車のスピード抑制用の凸凹が白線に施されていて、白線の上を走れない=走るところがない。東伊豆を走る際は、己の存在をアピールするため強力なリアライトを常時点灯しなければならない。トンネル狭い。トンネルの中登っている。(涙)
下段中央:伊東で8時半。つまり横浜に勤務した場合、伊東からジテツーできる。ものすごくモチベーションが高い日のみ。伊豆高原(おい!高原!?)までえっせらほいさと登ると、向かい風15kmがお出迎え、そして前輪パンク。もうやってられねぇ。
(ノ`m´)ノ ~┻━┻ (/o\) お父さんやめてー
下段右:伊豆高原に到着。ん?湯気がたってるよ?

4 Burning Germination: 萌ゆる春、燃ゆる乳酸



上段左:足湯だ!今ツアー1回目の足湯です。
上段中央:5分も立つと血液中の乳酸が流れ出します。いいねぇいいねぇ。
上段右:足湯で乳酸を血液中から追い出し?足も軽やかにクルクル回りだします。足は軽くなりましたが無駄なアップダウンは永遠に続く。
一つ登れば…
中段左:また一つ降りる…
中段中央:河津まで下ってきました。河津桜はすっかり葉桜になっていましたが、代わりに菜の花が満開。
中段右:暇なので自分撮りを敢行。ここまで、一部を除きほとんど平坦区間なし!伊豆半島にある町は基本的にすべて漁港町。そしてその町と町の間には山があり、その山の尾根に温泉がある。こんな図式を阿保みたいに繰り返す。漁港>登り>尾根>下り>漁港、はい、これを100回やれば伊豆一周。
下段左:むぎー。また上り始めた。
下段中央:無駄に高い!
下段右:12時ジャストに下田に到着です。ここまで自宅から丁度160キロ。まさにポタリングにぴったり(涙)。今回は自分への戒めのため輪行袋はなし。

5 Beyond the Littoral Ridge: 静謐なる西伊豆



上段左:下田で足湯。再び乳酸を飛ばし、足をモミモミしていると、隣におばちゃんが座った。
あの質問が来る予感…98%
2秒後

「兄ちゃんは競輪選手?」
キター

誰かこの質問へのうまい答え方教えてください。
上段中央:サドルがお尻汁でテカテカしています。
上段右:もうすぐ弓が浜、石廊崎ですが、ややハンガーノック気味。西伊豆に回りこむと、一気にコンビニが少なくなります。
中段左:補給のタイミングを誤り、ヘロヘロ状態で昼食。岩海苔そば、近海握り寿司を頂きました。勘定を済ませ窓の外を見やると、サイクリストが二人通過!仲間捕獲!と勇んで追跡開始しますが、この二人はこの後の妻良への峠で道端で足ついて休憩していました。カッコつけて抜かした手前、ゆっくり峠を登れず、足を使いながら妻良への登りをヒーヒーこなします。
中段中央:このあたりから、伊豆一周サイクリストにとっての天国でもあり、バミューダトライアングルでもある西伊豆妻良~雲見~宇久須区間です。過去数多くのサイクリストがここで昇天したらしい…合掌…(uso)
中段右:町と町の間が、山ではなく、200m級の「峠」になります。
下段左:あの…どうせ下るのは分かっているので…あまり登らないでいただけないでしょうか…?
下段中央:ここで達成感を味わってしまうと、この後峠の茶屋が10軒あっても足らん!スルー!
下段右:おいおい…高いんですけど…

6 No Gain, With Pain: 一歩前進、一歩後退



上段左:よーし登りおわりー!下り開始!この後の次のコーナーから登りがはじまったのはいうまでもない。
上段中央:昭和のかほり漂ふ西伊豆
上段右:野生のサルの生息地として知られる波勝崎。このあたりからダンシング多用に切り替えます。といっても足をまったく使わない、時速9kmのハンドルバー上で腕立て伏せをするダンシングです。
中段左:静かで光り輝く西伊豆。ジグショー今度は電車で来てやる!
中段中央:今回のツーリングで留意したこと「下り坂で脚を止めない」。どんな下りも脚をスピンさせ、「乳酸を散らす」。
中段右:道端にポンポコ狸がいました。2mに接近して「オラァー!」と叫んでも無視されました。
下段左:漁港まで下るのはいいんですよ。この後がねぇ…
下段中央:♪雲見の港はヨォー(作詞:さくぞう)
下段右:海の色も西伊豆に入りブルーが淡くなりました。

