長靴の借用が御縁の切っ掛け 鹿沢温泉

2024-03-10 10:31:12 | 国内旅行と山歩き

 パルコール嬬恋スキーリゾートへの偵察、 引い続いて万座での雪の撮影を楽しんだあと万座から下山して、 夜10時頃に予約しておいた鹿沢温泉の「鹿の湯 つちや」さんに素泊まり投宿した。

 その翌朝の6時台に地域の主要道路では大型の除雪車が活動を始めたエンジン音が聞こえ、 宿の間近からも小型の除雪機の稼働音が聞こえ始めた。 外は昨夜から雪が降り続いていたらしい。

 

 「鹿沢ではどんな雪が降っているのか?」それを確認しようとルーペを探したが、 どうやら道を隔てた宿の駐車場の一番奥まった位置に置いた車の中に残して来てしまっていた。 ルーペを取りに行こうと想ったが・・・ 長靴は車の中に残し、運転に履いていた運動靴のまま宿まで歩いて来てしまっていた。

 

 「困ったな、 長靴を貸してもらえないか?」 そう想ってスコップで玄関前の雪かきをしていた宿の主人かと見える年配の方に声を掛けた。 「駐車場の一番奥の車まで長靴を取りに行きたいのですが、 長靴をお借り出来ませんか?」と。 その方は玄関に戻り、 履いていた長靴を脱いで僕に使わせて下さった。

 

 そして、車からルーペを取って戻って来た僕と長靴を貸して下さった方(N氏)との会話が始まりました。

 

N氏 との会話 :

 N氏は宿のご主人では無く、 宿の縁戚者で3月末まで滞在中の方とのこと。

 風景写真の撮影が趣味、食堂に飾ってある大きく引き伸ばした写真の撮影者。

 雪の結晶撮影にトライした事は無かった。 マクロレンズは保有。

 僕の雪の結晶・撮影機材を見てもらったりして話は弾みました。

 

 長靴を貸して貰うことから始まったN氏との御縁、 最後にはお互いの電話番号交換まで進みました。 「来年の雪のシーズンにはN氏が撮影した雪の写真を見せてもらえたら面白いな・・・」と感じながらお別れしました。

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