棋力の向上 小学生は当然 80歳の老人でも

2021-07-31 07:19:48 | ヤナバ生活
 2021年、夏のヤナバ生活を始めて10日を過ぎた。 その中で感じたことの一つ、 小学生から80歳を過ぎた老人まで幅広い年代で囲碁の棋力の向上を感じたこと。 大町の囲碁仲間で小学生を集めて囲碁教室を開いているS氏の所に来ていた小学生の中にはその年代での県大会に出場するレベルの子供も居た。 そんな彼等との対局でなんとか勝ちを維持していた僕だったが・・・ 大町に到着して最初に参加した場には中学生になった子供も居ました。 そして「握り」で対局を開始したのだが、 そんな中学生になった二人に無様な負けを喫してしまったのでした。 そしてまた、 昨夏まで大町での「囲碁の支障」と呼ぶH氏とは「二子の置碁」で勝ったり負けたりの対戦結果であったものだが、 今年の夏の対局では初戦から5局目くらいまで、完璧な負け碁の連続となってしまったのでした。

 師匠曰く「俺の打ち方変わっただろ、 パソコンの囲碁ソフトでコンピュータ同士の対局モードにして対局の様子を観戦し、 その流れの特徴を覚える様にしたのさ」とのこと。

 俺だって、 去年からの一年間では公民館囲碁仲間との多くの対局を重ねた結果、 棋力はそれなりに向上したつもりで居た。 なのに 「大町の連中は子供から老人まで俺を上回って棋力向上しているのか?」 と自分が情けなくなると同時に・・・ 「80歳を過ぎても勉強の仕方では棋力は向上する」 そんな可能性を見せられて明るい未来を感じようとしている僕なのでした。




 そして先日、 今夏 2度目の囲碁教室の場で前回無様な負けを喫した同じ相手と対局し、 僅差ながら勝ちを得て、幾分打ちのめされ感が薄れてホッとした僕なのでした。
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宅急便 発送された荷物の未達 行方不明

2021-07-30 20:31:32 | ヤナバ生活
 妻が孫二人を引き連れて信濃大町駅に到着したのは一昨日の事。 孫の家からはヤナバ滞在中に必要な着替えなど多量の衣類、 そして青木湖で水遊びするのに必要な水着や水中メガネ、 まだオシメが必要な下の孫のためのそれらの品々を詰め込んだ大きな旅行バッグを宅急便で事前に発送した。 荷物の受取人は山荘オーナーの友人宅。 その荷物が発送時に指定した到着日時迄に到着しなかった。

 送り出し側では予定日に配達されなかった荷物の状況を伝票番号をキーにしてオンラインで確認するとともに、 電話での確認を実施した。 結果は荷物が受付店から発送された事実は確認されたが、 「荷物がどこに行ってしまったか不明」 そんな状況であることが知らされた。 

 最終的に宅急便会社からは 「荷物紛失の責任はとる。 荷物を必要とする受け取り側が荷主側が送った荷物相当の必要品を購入し、 その金額を請求してくれれば代金を支払う」  旨の回答が有ったと、 荷物を発送した孫の両親から我々に連絡があった。

 そんな事で、 孫たちが到着した2日目に、 それらの品々を購入するために、 ヤナバから大町市を通り越して安曇野市穂高地区の商業施設が集積している地域まで買い物に出かける。 そんな馬鹿馬鹿しい作業で半日が潰れる目にあう、 結構疲れる日々が始まりました。
  
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図書館 休館日

2021-07-27 13:40:37 | ヤナバ生活
 大町市の図書館は「毎週月曜日が定期的な休館日」そのことだけは頭に入って居たけれど、今日が図書整理のために臨時休館日となっている情報を頭に入れ損なっていて、 昼食後に立ち寄ったが館内には入れなかった。 でも玄関脇の軒下のベンチに座って背負ったザックからタブレットを取り出して、館内サービスのWifiにアクセスしたらインターネットにアクセス可能だったので、 これ幸いとブログをUp しています。

 台風8号が雨を降らせて居る地域もある様ですが、ここ大町では小雨です。 鷹取山を含む東山一帯は中腹から上はガスが掛かり、ぼやけた風景になってます。 食堂で見たお昼のテレビニュースでは北アルプスでの遭難件数が例年よりも多くなっているとか伝えていましたね。
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コロナ感染 個人情報