7 No End In Sight: 絶景に囲まれて、アスファルトを見る



上段左:雲見。本当は無料の露天風呂ですっぽんぽんプリケツ記念写真を撮りたかったのですが、道路標識を見落としました。
上段中央:いや~絶景。絶景。写真をとったアスファルトに目を落とし、もくもくとこぎ続ける。
上段右:松崎手前で200km突破。本日中に300kmに届けるには、夜8時以降に箱根級の峠を越えなければならない。そんなことをやっても、ブログのネタ以外になんの意味もない。だんだん弱気になり戸田や修善寺の宿情報の提供をYOMEに依頼する。
さすがに大昔添乗員経験あり、あっというまにメールで激安民宿情報リストが来ました。
中段左:松崎。またも足湯をめざとく発見。乳酸を飛ばし、今回一回目のドーピングタイム。Red BullとリポDでシャッキリンコする。
中段中央:それでもまだ登る。こうやって後日書いていても腹が立ってくる。
中段右:土肥が近づくと、富士山が目の前に!
下段左:雪がなくなったあたりが五合目かな?うーん心拍があがりますね!
下段中央:もう一山越えると、この延々と続いた漁港>山>漁港>山の煉獄からも開放される…そしてその先には別種の怪物が鎮座していた。
下段右:今晩の晩飯、風呂、白い布団にありつくため、土肥峠を越える。

8 Mountain Hideaway: 月夜の露天風呂



上段左:500m位の峠ですから、「なんだ1半原」かと高をくくっていましたが、なんのなんの、50分くらいかかりました。
上段中央:夕焼けとともに登坂開始、登り切ったら満月が山の上に浮かんでいました。
上段右:YOMEさん情報を元に、修善寺温泉街にある温泉民宿に避難。飯を液体のように飲み干し、風呂に入り、プシュー。この後洗濯。
全身をサロメちり、ストレッチをして、3秒で寝ました。
中段左:朝起きたら天使の羽のように浴衣がはだけていました。パンツがあったがどうかの一点に関しては、回答できません。
中段中央:温泉民宿「福井」
5000円で温泉ですぜ!だんな!
中段右:2日目の朝。このまま横浜に帰るのもナンなので、PWD夫妻とヤビリングして帰ることに。集合場所は名古木交差点12時。
下段左:修善寺の温泉街を抜け、
下段中央:修善寺CSC脇の道を通り、またも590mの山伏峠へ。
下段右:まぁ~温泉で脚が復活したこと。オホホホォォォ
9 Rendezvous With Destiny: 邂逅へ、走り続ける



上段左:山伏峠、修善寺側は勾配部門も緩やかで、マネージメントもしっかりしている。
上段中央:まっすぐいくと山伏峠を越え下多賀へ、右へ行くと亀石峠で宇佐美へ。
上段右:すいません、足が復活したといったのは、usoでした。
中段左:頂上が近づいてきました。東京で開花宣言があったこの日、鶯の鳴き声もにぎやかでした。
中段中央:山伏峠。これでヤビツまでしばらく登りはない…?
中段右:山伏峠の熱海側は激坂フェチのみにお勧めします。いきなりアプローチから蜜柑畑20%のワッカのついた激坂がお迎えしてくれることでしょう。
下段左:熱海へ向かう。土曜日ということもあり、多くのサイクリストに遭遇しました。ここから12時の名古木に向け必死に走ったので写真を撮っていません。
結局二宮から71号線を北上し名古木に直接向かいました。
下段中央:名古木交差点でPWD夫妻と合流成功。横浜から自走したPWD氏のYOMEさんは、前回蓑毛の途中でリタイアしたリベンジを心に秘め再チャレンジです。ニャロメは後方からコーチングという体のいい脚休めをさせて頂きます。蓑毛へのアプローチはクルクルよく回っています。
下段右:どこでこの写真をとったか覚えていませんが、偶然いい写真がとれました。

