オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

平和の風、吹き始める。

2010-05-04 | ほほ笑みと感謝の会(パレスチナ子供支援)

今日はついにひろしまフラワーフェスティバル、ステージ本番。
「ほほ笑みと感謝の会」と「フレディの会」が、アイリスステージで「平和の風コンサート」を届けました。炎天下の中、沢山の方に聴きにきていただいて本当にありがとうございました。
ちょっとだけコンサートレポします。

アイリスステージは原爆ドームの川向いの元安橋の脇の河岸ステージ。
ちょうど原爆ドームに向かって演奏するような感じです。
今日のお天気は晴天。
「僕は晴れ男ですから、雨は降りませんよ。」
という中村先生のお言葉通り、素晴らしいお天気でした。(素晴らしすぎるくらいでしたね(笑))
ちょっとさみしいかな~と思っていた石畳のステージには赤じゅうたんが敷かれ、とってもステキなステージに変身していました。

沢山の方に見守られる中、演奏したのは以下の6曲。

1.アメイジング・グレイス(パンの笛)
2.パンの神の伝説(パンの笛)
3.花祭り(合唱)
4.風に吹かれて(合唱)
5.Peaceful Wind(平和の風)(パンの笛&合唱)
6.BELIEVE(パンの笛&合唱)

衣装のことは、全員でどんな衣装にするかまではしっかり決めてなかったんですよね。
でもなかなか上手にまとまってたんじゃないでしょうか?
フレディの皆さんはお揃いの若草色のTシャツ、パンフルートの皆さんはお揃いのピンク。


指揮者の原田先生のショッキングピンクには全員ビックリ!!でも中央の中村先生のブルーの衣装ととっても似合ってましたね。しかも中村先生の胸のところには小さな赤いバラがついてます(カワイイです)。多分遠くからは見えなかったでしょうけどね。


私は考えた末、上は白で下は花柄にしました。爽やかさと華やかさのミックスということで(爆)。


30分のステージを全員で心を込めて演奏しました。
特に「Peaceful Wind(平和の風)」は合唱つきは初披露でしたが、とっても美しく演奏することが出来たと思います(毎度ながら手前味噌でスミマセン)。
演奏終了後、来て下さった方から口々に「良かったですよ~」とお言葉をいただき感無量でした。

RCCや中国新聞、キャンパスリポーターの方々にも取材していただき、さっそく番組で放送していただいたり号外に取り上げていただきました。キャンパスリポーターの記事はこちら
ありがとうございました。

・・って、ありきたりのレポでとりあえずまとめてたんですが、せっかくなのでここでステージのこぼれ話をちょっとだけ(追記です)。
野外ステージということで気になってたのは風のこと。
「平和の風」と言いながら、暴風だったら困るなあ・・といくぶん懸念してたんですが。
案の定ステージ上は、たまに譜面台も飛びそうなくらいの強い突風が吹いてました。
というわけで途中の譜めくりは断念(汗)。曲の後半は暗譜でなんとかしのぎました(苦笑)。
譜面をはさむクリップは用意してたんですが譜めくりのことまでは考えてなかったですね。甘かったです。
しかも演奏中はちょっと行儀悪いけど右足はダンパーペダルに、左足は譜面台の脚に載せてました(スカートで隠れてたと思いますが)。
譜面台用の重しがあるといいんですけどね。誰かここをお読みの方で技術者の方がいたら是非考案してほしいですね。ニーズはあると思いますよ。

あとは日差し。
今日は各地で真夏日を記録した7月下旬並みと言われる気温でした。
日焼け止めクリームは顔と手と足と首には塗ってたんですけど、耳の後ろに塗るのを忘れてチリチリしました。
日焼け止めは耳までしっかり塗らないといけないです。
水辺のステージは比較的涼しかったものの、直射日光が上から照りつけ、最後は意識がもうろうとしそうでしたね。最初の方でパンフルートの演奏の時、指揮者の原田先生がさしかけて下さった日傘がとてもありがたかったですね。

バンド仲間から野外ライブの苦労話なんかも聞きましたが、真夏も辛いけど真冬の野外なんて指が凍えて大変らしいです。私は基本的に冷え性なので冬のライブはダメですけど。
まあそのうち野外フェスとかで演奏する日も来るかもしれないので、いろいろ対策を考えておかないとね。

それから司会の方のアナウンス中にウォーターバイクが真正面の川をすごい勢いで通り過ぎて行ったのにはちょっと参りました。音でせっかくの解説が聞こえなくなってしまったし、正面でビデオカメラを回していたやすくんが波にさらわれそうになってました。あれで落ちたらかなりドラマチックな展開になってたわけですが(爆)、とりあえず何もおきなくて良かったです(笑)。

そんなエピソードは交えつつもコンサートは無事に終了。
中村先生はじめ広大パンフルート同好会の皆さん、広島パンフルートの会のsumiさん、そして原田先生はじめフレディの皆さん、大変お疲れさまでした。
そしてほほ笑みと感謝の会の橋本さん、搬入や搬出など手伝って下さったメディアジョンのNさん、そのほか関係者の皆さん、お一人お一人に十分な挨拶もできませんでしたが、本当にありがとうございました。

沢山の皆さんの思いを乗せてようやく「Peaceful Wind(平和の風)」が吹き始めました。
オリーブの語る言葉と思いは皆さんに届いたでしょうか?
これからもっともっと世界中の多くの場所に向けて、風が吹いていきますように。
この曲を、世界中の多くの方に演奏したり歌ったりしていただけますように。
そんなことを願いながら、FFのステージを終えました。

今日のステージの模様は広島の街の様子を撮影したVTRとともにDVD化されて、パレスチナに届けられることになっています。
パレスチナでの上映が楽しみですね。

ここをお読みの皆さんもぜひ「Peaceful Wind(平和の風)」を奏でる1人になってくださいね。
小さな風が優しく強く大きくなっていくように、世界中を平和の風が吹き渡る日に向けて・・。
パレスチナの音楽学校への献金や、譜面や音源のお問い合わせは、ほほ笑みと感謝の会まで。



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2 コメント

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お礼と感謝 (ほほ笑みと感謝の会)
2010-05-05 07:38:32
室内のようには行きませんが、自然の中の演奏は、パンの笛はいきいきしていました。途中失明の友達が来てくれていましが、素晴らしかった、勇気を貰ったと喜んでくれました。
また、対岸で聞いていたマスコミ関係者も、パンの笛の音とPeaceful Windに感激してくれていました。
FF出演のお世話させていただき良かったです。演奏者、関係者の皆様に心から感謝致します。
平和の風が本当に吹きはじめましたね。
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奇跡 (マリ)
2010-05-05 08:07:57
>ほほ笑みと感謝の会、会長さま
オリーブのパンの笛の演奏を平和公園のしかも原爆ドームの前で演奏できたのは本当に素晴らしいことだったと思います。
オリーブのパンの笛も曲も歌も、1年前には存在すらしなかったのに、こうしてパレスチナ訪問に合わせてすっかり完成している・・
関係者としてはもう奇跡としか言いようがありません(笑)。
もっともっと奇跡が起きていくような気がしてます。
会長さんこれからもどんどん奇跡を起こしていってくださいね。

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