じぶんの足でたつ、それが教養なんだ

「われこそは」と力まないで、じぶんの歩調でのんびりゆったり歩くのがちょうどいい。

いまもなお東大主義なんだ

2011-01-15 | 教育(education)
 都教委は都立の全百九十一校のうち、生徒の多くが東大など難関国公立大を目指す七校を「進学指導重点校」とし、そのほかの国立大や早、慶、上智など有名私立大を狙う五校を「進学指導特別推進校」と定めている。/しかし、都立最高峰の日比谷を除く、各校では近年、目標大学への合格者数が伸び悩み、減少する学校も出ている。都教委は各校の進学指導を見直し、生徒の学力データ分析の徹底や部活動、学校行事の活動時間のルール化などを求めた。(中略)十三日の都教委では改善計画を評価する声が相次いだ。竹花豊委員は「部活動も大事だが、勉強は個人の力。高校生の時に集中力と能力の限界に挑戦してほしい」と賛意を表明。木村孟委員長も「学習で専門性を養い、国際的な人間を育てるのは公教育の義務。企業が体育会系の人材を志向するから、子供が部活動に力を入れる。企業の責任は重い」と、部活動の行き過ぎに注文を付けた。(東京新聞・11/01/14)
 実感として、大学の質は劇的に変貌してしまった。記事にあるような「東大主義」に目がくらんだ教委や関係者の神経は麻痺しているのでしょう。おりしも、センター試験の最中。大学に入るというのはサラリーマンにしかなれない(否定的に言うのではない)人生を選ぶことになります。大学進学率が軽く五割を越える時代、若者の多くが同じような道を歩くというのはいろいろな意味で、未来のない現象だと思われます。部活はだめだといい、勉強時間を増やせと躍起になる理由はどこにあるのか。ささやかな経験から、大学は若者を去勢する場所じゃないかとさえいいたくなります。(11/01/15)