10 Seniority Acknowledged: 年功序列型社会



上段左:まだまだ蓑毛手前。二人とも余裕です。
上段中央:蓑毛と戦うPWD.”YOME”
高トルクダンシングで乗り切った?!
さすがにヘロヘロになったYOME氏と、すでにヘロヘロな私はPWD氏を先に行かせ、蓑毛以降の森林トンネルはゆっくり刻むことにする。
だが、何か背中に殺気を感じる…
手練の殺気…

そして、一陣の風…
「ひゅん!」
上段右:どこでも自走オヤジことT政さんだ!
中段左:ぜぇぜぇいいながら追いつくと、「若いもんはエネルギーありあまっていいね~」といって前方へ消え去った。刺客の次の獲物は1分前を走るのPWDか。
中段中央:結局T政さんは名古木から50分だったそうです。みなさんひれ伏した方がいいですよ。ささ、どうぞひれ伏しましょう。写真はT政さんが40年前?泊まったというヤビツ荘の廃墟。
中段右:しかもMadone 5.2ではなくアンカー練習バイクで50分か。自転車やめようかな…
下段左:念願のヤビツ登頂を果たしたPWD. YOME.
みなさんこの写真を撮るときに、ここでのギアで最後の追い込みがわかるの、知っていますよね。さてこの人の最後のギア比は…
下段中央:53 X 12T
下段右:PWD旦那!インナーローじゃタイムは出ません!

11 Your Favorite Route: 長後街道に連れてって



上段左:ヤビツへのアプローチ、厚木街道でも246でもない、長後街道アプローチを教えてもらいました。T政さん、この道は走りやすいです!
上段右:MVP, PWD. YOME.
下段左:PWD氏。お誘いして頂き、ありがとうございました。
下段右:脅威のヒルクライマー、T政さん。ヤビツ山頂での楽しいひと時、ありがとうございました

足が…足が…

2008年03月16日 | 1級、2級山岳
走行距離:だいたい150km
格闘標高:だいたい1500m

コースプロファイル




左上 本日の絶好調男、既にピークに持ってきた?さくぞう
左下 本日今年の山岳トレ初日、にょほほ大帝
右上 本日今年の山岳トレ初日、KIDさん
右下 ったく・・・今年になって何回目だ?ブツブツ・・・S岡パパ



左上 今年6回目のヤビツ!?そろそろコンパクトにかえたい、○クボさん
左下 海軍道路はきもちよいです。
右上 たくさんの人が陽気にひかれて外にでていました。
右下 アーガイル族結成しました。

昨日は池尻大橋道場で稽古
一通り稽古して、技研は顔面へのパンチの受け返し。(絶対へっぴり腰になっているはず!)補強はいつも通り上半身中心。だが、いつもとは違う動きをしたので、足の筋肉が張っている。たとえ月に1000km近く走ろうと、使っていない筋肉は山ほどある。特に自転車にはない側面への動きをつかさどる筋肉が張っている。どうなることやら。

本日、最高気温が20度を越えた日曜日は、表富士スカイライン参戦組で山練と称し山ごもりに出かけた。先ず、一個目の山岳半原越えへは、鶴見川~中原街道~下鶴間~座間ルートでいく。半原まで、新横浜から40km。湘南国際村に飽きたら、ここも練習コースに加えよう。ちょうど100km前後だ。レパートリー増加!

途中座間でS岡パパがパンク。ブロガーは、他人の苦境をみても、まずシャキーンとカメラをガンマンよろしく取り出し、まずネタになる写真をとる。互助の精神は、それから考える。

途中山岳賞を積極的に取りに行き、ズーラシア山岳ポイントをゲット。(今日あとは海軍道路の中間スプリントを頂いたのみで、残りはぜんぶ絶好調男、佐久蔵氏にやられた)
半原のふもと、田代で、コンビニ補給。このあと始まる10%のロングストレートで、集団はズタズタに。
半原越えを巡るバトルは、今週も○クボさんの神風アタックで幕を開けた。後続との差をチラチラと伺いながら、猛然と逃げる。どうせ続かぬ、とメイン集団は逃げを容認。しばらくしてさくぞう氏とぱりかーぼん氏が追走を始める。半原越えのクライマックス、15%の壁ストレートに入ると、果たして、佐久蔵氏とぱりかーぼん氏は見失ってい待ったが、遥か前方に○クボさんの姿が。39*23のビックギアをヒイヒイ踏み込むその姿は、遠くから見ると甚だ失礼ながら、静止したマッチ棒人間のようであった…

結局半原越え頂上はぱりかーぼん氏がとった模様(目撃者なし)
流石だ!

