おがはまのつぶやき

ボケばばぁの独り言です。今後の老老介護ならぬ朗々介護目指し、
ボケ老人の扱い募集中です!

放蕩息子

2013-05-30 06:27:33 | Weblog

お隣のおばあさんは朝食時間からやってきます。「顔貸してー」と見せるまで粘って待っています。忙しいときは腕を差し出して「触って、」と言うと、腕を障って安心します。コミュニケーションが上手くいくと、少々の失礼でも大声をださないで済みます。3度程来て、指定のイスに座ってご機嫌です。今日は天下を取ったように、青空で気持ちがいいです。そこへ大きな音を発てて250ccバイクの軍団がやって来ました。ハーレーもあります。きっと海コースを楽しむのでしょう。帰りも爆音を楽しむように通ります。おばあさんは「この放蕩息子、ずんつあま(おじいさん)からねだって買って貰ったんべなー」と独り言です。4グループ走って行きました。毎年4月からお天気の良い、土、日はいつものことです。ヘルメットを取ったらおじさんだったりしてと、一人で苦笑しました。バイクの音を聞くと、無事に帰ればいいなーと、いつも思ってしまいます。中には放蕩息子もいると思いますが、風になびかせて走る格好は羨ましいです。わたしもと、思うことはありますが、実際は運動音痴なので、後ろで前の人につかまっても、しなやかでない自分が見えて乗る気にはなれません。できない分、音を聞いただけで、後ろを振り返らずとも応援しています。乗る時は格好良くお願いしますねー。そして、安全運転が一番です。


チャック取り替え

2013-05-26 06:54:50 | Weblog

先日、男ズボンのチャック取り替えを頼まれました。我が家は結構この仕事を頼まれます。買い置きは常時整えておくのですが、黒のチャックを2軒頼まれているのに在庫が切れていました。チャックの為に隣町まで出かけて行きました。種類が揃っているのに、23センチのチャックだけがありませんでした。戻って来て反対方向の隣の町へ行きました。おばあさんが店員さんなので、手間取っているみたいです。じいさまは20センチの男用を持っています。長いのは詰めることができますが、短いのはタスキに短しで、何の役にもなりません。20センチは若い人用で直すことは滅多なことで頼まれません。情に弱いじいさまは買ってしまいました。改めて遠い専門店へ出かけることにしました。ネットで探しても23センチの男用がありませんでした。直す時代は終わりに近づいているようで、情けなくなりました。男用はミシン掛けに工夫があるので、簡単とは言い切れません。45K離れた専門店にもなく、全国チエーンのなかからのお取り寄せとなりました。世の中諦めるには早すぎます。「どの人もチャック直しだけならまだズボンです。お願いしてください」と声を張り上げたくなりました。


人の役に

2013-05-23 06:19:53 | Weblog

「おい!おかあさん、おばあさんが鍵を開けられないでいるから、行ってみろ!」とじいさまがわたしに声を掛けて出かけて行きました。早速、駆けつけて開けましたが、力が足りないのか、要領が悪いのか、時間がかかりました。諦めて、近い本家のお父さんに頼みに行きました。居なかったので戻って来たら、じいさまが戻って来て開けていました。80を越えて、腰が二つ折りになって押し車を頼りに、用を足しています。外から穴に合わせるだけなのですが、渋くて穴にはめ込めません。本家のお父さんはこまい仕事が得意です。頼むとてっとり早く、苦なしにこなしてくれます。若い時はお酒でヒンシュクをかっていましたが、「良い所は一つはあるもの、」そういう所は支えてあげたくなるわたしです。人は役に立って生かされます。今では認められて、疲れない程度に本職を頼まれて働いています。よくも完全に卒業出来たと嬉しい限りです。周りでは80歳も過ぎると、日々、時間構わず積極的に何度も来る人、わたしが来るのを待っている人、嫁との確執で愚痴を聞いて欲しいと待っている人、声掛けを待っている人、サマザマです。わたしは自分の出来る表現で、寄り添う気持ちでいようと思います。じいさまも同じです。それにしても今は恵まれています。今年小学1年生はこの地区で一人です。じいさまは「これから大変だぞ」と言います。知人の男性は親の介護のために、長男が見ないので、次男が離婚して帰って来た人いるぞ、と言います。その他にまだいる人を知っています。明日は我が身、この歳で止めてお世話したくなりました。


復活

2013-05-20 06:07:34 | Weblog

コーラスの練習は、コンサートを目の当たりにして、中間に差し掛かりました。友人の家で音取りに、ピアノを弾いてくれました。そして、テープにも吹き込んでくれました。週一の練習ですが、普段の1週間は頭にありませんから、練習時間に集中して覚えなくてはなりません。だんだん覚えられなくなり、諦めの境地です。彼女のお蔭で以前より、音取りが楽になりました。その夜に驚くことがありました。20年も前に団員だった中学教師のアルトさんが、復活していたのでした。郵便局に行った時のことです。彼女と出会いました。「50歳の道半ばで退職したの?」「若い人の正規雇用を按じて、ひとりでも辞めたら良いかな?と思っていたんだけれども、思うようにいかないね、若い人が可愛そう」世の中そうもいかないのでは?」と思いました。誰がいじくりまわしているのでしょう。少子高齢化、ふむふむ、、、。誰もがその立場になって本気で考えて居るに違いありません。悪循環の解決はどうすればよいのでしょうか。誰もが、「思う、感じる、」はずなのですが、見当もつきません。彼女とは郵便局のフロアで20分程、長話をしてしまいました。どうも一人の力では限りがありそうです。