2021-07-26 09:37:23 | タナカ君的偏見
大町市立図書館でのソーシャル・ディスタンス風景

 ヤナバ生活でのほぼ毎日、 むつみ亭のオバちゃんの所で昼食を摂った後、 市立図書館に立ち寄って新聞を読み、 その棚の隣の書架に並んだ新刊雑誌の閲覧もさせてもらっています。

 ところで関東甲信越地方と一括にされる地域の中で長野県と山梨県でのコロナ感染者数は一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)と較べたら極端に少ない。 その正確な理由は知らないが、 行政・地域住民のコロナ対策に対する意識の差は有るような気がします。 例えば大町市内で個人的に自宅で子供囲碁教室を開いているS氏、 僕が参加させてもらう際(車から降りたばかりの時点ではマスクを着用していない)、 室内への立ち入り時 「マスクは付けて下さいね!」とキッパリと指示されます。 東京での公民館囲碁の際、 ルールではマスクとフェイスシールドの着用を求められているのだが、最近では鼻孔からマスクを外した形での着用やフェイスシールドを積極的に忘れて来る人物も現れている。 会場内でのソーシャル・ディスタンスだってかなりルーズ。 みんなどこか「俺たち高齢者、 二度目のワクチン接種も済ませたぜ!」の奢りが出て来た感じがします。

 そしてここ大町市の図書館でのソーシャル・ディスタンス、 かなりきちんと守られて居る様に感じます。 その様子がTop写真です。 間をかなり空けた等間隔で座って居るように見えるでしょ。 長椅子の上には障害者施設の人達が作ったとか言う小さい座布団が置かれており、 利用者はその座布団が置かれた位置にきちんと座っているのですよ。

 それからね、 最近は何もかもが「個人情報云々」を理由にしてコロナ感染者の情報なども公にされない(しない)様になってますが、 ここ大町では昼飯を食う食堂、 囲碁の師匠の所などに立ち寄ると・・・ 「どこそこの店、 XX町の○△さんがコロナ感染した」と言った類の情報が僕の耳にも入って来ます。 情報源は書きませんが確かな感染者情報です。 そして人々はその様な店を利用しないように努め、 結果として店側もそんな事にならない様な努力をします。 そんな情報が流れることで罹患した個人がどの様な状態に追い込まれて行くのか、 そこの所の情報は僕は知りません。

 コロナ感染者ないしはクラスター発生施設、 それを公にする場合の信憑性の確保、 公表する事による弊害、色々あるのは確かでしょうが、 何でもかんでも「個人情報」を持ち出して情報を出さない(出す必要が無いから正確な情報取得の努力も最初から放棄しちゃう)のも何か変な感じがしますけどね
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フキの葉裏に セミの抜け殻

2021-07-25 08:48:14 | ヤナバ生活
 テーブルの上に載せたフキの葉、そこに乗ってる蝉の幼虫の姿。 実はこれ抜け殻です。 先日、山荘の廻りで一仕事した後で、手についた泥汚れを払い落とす手ぬぐい代わりに手近にあった蕗の葉を茎の根元で千切って手にしたら・・・ 葉の裏側に蝉の抜け殻がしがみついた形のまま残って居たのです。

 子供の頃から見慣れたミンミンゼミの抜け殻の色はもう少し明るい茶色だけれども、 こいつは随分と色が濃くて、暗い。 山荘の周辺で鳴いている蝉の多くはミンミンゼミとガチャガチャとカナカナゼミ、 こいつは一体どの蝉の抜け殻なのか?



 ところで昨夕に降った雨、 雷鳴も稲妻も伴わずに雨音を響かせて降ってきた。 どうした訳か? と天気図をみたら、 南方には二つの台風、 北には低気圧と日本の周囲は安定的な夏の気圧配置じゃ無くなってますね。 
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後期高齢者医療保険証 医療費値上げ

2021-07-24 11:18:40 | ヤナバ生活

医療費支払い 自己負担1% から 3% にUp


 東京の自宅の居間に昨夏に初めてのクーラーを設置した。 妻は東京に一人残って気ままな生活している。 まあそれ以上に長野県大町市のヤナバの友人の山荘にやって来て生活している僕の方が「より気儘な生活」とも言えるかな?

