おがはまのつぶやき

ボケばばぁの独り言です。今後の老老介護ならぬ朗々介護目指し、
ボケ老人の扱い募集中です!

安心感

2016-01-29 21:12:03 | Weblog

今日はモモの体調はどうだろうと、不安を抱えて面会に行きました。モモはどの時点で分かったのか、高い声で吠えているのがわかります。先生と面接をして外泊の許可を頂きました。数値はゆっくりと良い方向に上がっています。きっと悪くなる時は、走り抜ける早さなのではと気持がブルーになります。帰りの車の中のモモは、本当に家に帰るのだろうか?とお座りをして、外を眺め乍ら確かめては寝ています。家まで45分かかりますから、わたしがおやつを食べたのを見て欲しがります。モモ用のおやつを負けじと、びっくりするぐらい食べました。これなら元気になるかも、といつも騙されるわたしです。帰るとすぐにたらふく水を飲んでいました。夕食後はおしっこを促されて、仕方なくじいさまといつもの所まで行って、帰って来てから、疲れたのか安心したのか、7時には爆睡しました。人で言うなら大の字でしょう。一ヶ月半前には、じいさまに誘いをかけてお散歩の時間なのに、寝るに限るに変わってしまいました。当たり前のことが、当たり前で無くなった時、人の感情は落ち込んでしまいます。上手にコントロールをしないと、病にかかるのではと、自分を大切に見守るのでした。


無言坂

2016-01-23 19:02:31 | Weblog

モモは便秘ぎみなので、昨日は診察をしてもらいました。体力もないので入院です。見れば元気ですが、食が細くなったせいでしょうか。毎日が今日限りと接しています。夕食後を待って、じいさまに散歩をせがんでいます。重症と思っていないのが、幸か不幸か気まま我儘が可愛いです。トイレまで50mを歩きたいと先を歩いて、終わると向こうを見ては無理と判断して折り返します。歩きたいだろうなーとせつない気持ちが辛いです。帰って来て自分のイスに座って窓から外を見ています。写真とビデオを撮りました。夜になってパソコンに入れて、確認してからUSBカードを削除しました。朝になって開きましたら、無くなっていました。わたしの思いが強かったのだろうと、残念な思いをしました。そして、今日の午前に面会に行って、カメラに収めて来ました。当分モモに振り回される日が続きます。じいさまが寝込んだら、モモと同じくらいに愛おしく思うだろうかと、ひとり苦笑いをしました。先生は面会の時間を沢山くれました。水をいっぱい飲んで、おやつも持参したのを完食して、お散歩を催促してじいさまと出かけました。お土産は5日ぶりの「うんち」でした。モモなりに孝行していると実感です。帰りの車中は2人とも、いつも無言です。歌なら無言坂ですが、2人の車中では無言車だと無意味なことを想いながら、帰って来ました。


モモの外泊 2

2016-01-17 20:05:15 | Weblog

モモは一ヶ月入院して、3回目の外泊に挑戦しました。面会するごとに痩せて行くので、長生きは無理だろうと連れて帰って来ました。3㎏減っています。持参したささみをいっぱい食べました。先生の説明をお聞きしても、体力の衰えで手術を躊躇しているようです。気ままに騙されることを覚悟して、今の時間を大切にしようと決めました。案の定、好きなものだけ食べて、薬の袋を見るとモモのベットに逃げて行きます。じいさまと褒めたりなだめたりと、赤ちゃん扱いです。トイレもいつもの場所へ歩いて、尻尾を振りながら元気に見えます。二日目も寝てばかりですが、午後は歩きたがります。行きは歩いて、帰りは抱っこと頻繁になります。思いっきり散歩しようと抱っこしながら友人に会いに行きました。なんとかクリアして帰りは、家まで5分は大丈夫と、気を良くしてしまいました。足元でぐっすり布団の上で、軽くなったモモが寝ています。午前はじいさまの布団で横になりました。午後は歩きたいとせがみます。抱っこして畑へ連れて行きました。友達のモカちゃんとも会いました。解るのか、モカちゃんは近寄っても様子見です。モモは声も出さずじっと見ています。お互いに理解しているように見えました。やはり、動物の世界には入れないルールがあるようです。


今年のお正月

2016-01-13 20:30:10 | Weblog

孫達は、今日から本格的に3学期が始まります。わたしのテーブルの上には、「木へんを並べて書いた紙が置いてあります。修業しなくてはと、いつでも思い出した時に書けるようにしています。何故かと言うと、4年生と「木へん」の付く漢字の競争をしました。わたしの突発的な行動なので、時間も字の美しさもルールはありません。思いのほか掛けませんでした。読むだけで書くことが少ないので、負けじと頑張りますが、5分位で7個と同じで残念です。少し練習をしていれば、自慢もできたのですが恥の上塗りで終わりました。これではいけないと、中学1年と「W」の付く単語に挑戦状です。どうしてもローマ字になるので、口頭で交互に言うのです。孫は現役なのですぐ返って来ます。負けじと張り切り、孫に「ウオー!、怪しいな」とかすっかり遊ばれています。それでもこたつの周りは賑やかで、居なくなる人はいませんでした。結局ゲーム感覚でわたしの恥で終わりなのでした。時間を見つけては2階でボールで遊びますが、すっかり遊ばれています。帰ってから、「おばあちゃん、いつ東京に来るの?」「3学期勉強頑張ったらね」「おばあちゃん、ボールを壁に当てて修業してる?」何を言われても可愛い孫なのでした。


