Mars&Jupiter

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アントワーヌ・ド・ベルトランの「おお、俺の女はすごい美人だ」を聴く

2012-02-15 05:41:07 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
依然として腰が痛く、昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1530年または1540年頃に生まれた
アントワーヌ・ド・ベルトランの作品。
トゥルーズ中心に活躍したシャンソン作曲家であるが、
彼の人生の詳しいことや、生没に関するところには不明な部分が多い。
「おお、俺の女はすごい美人だ(Mon Dieu,que ma maitresse est belle)」は、
1552年から1553年に出版された詩人ロンサールの『恋愛詩集』に含まれる
ソナチネに曲を付けたもので、1576年に出版されたようである。
聴いたCDはドミニコ・ヴィス指揮、
クレマン・ジャヌカン・アンサンブルの演奏によるもの。
男声と女声により歌われる旋律は甘美であり、
ポリフォニック的な響きも耽美的な短い曲である。

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