Mars&Jupiter

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アーノルド・バックスの交響曲第1番変ホ長調を聴く

2013-02-03 23:54:31 | アーノルド・バックスの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回は1883年生まれのバックスの作品の中で、
1922年に作曲された交響曲第1番変ホ長調についてとりあげる。
今回聴いたCDはブライデン・トムソン指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・モデラート・エ・フェローチェは、
力強く金管楽器で奏される第一主題で始まる。
そのあと弦楽器が奏する第二主題は、優しくロマンティックである。
展開部は第一主題から変形されて始まる。
その後も第一主題をもとに盛り上がりをみせるが、
途中ハープの伴奏の上でフルートが奏でる部分が美しい。
最後は第一主題をもとに徐々に盛り上がり、
力強く、そして悲劇的な感じで終わる。
第二楽章レント・ソレンネは、ハープと低弦で、
重々しい旋律が奏でられ、幻想的な雰囲気の中で始まる。
そして打楽器と金管楽器により華やかな感じに盛り上がった後、
木管楽器により優しい旋律が奏でられていく。
途中ドラマティックに盛り上がる部分があり、
金管楽器が活躍し、なかなか印象的である。
最後は穏やかに終わり、終楽章に続く。
第三楽章アレグロ・モデラートは、
力強く軽快な主題が奏でられていく。
やがて狂乱的で舞踏的な部分と叙情的な部分が交錯し、
これが冒頭の主題と絡みながら進行していく。
最後は金管楽器中心に盛り上げって力強く終わる。

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