白根神社のシャクナゲ開花

2019-05-07 07:13:35 | 草津生活


 草津の有名観光スポット「湯畑」、 そこから白根神社を直接見渡すことは出来ないが、 5分も歩けば白根神社へ登る事が出来る。 その神域の敷地の多くをシャクナゲの群落が覆っている。


 

 そして今、 日当たりの良い場所から開花が始まり。 もう少しすれば沢山のシャクナゲの花で一杯になることでしょう。


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連休も最終日

2019-05-06 19:04:56 | 草津生活
 長期連休も今日が最終日、 YHから湯畑へと向かう道筋には「賽の河原・駐車場」がありますが、そこも午後にはすっかり駐車スペースに空きが目立つ様になりました。 僕のヘルパー生活も最終日です。 YHの泊まり客は30人くらい居たけれど、 朝食を注文したお客さんはたったの二人だけ、だから後片付けも楽ちんな朝となりました。

 ところで昨日の昼過ぎには”先生”と呼ばれたヘルパーさんが帰り、 残ったヘルパーは僕とテサちゃんの二人になりました。 でもお客さんがチェックアウトした後の部屋のクリーニングは三人のヘルパーさんが居た時よりも残った二人での作業なのに短時間で終わった。 それは何を意味するのか? YHの管理人さんにも落ち着いて考えてもらいたい所です。

 今夜からの宿泊客の受け入れは停止していて、 今夜のお客さんはゼロです。 これでやっと管理人さんも超多忙な生活から解き放たれた筈です。 そこで「今回感じた(多人数での作業に於ける)不都合な点。 そんなタイトルの感想文とも作業報告ともつかぬ3ページの文書を書き、 管理人さんに手渡し、 夕刻に話し合いの時間を持ちました。 その話し合いの結果には興味深い物がありますが、 それをブログに書くのは控えておきます。


YH前で記念撮影 左からテサちゃん、お客さん、僕

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YHでの食事のタイミングが合わず、ストレス

2019-05-05 16:40:27 | 草津生活
YH背後の林中に在ったタラノキ 既に芽は摘まれていた。

 この5月・長期連休期間中のYHでのヘルパー生活は2月に居候させてもらった時と較べて食事休憩のタイミングが大きく異なった。 具体的には・・・

 朝食タイミング : 宿泊客への朝食提供と後片付け完了後。
           09:00頃~/ 07:30~

 昼食タイミング : 宿泊客のチェックアウト後から開始した部屋の清掃終了後
           13:00 以降になることが多く時には14時近くになる事も。
            12:15~

 夕食タイミング : 宿泊客の夕食提供及び、 食器や調理器具の洗浄完了後
           20:30~/ 19:00~

 ここで赤字で表現した日常での食事時間と黒字で表現した管理人さんの日常の食事時間のズレが僕にはストレスと感じるのです。

 「午前中の作業は12:00前に一旦打ち切り、 昼食を摂れるように管理人さんに言うべきだ」、 「朝飯の時間が遅いのだから、 昼も遅くて問題ないだろう」そんな意見に対しては、 「朝食準備開始前に自分の食事を済ませれば・・・」と主張しろと僕の胃袋は脳をけしかける。

僕の偏屈な脳も「そうだよなあ、 何も午前中に開始した作業なんてチェックイン開始前迄に終わらせれば済む話。 昼飯を食べてから、 午後に再び作業を開始する方がストレスが少ないよなあ」と考えるのです。 スキーシーズンのヘルパーさんにとっては「午後にたくさん滑る時間が取れる方が嬉しい」そんな考えを持つ人がいるだろうとは感じますけれど、 俺は適当な食事や休憩時間がある方が有り難いけどね。 これは高齢者の考えかなあ?

 それで今日は、 管理人さんに事前に相談する事も無く、12:30に作業を中断して昼食を摂りに外出したのです。 建物外の廃棄物置き場近くで作業して居た管理人さんからは非難の眼差しで「他の人は未だ仕事しているのに、タナカさんは食事に出かけるのですか?」と問われました。

 僕は「今回のヘルパー生活、 食事のタイミングが僕の日常生活のそれと較べて大きく異なり、 大きなストレスを感じている」、 「他のヘルパーさんの仕事の進め方も不必要に丁寧すぎて、 作業完了までに時間を掛け過ぎているだろうと感じている」 そんな喧嘩にでもなりそうな言葉まで発し、 町外れにある食堂へと独り出かけて行きました。

