Mars&Jupiter

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ハヴァーガル・ブライアンの交響曲第20番嬰ハ短調を聴く

2016-09-01 05:38:39 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
ここのところ忙しく、ブログを書く暇がありませんでした。
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1962年に作曲した交響曲第20番嬰ハ短調である。
演奏はアンドリュー・ペニー指揮、
ウクライナ国立交響楽団によるものである。
第一楽章アダージョ-アレグロ・アジタートは、
弦楽器で重々しく始まり、ファゴットが旋律を奏で、
再び弦楽器が力強い旋律を奏で、他の楽器も引き継ぐ。
打楽器と金管楽器を中心に盛り上がりを見せたあと、
いったん静まって、木管楽器中心に活躍し、
そのあと弦楽器群が引き継ぎ、木管楽器と独奏ヴァイオリンが絡んでいく。
やがて金管楽器によるファンファーレ風の音楽により、
それまでの穏やかな感じはいったん壊され、
再び木管楽器による牧歌的で穏やかな部分が続いた後、
金管楽器と打楽器で行進曲風の音楽が奏でられ、
最後は盛り上がりをみせたところで終わる。

第二楽章アダージョ・マ・ノン・トロッポ、
カンターヴィレ・エ・ソスティヌートは、
低弦が旋律を奏でて始まり、弦楽器中心に進行し、
木管楽器や金管楽器がそれに絡んでいく。
徐々に盛り上がりをみせたあと、独奏ヴァイオリンが入り、
フルート独奏がそれを引き継ぎ、弦楽器が引き継いでいく。
ファゴットやホルンが旋律を引き継いだあと、
打楽器と金管楽器で盛り上がりをみせたあと、
穏やかになり、木管楽器群を中心に展開し、
弦楽器がそれを引き継ぎ、高揚したあと再び穏やかになり、
トランペットが鳴り響いた後、
最後は金管楽器と弦楽器で穏やかに終わる。
第三楽章アレグロ・ヴィーヴォは、
ティンパニの叩くリズムで始まる。
そして、木管楽器と弦楽器で舞踏風の旋律が奏でられ、
フルートなど木管楽器が旋律を奏でて活躍した後、
弦楽器が旋律を引き継ぎ、木管楽器が途中絡みながら、
独奏ヴァイオリンが旋律を奏で、ハープも加わり、
そのあとは弦楽器が旋律を引き継ぎ、金管楽器も絡み、
徐々に盛り上がりをみせていき、荒々しくなっていく。
それがいったん静まると木管楽器と弦楽器が旋律を奏で、
ティンパニと弦楽器で舞踏風の旋律を奏で、
金管楽器が加わり、盛り上がり高揚したところで終わる。

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