 さて、そんな妻からのLineでの連絡、 市役所から「重要」と特記された封書が届いたと言う。 「開封して処理が必要な物かどうか教えて!」と返した際のやり取りの様子をご覧いただこう。

 送られて来た封書の中身は新たに発行された「後期高齢者医療保険証」だった。 現在手持ちの保険証は来年の今頃まで有効期間が記載されている。 なのに何故保険証が新たに送られて来るのか? 理由は簡単、 医療機関で受診した時に支払う医療費の負担割合のUpが決定されたからでした。

 今までは1割負担 であったものが、 1ヶ月ほど先の9月からは3割負担 に値上げされるのです。

 我が家が支払う毎年の医療費総額、 残念と言うか、幸いにと言うべきか? 確定申告の際に医療費控除を受けられる要件に満たない支払い金額の状態が喜寿を迎えた今も続いています。 その事を幸いと考えて医療費の負担割合Upのデモ行進があったとしても加わる事は無いでしょう。
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屋根の上の杉っ葉掃除 今日の一汗

2021-07-23 10:59:29 | ヤナバ生活
 ヤナバの山荘の玄関近くに杉の大木が在る。 その落ち葉が玄関軒先の屋根(以前に 「屋根の上の布団干し」で書いたあの屋根)の上に沢山の葉とも小枝ともつかぬ状態で降り積もる。  積もった杉っぱは腐って土の様になったりするから、 それがあったら布団も干せないし、 トタン屋根だって腐食が早まる。 そんなこんなで、屋根の上を掃除した。


きれいになった屋根の上

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電話は1日の大半、 航空機モードになってます

2021-07-22 09:22:02 | ヤナバ生活

 ヤナバに滞在中、僕の持つ通信手段のタブレットの設定は大半の時間を航空機モードに設定してあるので、 電話やLine等での即時連絡は出来ません。

 去年まではガラケーを持っていて、そいつは待受状態なら無充電で1週間近く電池は保っていた。 しかし今年になってから使い始めた格安SIMを組み込んだタブレットでは電池2日保てば良いところ。 毎晩・日課でタブレットの充電をする方法だってあるだろうけれど、 それは止め、僕が必要とするとき以外は航空機モードに設定して、 電池の充電間隔を長くする方法を選んだのです。

 携帯電話は持っていても、 東京の自宅での日常生活ではメインの通信手段として利用して来なかった。 ヤナバに来たって同じこと。 緊急性を必要とする事なんてほとんど無い・・・・・・・ハズ。 そう勝手に決めつけて我が家を出発する時に妻とは次の様に取り決めてヤナバに出かけて来たのです。

 一日の内、 朝の7~8時、 夜の7時~8時、 その間は航空機モードは停止して電話呼び出しを受けられる様にして置く。 またメールやLineのチェックも、必ずその時間に行う。 気が向けば、Lineのチェックは随時行う。



鷹狩山の背後に湧いた積乱雲@7月21日 午後1時ころ


 話変わって、昨日の午後4時頃の夕立は凄かった。 昼過ぎ頃には大町市内から東に見える鷹狩山の背後には積乱雲が発達し、 一部には鉄床雲に成りかかった状態に見えた居た。 そいつが、「ピカドン、ゴロゴロ!」から近づいて来て 「ピカッ! ズシン!」の音と屋根の軒からは滝の様に雨水が流れ落ちた。 その時間、 たまたま囲碁の師匠の所で遊んでいたのだが、 玄関から7mほどの場所に置いた車に行くだけでびしょ濡れになりそうだから、 雨が小止みになるまで待ってから山荘に戻りました。
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最初の一仕事はTVアンテナの設置

2021-07-20 20:53:13 | ヤナバ生活

 昨日の朝早くに東京を出発し、11時前には安曇野に到着。 2021年のヤナバ生活が始まりました。 日差しのある日中の気温は東京辺りと変わらず暑く、 西山(ニシヤマ)と呼ばれることもある北アルプスの稜線は湧き上がる積乱雲で隠されて(Top写真)ピークを指呼する事は出来なかった。

 その暑さも樹林に囲まれたヤナバの山荘に車を乗り入れれば暑さ知らずの別世界。 地域の簡易水道の蛇口から出る水の冷たさも又格別。 缶ビールなんて冷蔵庫に入れる必要はありません。 山荘の敷地の脇を流れる沢(簡易水道の水源はこの上流)の中に放り込んで於けばOKです。