 ところでYHのヘルパー作業も明日一日で終わります。 「それまで我慢して帰宅の途に就く、 それが大人の判断だろうよ」 とも考えられますが、 もう言葉にして口から出してしまいました。 これで夏場の繁忙期にヘルパーに出かける話は打ち切りになることでしょう。 僕にとって、 多少の報酬よりも、 ストレスの少ない生活の方が大事です。 これで良かったと思っています。
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ヘルパー仲間

2019-05-04 22:14:39 | 草津生活
 この度の草津YHでのヘルパー仲間、 5月1日に到着した時点では5人が居た。 まず彼等を紹介しよう。

 トウダイさん : YHの管理人さんの下の名前を「ユージ君」と呼びかける、昔からのお客さんで、 東大卒で某大手化学メーカー勤務の職業人。 今回の10連休でやって来ての仕事は厨房でのサブリーダー的立場を仕切っていた。

 ターチャン : 管理人の奥さんのお兄さん。 厨房ではもっぱら食器洗浄役。

 センセイ: 大卒で現在は自動車メーカーで働いているが、学校教師への道に転身すべく資格取得に必要な追加科目を通信教育で取得を目指す、 身長180cm・体重100kgの好男子。

 テサッチ: 九州・福岡育ちだが、 中学からは両親と共に外国で暮らし、大学を卒業したばかりの女性。 各地のYHを利用してなにがしかの旅費を補充しつつ、日本国内を北に向かって旅行途中。 ターチャン曰く「見ているだけで癒やされる」 そんな好印象を仲間に与える理知的かつ可愛さをも併せ持った美女。

なっちゃん(5月5日追記) : 管理人の奥さんのお友達。 
               僕が到着した翌日には帰宅。

 そんな仲間達のうち2名(東大さんとターチャン)が昼過ぎの長野原駅を出発する特急に乗って、 それぞれの自宅へと帰って行った。 僕は特別にやりたい事も無かったので、 長野原・草津口駅まで車で送っていく役目を買って出た。 途中では雷鳴が轟き、車のフロントウインドに小粒のヒョウが叩きつける悪天候となった本日でした。

 
 さて、 どうしてYHで6名ものヘルパーを集めたのか? 「管理人さんが急用で連休中に仕事を離れざるを得ない事態が発生する」 それが予見されていたために、 「YHの稼働を確保するために、保険的な意味で余裕をもった人数のヘルパーを確保した」 そんな努力をした結果だとか。 5月2日になって出先から慌ただしく戻って来た管理人さんが、 その様に話をしてくれました。

 それに対して僕は、 「採算が合うのか?」 そんな余計な心配をしましたが・・・、 令和への改元に伴う10連休は思わぬ掻き入れ時を作りだしたようです。とにかく草津温泉への人の入り込みはたいしたものでした。  それも日本人観光客によってです。



 5月4日午後の草津近郊の渋滞状態。
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野反湖までドライブ

2019-05-03 17:55:36 | 草津生活
湖面には未だ雪の残る野反湖

 草津YHのヘルパー仕事、 昼飯前までは朝食の片付けやチェックアウト後の部屋やトイレなどの清掃作業があるのだが、 午後は夕食提供の準備が始まる6PM頃まではフリータイムが訪れる。

 そのフリータイムを利用して昨日は群馬・新潟県境にある野反湖までドライブに出かけた。 目的は単なるドライブと山菜探しの二つ。 草津の温泉街からだと一旦、旧・六合村(くにむら)に下り、 民家のある和光原地区を通過して野反湖に達する。 野反湖は草津に較べると標高的には300mは高いので、 草津ではフキノトウの採取時期が過ぎてしまっていたが、 それを採るのに丁度良い場所が在りはしないか? そんな期待を持って出かけたのです。 

 結果的にはフキノトウの採取に良い場所に巡り合うことが出来ませんでした。 野反湖に登っていく国道(実態は舗装された林道)の脇にはフキノトウの姿は有ったのですが、 すでに先端が摘み取られ、 茎の下部が残されているものが大半でした。 また野反湖が見渡せる地点の駐車場に達すると、 新潟県側からの寒風が冷たく、 湖面には氷の上に雪が乗った眺望があるだけで、 いわゆる山菜の採取には時期的に早すぎる状態でした。 そこで和光原地区に向かって下る途中から、 四万温泉へと抜ける本物の林道に少し入って歩き回って見たのですが、ここでも既に摘み取られた後だったり、 質的に不満を感じる物ばかり。 結局山菜の獲物は無いままYHに戻って来たのでした。


