Mars&Jupiter

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ヴァン・ホルンボーの交響曲第1番~室内管弦楽のための作品4を聴く、そして三枚町から西谷まで歩く

2013-06-26 05:44:10 | 古典~現代音楽デンマーク編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
今回とりあげるのは、1909年生まれのデンマークの作曲家ホルンボーの作品で、
1935年に作曲された交響曲第1番~室内管弦楽のための作品4/M.85である。
初演は1938年2月21日オーフスでトーマス・イェンセンの指揮、
オーフス市管弦楽団(現オーフス交響楽団)で行われた。
作曲者の略歴は以前触れたので省略します。
今回聴いたCDはオウェイン・アーウェル・ヒューズ指揮、
オーフス交響楽団の演奏による。
第1楽章アレグロは、一撃の音のあと打楽器のリズムに乗って、
弦楽器が流れるような軽快な主題を奏でいく。
金管楽器や木管楽器が弦楽器に絡みながら、
いきいきとした舞踏的な旋律が奏でられ、
盛り上がりをみせて最後力強く終わる。

第2楽章アンダンテは、ファゴットのソロで始まる。
そして弦楽器のピチカートと打楽器のリズムが入り、
そのあと金管楽器や木管楽器が絡み、幻想的な雰囲気を醸し出す。
このあたりの楽器の扱いはニールセンの影響を感じさせる。
祝典的な感じと牧歌的な部分が交互に現れ、
最後は同じ音型を繰り返しながら、次の楽章に続く。
第3楽章アレグロ・エネルジーコは、力強い主題が奏でられて始まる。
弦楽器に金管楽器と打楽器が絡みながら軽快な音楽が奏でられ、
フルートやファゴットなどが弦楽器のピチカートと絡み、
荒々しいティンパニの音と弦楽器が絡んでいくが、
このあたりはバルトークを思わせて面白い。
最後は下降する2音による一撃が2回行われ、突然終わる。

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