この後、佐久蔵の強力な牽きにより常に心拍数レッドゾーンぎりぎりでヤビツへ向かう(この佐久蔵なる男、先頭を牽く男が絶対に時速30km/hを下回ってはならず、もし下回ると後ろから叱責をうける、と勝手に信じこんでいて、甚だこまった存在である。実は今回の山岳練で、いちばんきつかったのは、蓑毛ではなく、この男のリードアウトであった♪)

ヤビツ
此処までの80kmと半原越えにより、みな足に乳酸をためている。今回は上まで休憩なし。足が売り切れていてもタイムを計る!

レースは簑毛でさくぞう氏とぱりかーぼん氏が抜け出し、少し離れてニャロメと○クボがそれを追う展開。トップ争いは私の見えない遥か前方で行われ、今日ルーラーとして集団牽引力、スプリンターとしてポイント勝手に設定勝手に獲得する身勝手さ、次期キヤノンボーラーとして期待される馬のような耐久性、そしてクライマーとして の能力を高次元でミックスしたさくぞうが山頂を奪取した。さくぞうのタイムは47分。フレッシュな足だとどこまでのタイムが出るか、興味深い。


ちなみに私のタイムは53分 ・・・

よくヤビツ三本トレーニングするひとの減衰率から逆算すると…おいらのベストは45から48分だな。というわけで今年の目標は45分きりだ!

というわけで、二週連続の山岳トレーニング、なんとか準備らしくなってきました。今日ご一緒した皆さんと表富士を登るのが楽しみです。そのためにも、減量、減量…今日は85.9kg、三週間で4.1kg減か…これからがタイヘンだ

追伸:家にかえったら体がうごきません。足が・・・足が・・・。これから30分ストレッチコースに入ります。

通勤闇クライム

2008年03月12日 | 3級、4級山岳
本日の帰宅は遠回り祭り75kmなーりー

水曜日はノー残業日
てなわけで朝からライトを二連で用意し、やる気マンマン。今日は半原越え経由で遠回りで帰ることにする

日暮れは五時四十五分、まだまだ日は短い

半原越えとは…

ヤビツに例えると、アプローチは善波峠。




左折と同時にいきなり10%のショート簑毛が始まり、簑毛が終わるとしばらく裏ヤビツをながし頂上前2キロでまた15%簑毛をやって終了、というイメージ。標高は500m。距離は約6km、平均勾配は6%(ただし下りセクションもいれての6%)


今日の発見♪
ボトルケージにプリングルス

これでヒルクライムタイムはお菓子タイム♪

利点:お菓子が辛い勾配を忘れさす

欠点:おててがベタベタになり、ギアシフトが滑る♪走りながら最後まで食べきれない


漆黒の闇、ただ登るだけ。


神奈川県愛川町はところどころ町の成長が1980年代でとまっていて、ノスタルジーを感じます。



帰りは相模原経由でしたが、あまりのパンチャー向けアップダウンコースに途中棄権したくなりました。

結局平日の通勤に110km走ってしまいました。明日は走らん!明日は超回復!

山間部における異常発振が翌日の送信モジュールに与える出力変動の冗長性について

2008年03月09日 | 平地、スプリント
山岳賞が4つも勝手に設けられた昨日のインターバルトレーニングであったが、送信モジュール内残余乳酸減衰率のデータ検収のため、本日のフィールドテストは東京都大田区大井埠頭内で極秘裏に実施された。

昨日の被験者、開発本部のさくぞう、営業統括本部長ぺっちーな氏、基盤ソリューション部の鰤ってんとっと氏も元気な?姿を見せた。
なお、資材部の○くぼ氏は小動物購買監督の命を受け欠席。(要するにペットショップにいくのにお父さん付き合って、と要請されたと思われる)

