Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

エドムンド・ラッブラの交響曲第7番ハ長調作品88を聴く

2018-08-22 04:41:46 | 古典~現代音楽イギリス編
今回でラッブラの交響曲については、
以前ブログで触れた交響曲第3番と、
交響曲第10番をあわせすべて触れたことになる。
今回は、1901年イギリス生まれのラッブラが、
1956年から57年にかけて作曲した交響曲第7番ハ長調作品88を聴きました。
この交響曲はアンジェイ・パヌフニク指揮、
バーミンガム市交響楽団の演奏で、1957年10月1日に初演された。
今回聴いたCDはリチャード・ヒコックス指揮、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団の演奏である。
第一楽章レント・エ・モルト・エスプレッシーヴォは、
弦楽器の震えるような音の上でハープとホルンの吹奏で始まる。
やがてオーボエも入り、弦楽器から木管楽器に旋律が引き継がれ、
そのあと弦楽器と木管楽器が交互に旋律を奏でていく。
悲しみに包まれたような旋律を情熱的に奏でていき、
ティンパニと金管楽器も加わり盛り上がりをみせる。
穏やかな部分と盛り上がりの部分を繰り返しながら、
曲は進行していき、最後は穏やかに終わる。
第二楽章ヴィヴァーチェ・エ・レッジェーロは、
脱楽器の荒々しいリズムの上で、弦楽器が力強い旋律を奏で、
それに金管楽器や木管楽器も絡みながら始まる。
舞踏風の力強い旋律が繰り返されていく。
金管楽器と打楽器が効果的に使われていき、
最後も盛り上がって高揚したところで終わる。
第三楽章パッサカリアとフーガ(レント)は、
低弦とホルンで重々しく始まる。
そのあと弦楽器で主題を奏でていく。
ゆったりとしたテンポで音楽は展開されていき、
打楽器や金管楽器が加わり、盛り上がりもみせていく。
それが静まるとフルートを中心に木管楽器が活躍する部分となり、
そのあとは木管楽器を中心としたフーガの部分に入り、
最後はティンパニの音が鈍く響き中、弦楽器により穏やかに終わる

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エドムンド・ラッブラの交響... | トップ | マルコム・アーノルドの交響... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古典~現代音楽イギリス編」カテゴリの最新記事