山荘脇を流れる沢の水


 昼飯を大町市内で頂いてから午後の1時を過ぎた時間に到着したら、 山荘オーナーのショージ君が居てくれて、 「タナカさん、 暑かったでしょう、 風呂を沸かして置きましたから汗を流しちゃどうですか?」と言ってくれた。 「そりゃあ ありがたい」と湯船には入らず、 汗だけ流したのだが・・・ その時に浴室の窓の外(建物本体の東側)の地面に午後1時半を過ぎた陽射しが当たっている場所が在る事に目が行った。 それが今日のタイトルのTVアンテナ設置につながって行くのです。

 実は今迄TVアンテナは建物の西側で衛星放送電波が届く所を見つけ出し、かろうじてテレビを見ていたのですが、 年々周囲の樹木の成長で衛星放送電波が受信不能になってしまっていたのです。 だから昨年は山荘滞在中にはテレビの視聴を諦めていました。 それが・・・ なんと東側に午後1時半頃の陽射しが届く場所が在るのに気がついたので「物は試し!」の気持ちで物置に仕舞ってあったアンテナとテレビを外に運び出し、陽射しが届いていた場所にアンテナを置き、 その傍にテレビも仮設置して、 すべてのケーブル接続を済ませて、 アンテナ位置調整を行いました。
 


結果はなんと従来に無い強度でテレビ電波を受信できました。
数値 60 以上であって欲しい所、 十分すぎる数値です。


 それにしても2階の物置部屋からテレビを降ろすときの重かった事、 持ちやすくするために荷造りロープでテレビ本体をがんじがらめに縛ってそれを頼りに持ち運びました。
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スダレと網戸でモワレ縞

2021-07-19 14:28:37 | サラリーマン人生
 熱い陽射しを防ぐ目的で我が家の軒先にスダレがブラ下がった。 ベランダ側には網戸がハマっている。 そんな状態の室内に寝転んでボヤッと外を眺めていて「モワレ縞」が出来ているのに気がついた。 スダレが風で揺れるとモワレ縞も揺れ動きます。

 昭和40年代の終わり頃、 所属していた部署は二次元温度画像を取得出来る装置・赤外線カメラの開発・設計を担当する部署だった。 現今の小型テレビカメラを想わせる赤外線カメラとは違い、 当時の医療用のそれは画像情報を得るために大きな凹面鏡を機械的に振り回し、小さな米粒サイズの一次元検出器に被写体からの赤外線を集光させて電気信号に変換し、 人体表面の二次元温度分布画像を取得する、 とんでもなく大掛かりな装置だった。

 寝転がって見たスダレの上のモワレ縞。 それはまさに、 その旧式な光学的二次元スキャン機構での位置検出部に使われた技法なのでした。

 そう言われても「なんのこっちゃ?」、 「意味不明!」と言われそうだから、もう少し書き足します。

 写真のスダレを構成する竹ひごは 5 mm 間隔の隙間が出来るように編まれています。 そして僕がモワレ縞と呼ぶパターンはそれよりも間隔が広い縞模様の事なのですが、 詳細に写真をみるとそのシマ模様1本の間隔の間には竹ひごが4~5本並んで納まっているのが判るでしょうか。これを応用すると・・・ 狭い間隔で並べた目盛線の幅よりも大きなサイズの検出器をつかっても微細な目盛り線一本いっぽんの動きを検出出来るのです。

 ところで写真では網戸と竹ひごで発生したモワレ縞はどことなくボヤッとした物です。 しかし等間隔なパターンを透明なガラス板に金属薄膜のエッチングの様な手法で描画したた物を適度な角度で交差させて発生するモワレ縞の場合、 縞の見え方も良く、 モワレ縞を検出する素子から良好な電気信号を得る事が可能となり、 大きな凹面鏡を首振り扇風機の如く左右に振らせた際の振り角度を微細に検出する検出手段になるのでした。

 今のサーモカメラではスマホのカメラと同様に小さな二次元的な撮像素子を使用していますから、 「光学系を機械的に振り回して二次元情報を得る」 そんな旧式な方法は採用していません。 「しかし天文学の世界では電波望遠鏡なんかとてつもない大型の凹面鏡に相当するパラボラアンテナ使っています。 そしてX/Y二軸の内、 一つの軸は地球の自転を利用して、 もう一つの軸の分だけ機械的にスキャンして、 宇宙の中を2次元的にスキャンしたのと同様な情報を得たりしています・・・」 とさ。  最後の電波望遠鏡がらみの部分は受け売り話です。
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