大井埠頭。よりによって山岳の翌日にチームタイムトライアルとは…

今日は3周回。一応ラップ1(35km制限)、ラップ2(40km制限)、最終ラップは無制限、そしてwaki氏の申し出により各ラップでいちいち中間スプリントをすることに決定(やめてぇ…)

一周目。最終ストレートでwaki氏がするすると前に出る。逃がすか!とムギムギはり付いて一周目の中間スプリントを頂戴した。(意外といける!減衰率90%)

二周目。コルナゴの達人(=Master)F沢氏が長距離を37-39kmで牽引し、早くも集団がちぎれているよ…
またも最終ストレートでwaki氏がするすると前に出る。逃がすか!とマーク。逃げきりを期待して後方を確認したwaki氏の横をピースサインで追い抜く。
…って抜くのが早すぎたヨ!余裕のピースサインのwaki氏にまくられる。二周目は2位通過。
もがかない高速巡航スプリントだが、一度最大出力に達すると、もう先頭は牽けない(減衰率70%)でもwaki氏がまた牽き始めた。本当に物好きだ。

無制限の三周目。Waki>てんちょ>おいら>I原さん>wakiと牽いていく。後方からH田さんと温存モードのJ2君があがってきた。
最終ストレート。かなりの手前からH田さんがロングスプリント!誰もマークしていないので、あっというまに50mのギャップが開く!誰か追いかけてぇ!
てんちょが追いかけはじめた!(ご苦労様です)後ろに脚がたまっているJ2君が!いかんいかん!この男をつかまえなければ…つかまえて…つかまえろっつの!
うおぉぉぉぉおおおおお!!!

ぉぉぉ・・・

2車分くらい追いつけませんでした。横にはwakiさんがものすごい勢いでおいついてきていました。…最終周回は2着?でした。

以外と走れました。最近のおばかツーリング隊(通称いそやBチーム)が勝手にスプリント賞、勝手に山岳賞を行く先々で設定し、ツーリングならぬインターバルトレーニング隊になっているのが功を奏しているのか、隊員の小刻みな最大出力に対するキャパシティがあがっているような気がします。この後お店で小一時間だべってから走り出しましたが、あっという間に足にきてしまいました。

今日のおひるご飯はPWD夫妻と鶴見のラーメン屋、麺バカ息子



濃厚で極太で大変おなかの収まりがよろしゅうございました。秒食しました。
食べ過ぎてDHポジションをとると膝が下腹部にあたって帰路苦しかったです。


というわけで、帰宅後日本開脚振興協会推奨の股割り矯正治具にまたがり乳酸を飛ばして明日に疲労を残さないようにしています。

最近の愛読書



アームストロングのコーチの科学的トレーニング理論だす。ふむふむです。

シーズンの到来(山間部における乳酸閾値のデータ検収)

2008年03月08日 | 1級、2級山岳
土曜日。スパムまがいのメールに過敏に反応した4人の漢達とヤビリングしてきました。

個人的に夜の稽古に渋谷にいきたかったので、私だけ車を早朝走らせ七沢温泉まで先行。車をデポ後、横浜方面に引き返し自走で川崎からあがってきた4人を迎撃する。



左上(集合場所の上瀬谷の野原)
左下(往路は追い風、快調にヤビツへ向かう)
そしてヤビツ前の善波峠
…ここでは○クボ先生が早いアタックをしかけ、鰤、ニャロメが協力して追撃する。ニャロメが○クボ先生を補足、と同時にサクゾウがオーバーテイク、にゃろ~と更に抜き返して善波峠は頂いた。
今回のヤビリングは一気に登らず、そのかわり蓑毛バス停、菜の花台、頂上に山岳賞を設け各自その区間で全力をつくすことにした。
蓑毛の山岳賞は早めの逃げがきまりにゃろめがイタダキ!
バス停に正しいビーグル犬が(右上)
「自爆テロ犬」と命名。

体に万国共通の坂のきつさを現す勾配単位、 “1 M (Minoge)”を染み込ませる鰤氏。(左下)

蓑毛のロングストレートで足をつかってしまったので、菜の花台の山岳賞は諦める。
またもOクボ氏がアーリーブレイク(あっという間に視界から消えた)、それをさくぞう氏が追尾。私は蓑毛くらいの斜度はパワーで登れるので好きですが、この後控える4~5%の緩斜面の15km/h巡航が非常に苦手です。いつもこの区間でちぎれます。
菜の花台はさくぞう氏がゲット!



