Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アラン・ホヴァネスのセレスティアル・カンティクル作品305を聴く

2018-03-15 22:02:44 | アラン・ホヴァネスの作品
今回取り上げるのは、1911年生まれのホヴァネスが、
1976年に作曲したセレスティアル・カンティクル作品305である。
この作品は1977年ピアノとコントラルトのために作曲され、
1993年に管弦楽用に編曲され、翌年さらに編曲された。
聴いたCDではこの1994年版が使用されているようである。
今回聴いたCDは藤原ひなこのソプラノ、スコット・ゴフのフルート、
アラン・ホヴァネス指揮、ノースウェスト・シンフォニアの演奏である。
第1曲プレリュード(序曲)は、弦楽器のゆったりした旋律に始まり、
それにハープが絡んだあと、フルートが生き生きとした旋律を奏でる。
第2曲神の治世は、弦楽器の堂々とした前奏に始まり、
ハープの音に続き、歌が入り、東洋的な部分も一部感じる。
第3曲加護のもとには、弦楽器とハープの音に続き、
歌が入り、生き生きとした旋律はほのぼのしている。
第4曲アレルヤは、弦楽器がユニゾン風に旋律を奏で、
歌が続いて入るが、弦楽器の旋律は教会風、
そして歌は東洋風な感じがし、アジアとヨーロッパが、
融合した世界のように思わせる。
最後は冒頭の旋律が繰り返されて終わる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アラン・ホヴァネスの「天岩... | トップ | アラン・ホヴァネスの交響曲... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アラン・ホヴァネスの作品」カテゴリの最新記事