 まあ、 草津からの国道292が野反湖方面に向かう国道495に出会う直前の集落で鯉のぼりと桜花のツーショットの眺めもあったし、


あちらこちらで、今が満開の濃いピンク色の桜花に出会えたり。 ドライブそのものは楽しめました。
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草津への道が事故渋滞

2019-05-02 10:06:53 | 草津生活
草津で摘んだ僅かなフキのトウ

 令和の時代最初の長期連休、 草津YHでのヘルパー生活に向けて自宅を出発したのは昨日の朝9時前、 明るい内に草津に到着すればよいだけの日なので、 高速道路は使わずに飯能・毛呂・越生・小川町など八高線沿線沿いに車を走らせて途中所々にある野菜の直売所や道の駅の売店に立ち寄って、 その地域でどんな山菜が出品されているか確認した。 神流川を渡る手前では関越道・上里SA最寄りのパーキングに駐車し、 上り線SAの中に歩いて入り、 お気に入りのモツ煮込みをおかずにして昼食休憩。 運転中に眠気が出るのを防止するために15分ほど日陰のベンチで仮眠した。 そして再び車を動かし始めたのは12時半頃になった。

 群馬・埼玉県境から草津までの残り時間は普通なら3時間見ておけばお釣りが来る。 そしたら六合村辺りで山菜採りでもしようと考えながら車を走らせた。 高崎市街を走る頃までは上空に青空も見えていたのに榛名山の西麓の倉渕を走行する頃にはポツポツ雨が落ちだした。 そんな中を権田、倉渕温泉、忠次地蔵と草津へ向かって車は順調に走りました。 ところがどっこい、国道145の郷原交差点に近づくと車の流れが異常になりました。 交差点には警察官が立ち、 中之条方向からの車も、 榛名方向からの車も145号線を草津方向に進ませてくれないのです 交通事故が発生し、その事故処理のために道路封鎖しているとの事。 そう言えば暫く前には救急車が僕たちの車列を停止させて進んで行った。 交差点で立ち番している警察官に「いつ頃開通しますか?」と聞いても 「ここでは判りませんの一言」、 そして「草津へは迂回路を使って下さい」と言うのです。 しかた無く来た道を戻り、465号線で峠を越えて長野原に出ようと思ったのです。 でもそこまで戻らない内に、 吾妻川右岸沿いの集落を結んでいるであろう道から数台の車が連なって出てくるのが目に入りました。

 それで、 その道に入ってみました。 しかし、 道幅は狭く、 八ッ場ダムと同時進行中の道路拡幅工事などの関係で片側交互通行の場所が複数箇所現れて、その度に渋滞で時間が無駄に流れてしまった。 そして岩島駅の付近から国道145に戻ってみたところ、 車の流れはまた長野原方向に順調に走理始めたのだが、 長野原駅よりも手前の眼鏡橋の更に手前で車の流れはノロノロ状態になってしまった。 「この状態が草津まで続いたらとんでも無い到着時間になる」 そう思ったから急遽Uターンして道の駅「八ッ場ふるさと館」付近まで戻りました。 そして山腹に立ち並ぶ集落をめがけて登り、 中腹を長野原につながる道を使って、 なんとか長野原駅を通過し、 六合村への道に入るこtが出来たのです。

  かなり以前のことだけど、 ゴールデンウイークの時期に六合村から草津に向かう道路脇でフキのとうを摘んだことがあったので、 期待しましたが、 ほんの少ししか採れませんでした。

草津YH敷地内の育ちすぎたフキのトウ
 

 そして草津市街に入ってからすぐにYHに向かわず、 滞在中の食材を仕入れようとバスターミナル近くのスーパーを目指したのですが、 バスターミナルに近づくに連れて車の流れは強力な便秘状態。 仕方なく車は強引に他人の家の空地に入れ、 歩いてスーパーマーケットに行ったのでした。 

 YHへの到着は5時近くになってしまいました。 でもまあ「明るい内に到着したのだから善し」とします。

5月5日追記: 事故の様子を伝えるnews記事転載



 群馬県東吾妻町で観光の途中だったとみられる家族が乗った乗用車同士が正面衝突し、6歳と4歳の女の子を含む7人全員が重軽傷を負いました。

 1日午後0時半前、東吾妻町の国道145号で4人と3人の家族が乗った乗用車同士が正面衝突しました。この事故で、6歳と4歳の女の子2人と男子中学生1人を含む男女7人全員が重軽傷を負いました。家族はそれぞれゴールデンウィークで観光の途中だったとみられます。現場は片側1車線の緩やかなカーブで、警察はどちらかの車がセンターラインを越えて衝突したとみて、詳しい事故の経緯を調べています。


