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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品19を聴き、西谷から二俣川まで

2010-12-29 17:26:32 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
昨日は西谷から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1770年生まれのベートーヴェンの作品。
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品19は、1795年に作曲された。
作曲年代は早いのだが、ピアノ協奏曲第1番の出版よりあとの
1801年に出版されたため、ピアノ協奏曲第2番となっている
昨日聴いたCDはイェフィム・ブロンフマンのピアノ、
ディヴィッド・ジンマン指揮、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏による。
第1楽章アレグロ・コン・ブリオは、ソナタ形式で書かれている。
管弦楽のみで始まる冒頭の部分はモーツアルトなどを思わせる。
ピアノが入り、ピアノは軽やかに旋律を奏でていく。
冒頭の主題はピアノによって自由に変形され、展開されていく。
ここでピアノが奏でる音楽はモーツアルトからの影響を強く感じさせる。
再現部のところでのホルンの吹奏がよく、ピアノと他の管楽器が絡んでいく。
カデンツァの部分もブロンフマンが弾くピアノが軽やかで、心地いい。
そのカデンツァが終わり、管弦楽が入り、最後颯爽とした感じで終わる。

第2楽章アダージョは、変奏曲形式による緩徐楽章である。
管弦楽により示される主題を受け継ぎ、ピアノが入り、
甘美な旋律を奏でていき、管弦楽もそれを支えていく。
ピアノが中心に活躍し、モーツアルトの影響を強く感じさせるが、
ピアノという楽器の甘美な部分を堪能させてくれる楽章である。
牧歌的な感じの中、最後は穏やかな感じで終わる。
第3楽章モルト・アレグロは、ロンド形式で書かれている。
ピアノが軽快な主題を奏で、管弦楽もそれを受け継いでいく。
そのあとピアノが活躍し、軽やかに旋律を奏でながら、
管弦楽との競演を続けていき、冒頭の主題も何度か繰り返され、
最後ピアノと管弦楽と一緒になり、堂々とした感じで終わる。

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