計れないモモの心

2016-01-09 20:08:02 | Weblog

今日もモモの面会に行って来ました。帰った途端、弱く見えたモモは元気はつらつに見えます。でも、もう騙されないと気持を沈めて話しかけます。看護婦さんに、「鶏肉を食べさせても良ろしいですか?」と断って食べさせました。美味しそうに食べています。いくらでも食べる感じです。そういえば、家に連れて来ても、缶詰も遅喰いなのに鶏肉だけは夢中で食べていましたっけ!。不思議に思い看護婦さんに尋ねたら、「もっと好きなものを出すかも、と思っているかもしれないですね」「え~!!!」。「ここでは決まった時間に、これしか出さないと思っているので完食です」「え~!!!」。モモには、じいさまの過保護が透けて見えていたのです。いつも餌が入っていて好きな時に食べる感じです。お利口をするとすぐにおやつですから、後を付いています。じいさまに止めるように言うと、「お前だけ大きな口で食べている」と怒ります。じいさまに何度言って聞かせても、理解しようとする気持ちがありません。諦めるしかないと思っていました。やはり、モモに全部見透かされている、じいさまとばあさまなのでした。そして、先生や看護婦さんには「絶対服従」を見せています。飼い主に似るとは本当のようです。当分は同情せず、外泊はお預けにしました。


いたたまれず

2016-01-07 21:28:02 | Weblog

動物病院は4日の午後から仕事始めです。じいさまは仕事なので、5日の午前中に会いに行って来ました。モモは全身で面会を喜んでいます。歩くのもしっかりしているので「先生、こんなに元気にさせて頂いてありがとうございます。」「いやいや、胆汁が止まらないうちは安心できません。」エコーをかけて目の前で見せてくれました。注射器で採取した液体も見せてくれました。色は改善されてきましたが、透明になるには時間がかかると、わたしにも理解ができました。改めて重体を思い知らされました。一晩のお泊りをお願いして連れて帰って来ました。動かないようにじいさまと交代しながら、付添いです。慣れてきた頃には、動く様子がありません。トイレはいつもの線路の草むらまで、抱っこして行きます。薬を粉にして、缶詰の塊に入れて勧めましたが、いやいやします。口の横から突っ込んで食べさせました。大匙一杯です。可哀そうで勧められませんでした。わたしの足元の布団の上で寝ているので、ストーブを点けたり消したりと大事にしました。午前3時にはトイレへと促します。コートを着て抱っこして線路の傍までいきます。暗闇に星空が綺麗に輝いていたので、立ちすくみ時間が止まることをお願いしました。朝の薬は缶詰に○のまんま入れたら、上手に飲んでくれました。観念したのでしょうか。午前中はじいさまと2階で居留守に徹しました。午後はわたしとです。余りにも寝てばかりで泣けてしまいました。モモの目にも涙です。見ていることに居たたまれず、モモと思いっきり泣きました。先生にお願いするしかありません。元気もなく、4時半に病院へと駆け込みました。先生にお願いするしかありません。様子を聞いてから注射しました。きっと痛め止めだと分かりました。看護婦さんに渡したら、ゲージの方へ歩いて行き看護婦さんが、抱っこしてバイバイさせてくれました。その時の看護婦さんは、天使に見えてどこか安心しました。


お正月

2016-01-03 19:47:02 | Weblog

明けましておめでとうございます。

今年も、もう3日になりました。孫たちが来てあっという間に、お正月気分は過去になってしまった感じです。夕食前にじいさまの号令で全員並んで、2礼2拝した時には感動しました。全身が引き締まる感じで、気持が一つになった気がして嬉しかったです。宝くじには縁がなかったけれど、普通でも難しい全員揃っての参拝は、健康の希望が叶う気持ちです。孫3人とわたしはいつものようにボール遊びです。今年は中学生になったし、3男は小学生になるし、次男は今度5年生になるしと軽く考えていました。朝から「おばあちゃん、あそぼ!!」と誘われて、2階は大騒ぎです。両親見るも止める気持ちなどありません。腰を守るのに、先から座ったり寝たりとなりながら、負けじと投げて張り切ります。孫たちもわたしを労わるようにカバーしてくれて、老いを受け入れるしかないなと感じました。本当の「おばあさん」の瞬間発射ー!!!。いくら頑張っても人は「老いる」です。今年も老いにめげず前を向いて行こうと思いました。「今度いつ田舎に来れるの?」「おばあちゃんは、いつ東京に来るの?」と言われた時はメロメロとなり、顔をくしゃくしゃに撫でまわしたかったです。素敵な1年を願いました。