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YHの管理人さんとのお喋り

2019-02-28 09:49:08 | 草津生活
 草津YHでの3週間に渡る居候生活、 降雪があれば雪の結晶撮影を行うのを目的としての滞在だったが、 草津町では例年に無く降雪が少ない年となってしまい、 実態は便所掃除も行う無給でのヘルパー生活だった。 「それは苦痛だけの日々だったか?」と聞かれたらなんと答えようか・・・

 草津YHを訪れる馴染み客の中にはサラリーマン生活から投資家に変身して生活費を稼いで居るみたいな人がいたり、 30代半ばの管理人さんは南米各国を歩くチープな旅の経験をお持ちだったり。 そんな方々の話を聞ける日々は面白い体験だったとも言える。

 さて、 今日はその管理人さんが話してくれた中から、 僕が利用した事の無い安上がり海外旅行の必須アイテムの話題を書いておく。 いづれも検索をかければ沢山の情報がヒットする有名なアイテムの事ですから、 僕が知らなかっただけで、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。

Skyscanner :
  航空券の価格情報提供と購入サイト
 地球規模での沢山の航空会社のチケットを対象としています。

  日本での各種商品に対する価格情報を提供するサイト
  価格.com をご存知の方は多いでしょう。
  その航空券バージョンを想像してみてください。

  日本語ページも用意されています。


Grab : タクシー呼び出しアプリ、東南アジア諸国

 利用方法やメリット等を解説したページをリンクして置きました。
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何十年ぶりかにアカギレが発生@草津

2019-02-23 22:31:48 | 草津生活
 草津に滞在中の事、 足のかかとの皮膚が縦に裂けて赤い真皮が顔を覗かせる痛いアカギレになってしまった。

 アカギレなんて日本中が貧乏だった僕の子供時代なんて冬の時期の年中行事みたいなものだったが、 昭和30年代(つまり中学校時代)以降にはアカギレの記憶がほとんど無くなった。

 それが2月初めから草津生活を続ける中で、 左足のかかと部分の皮膚にアカギレが出来て痛い思いをしてしまったのです。

 アカギレ発生の原因の推定ですが、 まずは老年になって皮膚には脂質が不足気味の身体になっている事。 その上酸性度の高い、 pH2 と称される草津の湯にほぼ毎日入っていた事が原因だと考えています。

 温泉に浸った身体は表面が完全に脱脂された状態を引き起こします。 かなり強度の「カサカサ肌」になっていたのです。 それはユニクロの肌着・「極暖・ネイビーブルー」の表面に皮膚が剥がれ落ちた白っぽい粉の様な物が多量に付着するようになっていたので判っていました。

 それは「まあそんな物だろう・・・」 とたかをくくっていたのだが、 数日後には昼食がてらの散歩に出ると靴の中のかかとに痛みを感じる様になって来た。 それも最初は靴の中に何かゴミでも入ったためか? と無視していたのだが、 日毎に痛みが増す感じがする。 そこである日、 雪の撮影に使うための虫眼鏡を使って「トゲみたいな物が刺さっていないか?」 観察してみた結果、踵部分に7mmほどの縦の裂け目が生じているのを発見したのです。

 「そんな傷口がある状態で酸性度の高い温泉に入るのは状態を悪くするだけ」と判断して、 温泉に入りに行くのは止めました。 そしてYHの管理人さんに相談してみたところ、 「僕もアカギレになるんですよ」、「なってしまった時には保湿用のクリームをたっぷり塗って、 サランラップみたいな物で全体を包んで置くと治ります」 そんな話を聞かせてくれた。

 日常的にハンドクリーム的な物は使用していない僕。  管理人さんから調理室に置いてあった「緑色のケースに入ったアロエ成分が入ったクリームを使ってみたら」と勧められ、 ガサガサ肌になってしまって居た踵の皮膚にたっぷりと塗り込んで、 大きく切ったラップフィルムでクリームを塗った部分をくるみました。 そうでもしないと寝具のシーツなどがべたべたしちゃいますからね。

 そんな対処を3日ほど続けると、 アカギレで裂けた皮膚は回復し、 痛みを感じなくなりました。 「目出度しめでたし!」、 一見落着しました。
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草津生活を中断して帰宅

