そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

石原慎太郎が盛り土案を潰す提案者だったことがはっきりした

2016-09-16 | 地方自治
昨日書いた石原慎太郎についてのことは、BS放送で述べた彼の言葉を、『正しい発言』という前提で、彼の無責任さを述べたものである。ところが昨日になってすっかり様相は変わってしまった。
石原慎太郎は都知事時代の2008年5月10日の定例会見で、豊洲の土壌汚染対策について「技術会議が提案していた盛り土案より、もっと費用のかからない、しかし効果の高い技術を模索したい」と、「インフラ(建屋)の下に空間を設けて安くする方法がある」語っていたのである。
この事実を石原はボケたのであろうか否定し、「当時の市場長が言ったのをそのまま喋ったけだ。俺は素人だからよくわからん。」と述べ、都は伏魔殿だと言ってのけた。部下に責任を擦り付け逃げ切るつもりだ。
しかし、当時の都中央卸売市場長の比留間英人氏が15日、本紙の取材に応じ、「石原氏から『こんな案があるから検討してみてくれ』と指示を受けた」と明かした。
比留間氏は地下にコンクリートの箱を埋める案について、石原氏から指示を受けたと認め、時期を2008年5月ごろと証言。「私の記憶では、工費や工期を検討した。しかし、かなり工費が高かった。2009年1月か2月ごろ(別の専門家による)技術会議で工法内容がまとまり、石原氏にコンクリート箱案は採用できないと伝えた」と述べた。(東京新聞)
つまり、石原が専門家会議の方針に反し、盛り土をしない工法を独断で模索していたことが判明した。自分は素人と言いながら、責任逃れに必死である。石原慎太郎は、パフォーマンスが好きで、大騒ぎになることなら何でも食いついた。せっかく日中で問題を抱え、双方に領土問題の認識のずれを認識を持ちながら触れずにいた状況であった尖閣諸島を、外交のど素人の石原が火をつけて炙ったのである。
結局民意など関係なく、言葉とパフォーマンスと居直りで居直り続けた、石原は都民を騙す格好で命脈が尽きることになる。少し遅かったけれど・・・
コメント
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