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アンリ・ソゲ(ソーゲ)の組曲「パリの風景」を聴く

2014-07-13 20:28:29 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1901年生まれのソゲ(ソーゲ)が、
1950年に作曲した組曲「パリの風景」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはカルヴァン・シーブのヴァイオリン、
ジャック・コッタンのサクソフォン、ミッシェル・プラッソン指揮、
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団の演奏による。
「プレリュード~展望」は、弦楽器中心に旋律が奏でられて始まる。
管楽器も加わり、ロマンティックな雰囲気である。
華やかなパリの雰囲気を伝えている感じである。
「テュイルリー公園の朝」は、木管楽器が旋律を奏でて始まる。
淡い朝の感じをうまく描写しながら、流れるように曲は流れていく。
「花の河岸~島の市」は、ハープと木管楽器が活躍し、
金管楽器も絡んで、鳥がはばたくようすを描写していく。
「ヴォージュ広場」は、穏やかな旋律が奏でられていく。
金管楽器も絡み、旋律は古さを思わせる感じである。

「サン・マルタン運河」は、フルートが活躍し、
舞踏的なワルツの旋律が展開されていく。
「オペラ座広場の正午」は、華やかさを感じさせ、
同時にあわただしい雰囲気をも感じさせる曲である。
ユーモラスさも感じさせ、最後は力強く終わる。
「リッツでの昼食」は、サクソフォンが活躍する。
ゆったりとした昼食の風景という感じだろうか。
独奏ヴァイオリンが甘美な旋律で絡んでいく。
フランスの首都パリらしさを感じさせる旋律である。
「凱旋門の夕暮れ」は、行進曲風の勇ましい旋律が奏でられていく。
「サン・ジェルマン・デ・プレの夜会」は、
軽快な旋律が奏でられ、ヴァイオリン独奏が絡み、
サクソフォンも入って夜の雰囲気を醸し出しながら活躍していく。
「モンマルトルの夜」は、軽快で楽しい感じで始まる。
後半はロマンティックな夜を思わせる雰囲気とまり、最後穏やかに終わる。

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