2019-02-21 22:00:19 | 草津生活
2019Feb21 8時頃に降った雪

 はかばかしく降らない雪、 昨日なんか、草津YHでの朝の外気温がプラス2℃なんて高温に見舞われて、 雪の結晶撮影の意欲が萎えてしまいました。

 それで昨日にはYHの管理人さんに「せっかく1ヶ月間の居候生活を受け入れて頂いたけれど、 明日には帰宅したい」 と申し出ました。

 管理人さんからは 「今度の週末は雪が降るらしいし、 せめて週末まで居てくれると嬉しいのになあ」と言われました。 そして今朝は 「ほら、今朝は雪が降って来たでしょう」 と帰宅を引き止められました。

 もちろん今朝の降雪は気象情報には無いものでしたが、 舞い落ちるスピード等から六花の結晶の可能性を期待させるものでした。 撮影装置以外の大半の荷物は昨夜の内に車に積み込んでありましたが、 撮影サイトには撮影装置を屋外に出したままにしてあって装置の冷却は済んでいます。  室内に保管してあるカメラを組み込み、 電源の接続を行えば撮影はすぐに開始出来る様になっています。

 そこで朝食を済ませてから撮影を開始しました。


今朝の雪 雲粒が付着した六花の雪


 外気温はマイナス2℃をやや下回る気温ですから、 なんとか撮影可能と判断しての撮影開始でした。

 舞い落ちる雪の結晶は雲粒が付着している物が大半でした。 でも特徴的だったのは、 写真で見られる如く、 部分的に雲粒付着した物が多かったです。 その事は僕にとって珍しいものでした。

 撮影開始は午前8字頃に開始しましたが、 気温がマイナス2℃より高くなるに連れて、 ガラス板上の結晶は水滴に変化する速度が早まり、 撮影に適さなくなったので、 撮影を中止。 

 宿泊客がチェックアウトする10時までは撮影装置を解体して車に積み込み作業を完了し、 10時からは宿泊客の居た部屋の片付けやゴミ箱の中身を排出などを片付け作業に着手。 それが片付いてから管理人さんにお別れの挨拶をして、 草津を後にしました。 

 部屋の清掃作業が終わった頃に親しい山仲間のFさんから電話があって、「今週末にそっちに行ってみたいと考えているんだけど・・・」 そんな電話がありましたが、・・・ 「ごめん、 俺、 今日で草津滞在を中断して帰宅する事にしちゃったんだ」 と謝りの返事をするしかありませんでした。
 
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試料ステージ(ガラス)に載せた雪の変形

2019-02-18 12:50:53 | 草津生活
 8号機・試料ステージ(ガラス板200x300x3t)上の雪の融解

 「関東地方は3月並の気温となる」 そんな気象情報とおりに、ここ草津でも強い日差しで暖かな陽気になってしまった。 当然雪なんか降っては来ない。 そこで仕方なく、 今までに撮影した写真で従来の7号機用試料ステージに乗せた雪の結晶の融解の様子と8号機用試料ステージに乗せた雪の融解状況を見ていただける様にGIF動画を作って見ました。 降る雪は核となる小さな雪の赤ちゃん状態から周囲の環境に影響を受けながら成長して大きくなり、 地上に舞い落ちてくる。 それを撮影のための試料ステージに乗せた途端に融解して形を縮めて小さくなる運命が待っている。

 Top写真は7号機のステージと比較すると分厚い3mmのガラス板を試料ステージとして使用している。 動画作成に使用した2つの写真は背景画像を変更して撮影に臨んだ際の物で、 時間差はおよそ30秒程だったと記憶する。 本来なら正確な撮影時の時間が秒単位まで付随情報として記録されるのだが、 この時にはなぜかカメラのタイムスタンプがクリアされてしまって、 日時の情報が失われてしまっていたのでした。 いずれにせよ、 時間経過と共にくっきり感のある形状が型崩れして行く様子を見ていただけるでしょう。



7号機・試料ステージ(ガラス板20x20x0.2t)上の雪の融解


 この写真は正確なタイムスタンプが記録されていて、 3枚の写真の時間差は25秒間隔でシャッターが切られている事が確認出来ています。

 つまり、 「舞い落ちる雪の結晶を如何にに素早くカメラレンズの視野に収め、 フォーカスを合わせ、 シャッターを切れるか?」 それがシャッキリ感のある雪の結晶の撮影に重要な事だと判ろうろ言うものです。
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