頂上へ向け、またも、またも、○クボ氏がアーリーブレイク。おいかけるとあっというまに乳酸閾値を越えお尻に乳酸がたまってしまうので、途中まで先行させ、タイミングよく一緒にはしることになった他のライダーをペースメーカーにして、まだ雪の残る頂上の山岳賞も頂いた(ヒルクライムは気合でなく、リズムが大切だと実感しました。他のライダーを目標にして、今回だけはたまたまリズムよく刻めました。)

この後雑誌「自転車人」の取材をラッキーにも受け、裏ヤビツを下り、いわなの丸焼き、山菜てんぷらそばで補給し、車をとめた七沢温泉に向かう。



七沢着がもう3時。これでは5時の稽古がぎりぎりになってしまうので、今週の稽古はサボることにする。m(_ _)m

これから川崎まで55km、伴走車と自転車軍団の競争です。
100km/h走ったところで、PWD氏がレース棄権を宣言。ゼッケンをはがされ、助手席の人となりました。
ですが、リタイアしたこの人、自転車から解放されると突然鬼コーチになり、助手席のガラス窓を下げて、
「おらおらーっ。もっと上げる!クルクルまわす!」
と、発破をかけています。
ドライバーのニャロメも自転車にクラクションをがんがん鳴らすチャンスはあまりないので、ここぞとばかり「ププーップープーップップ」と乱射しました。

厚木~川崎はずっと下の道を通ったのですが、車がゴールに到着した15分後に自転車隊も到着しました。おそるべし、160km走る自転車のペースではないです。復路はさくぞうさんの後方で終始鰤さんの悲鳴が聞こえていたそうです。

宴の後、IS○YAでまったりしていたらblogのネタにして頂きました。たしかに自転車はいいなぁ、と思います。ほのぼの。

というわけで、いろいろ取材されたおじさんたち+若者の一日でした。


山間部における予測困難な要因によるケイデンス障害および乳酸増加について

2008年03月07日 | Weblog
各位

明日山間部におけるケイデンス障害と乳酸増加の相関関係を検知するフィールドテストを行いたく。

参加希望の部門はご返事下さい。

日時
3月8日
場所
半原およびヤビツ地域
時間
小田急本厚木駅前9時
解散
小田急本厚木前3時

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  品質保証グループ
   ニャロメ 修 (にゃろめ おさむ)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

→さくぞうさんは書きました。
当部門での基礎データ収集を目的として、参加を希望いたします。
%% 技術開発本部
%% さくまさくぞう

→PWDさんは書きました。
半原およびヤビツ地域のマーケティングリサーチと販売戦略に基づいた地域性の優位性の有無の確認のため、明日参加いたします。
営業統括本部部長 ぺッチーナ・ウィキット・ドナットリー(PWD)
営業統括本部次長 YOME

→鰤さんは書きました
掲題の件、弊部より小生が参加致します
よろしくお願い致します

SWPDG 基盤ソリューション営業2部
鰤ッテンフェルト上級大将

→大久保せんせーも参加です。

貴部門は参加しますか?



進行中ダイエットと、今年のレースカレンダー

2008年03月05日 | Weblog
2週間前に夢の90.0kgを記録してしまったぼっちゃり男ですが、先ほど86kgまで落ちていました。週三回の往復70km自転車通勤が効いたようです。ゼエゼエ。

これからは魚食への切り替え+腹筋拝金の補強で、シーズンインまでには夢の70kg台だ!と自らに発破をかけてみる。

だが本日の夕食はカルビDON+ホルモン焼き。いいのか…

さて、遅ればせながら私も今年のレーススケジュールの発表をば

主題:
ヒルクライムはほどほどに(どうせぼってりお腹だし)
最後がスプリントで終わるかもしれないロードレースと、タイムトライアルへの挑戦

3/29 JCRC 修善寺 (〆3/16)
4/12-13 CYCLE MODE エコクラシック TT (〆3/14)
★4/27 表富士ヒルクライム (済)
★5/3 筑波8耐 (済)
★5/25 ToJ 東京ステージ (〆4月下旬)
6/1 富士スバルライン (本日しめきられた。アゼーン。いいよ、あざみライン登ってやる【涙目】)
★6/15 富士あざみライン… (〆5/23)
6/29 JCRC ひたちなか チームトライアル?個人ロード? (〆6/16)
8/31 乗鞍 (4/1スタート)
9/28 ホノルルセンチュリーライド (未定)
★11/2 富士チャレンジ200 (ISOYAイベント)
★11/9 JCRC 西湖 (〆10月下旬)

この中で★はガチ。後は予算と他の予定との兼ね合いです。JCRCってどうやって申し込めばいいんだ?
どなたかチームタイムトライアルやりませんか?どうですか、無駄に先頭を牽いて膝をじんじんさせるのが好きなアナタ?

他個人企画…
大弛峠オフ
一日で富士山三回登る
太平洋~日本海
キャノンボール Again
ツールど日光

…とてつもないロングランもやってみたい

新兵器、11T

2008年03月02日 | 平地、スプリント
1 稽古の記録
2 勝手に朝練山岳コース
3 スプリント用最終兵器、50x11Tの効果

1 稽古の記録
土曜日は今年の初稽古。(2ヶ月ぶり)
スタミナがどのくらいアップしたか確認してみましたが、あっという間に息が上がりました。やはり有酸素運動は45秒が限度です。
今日の技研は後ろ蹴りと飛び後ろ蹴り。その場踏み切りの180度回転、回転しすぎて流れない蹴りがテーマでした。体の脇に壁を置いた状態で練習するとうまく体得できそうです。
補強:稽古後昔の稽古仲間のOB, OG会があったため、上半身いじめはなし!

2 勝手に朝練山岳コース
本日の朝練は、6人のwaki第一集団に進入。たぐちょんと共謀して、いつもの高輪~麻布ジュバーン山岳コースの後に更に2つの山岳コースを勝手に追加することに成功しました♪
まぁ山岳というよりは、正確にいうと坂を利用した集団のちぎり合い、もしくは登坂スプリントですけど。
まず高輪の坂。ここは足を温存する。ビリ集団で通過。
麻布じゅばんの坂。途中でwaki先頭を追うも、タクシーに阻まれた。ニャロメ~
溜池山王から日枝神社へ向かう。


まずは最初に来た人はここの切通しを本番の坂と間違える。こんなの坂とは言わぬ。


切通を登り終え、右にグワーンと曲がって日枝神社女坂へ!20%の壁!

しかもタグちょんが勝負してきた!20%のセクションで、
「おいしゃわれゃぁぁぁぁおんどれぇぇぇ!」と気合を入れながら激坂スプリント!山頂をタイヤ差で獲った!

女坂は一方通行なので、折り返して首相官邸裏のプチ蓑毛を通過して皇居に至る。


山王坂

下から全開!ムギーッ!既に皆様は最初の3本の坂で嫌気がさしてしまったらしく、案内人の特権でここの山岳賞も頂戴した。

3 スプリント用最終兵器、50x11Tの効果
リアの歯車の換装の感想 (12-27Tから11-23T)
アタックのかかるような緩めの勾配では、微妙にインナーにいれたくなり、不利。
50x23Tで踏むか、34x11Tで踏むか、非常に迷う。
ゼロスタートから30kmまでが、非常に楽。
湘南国際村くらいまでなら、なんとか対処できる。
実は53x12Tより50x11Tの方が重いギアだった!

今朝の六郷は、たぐちょんの後ろにびったりついてwakiさんを追うも、逃げ切られた!
牽引車にまたも逃げ切られてしまった。恐るべき逃げ足。
ただし、いつもは離れるか一向に縮まらないAngriluの後姿だったが、今日はゴール地点手前でぐんぐん迫ってきて、あと最後は一車分まで追いついた。どうなんだー今日の最高速は



59.4 km/h

げげっ。平地単独最高記録を一気に更新。これは、イイッ!