モモと雷

2013-05-16 06:57:32 | Weblog

朝食後に友人が来て「朝は過ぎたのよー」とやって来ました。毎朝の、食後のお茶だけはゆっくりします。でも、今朝は、ご飯のスイッチを入れ忘れて、じいさまへは寝すぎたことにしていたのでした。へへへ。9時過ぎてから急いで、畑へ誘われるままに行きました。ピーマンの苗植えとねぎの追肥です。午後はゆっくり休養で、少しだけ本業の仕事をして、じいさまはお泊りです。夜、モモが震えているのに気が付き、急いでトイレを忘れていたと散歩に出かけました。途中で稲妻があり、モモは友人宅を頼りに、もう突進です。まだ震えていて、そこで雷だったことに気が付きました。いつまでも居られないと、「モモ、おんぶ!!」と言って、背中におんぶして雨の中を走って帰って来ました。見た人は驚いたことでしょう。確かに車は止まりそうに見えました。「狂ったか?」と思われたに違いありません。とうとうオシッコタイムは果たせなかったです。布団を敷いて「お風呂だからね」と言いましたが、ついて来てお風呂の中で待っています。わたしは絶大の信頼を得ているようです。どこまで臆病だろうと思いました。寝たふりしたら布団の上で、安心したのか爆睡しています。大地震の時から、すっかり臆病になってしまいました。優しさは優れていますが、逞しさが欲しい所です。


孫の水泳教室

2013-05-14 22:12:44 | Weblog

娘の5歳の女の子が、短期水泳教室に通ったDVが送られて来ました。長男がいる内にと、急いで作成したのでした。孫は顔を水につけられません。何度も顔を手で拭いて、なかなか覚えられません。そこを先生は、全員に万弁なく声をかけて指導をしていて感心しました。孫はやっと追いつく感じで、最後まで感動ものでした。プールはガラス張りで、父兄から丸見えです。子も大変だけど、親も皿の目をして、ビデオで追いかけて大変だなと笑ってしまいました。帰ってから、ビデオでイメージ作りの勉強です。わたしの時代は先生だったり、兄弟だったり、友達だったり、挙句に川なのでした。それでも満足していました。5日間通いビート板で泳げるようになりました。「又通う?」「うん」と言ったものの、いざ、その場になると二の足を踏むと、親は嘆いています。「焦るなよ」と言うことしか言えません。「大人の階段のーぼーるー」とつい口から出ました。吸収できる内は良いものです。今となったわたしは、脳と体がアンバランスになって行くのが、自覚できるようになりました。ゆっくりと、畑に引きこもることになりそうです。


連休

2013-05-11 18:17:28 | Weblog

孫が帰って1週間経ちます。まだ、あの賑やかさが耳から離れません。何故かと言うと、孫2人が空気の抜けたボール大小2個で、ボール遊びの相手をしたからです。家に入るなり、仕舞ってある押入れからボールを出して、「おばあちゃん、あそぼー!」と2階へと誘います。わたしを目がけて、力いっぱい投げて来ます。腰を痛めていますから、お座りの状態で受けますが、2年生ともなれば勢いが増しています。弱弱しかった去年から比べると、力がついています。わたしは「きゃー!!怖い!!」と騒ぎます。それが心地よいのか喜んでいます。5年生も加わって、わたしに加減しながら、ゲームを楽しんでいます。息子もじいさまも見に来ません。お任せなのでわたしも十分に楽しみました。そこへ、モモも加勢したいのか見に来ました。モモは隅に丸くなって見ていますが、仲間になりたかったのか、守りたかったのかでしょう。どこへも付いて回ります。帰る朝まで時間があるとボール遊びです。フエイントもできて余程のこと嬉しいのでしょう。普通に成長していることが、一番嬉しかったです。モモの散歩の時には、2年生がソリで滑った「嫌な土手」を尻ですべって見せます。「嫌がらせ?」「違うよ、楽しいー!!」と喜んでいます。そして、土手を登ってタラの芽の取り方を教えました。冒険する気持ちで、茂みや、竹林の中を歩きました。川では魚釣りをして、6匹釣って放してあげて大喜びです。寝る時は、わたしと寝たいとモモと川の字で寝て、満足したのはモモも同じでしょう。今はひっそりした生活に戻りました。


草むしり

2013-05-01 06:27:27 | Weblog
後半の連休に息子と孫が遊びにやってきます。しぐれだったり、寒かったりと天候にムラがあります。わたしからすれば、はっきりした天候が好きです。庭の草むしりは「後でー」といっているうちに、一雨ごとに、草が勢いを増します。朝仕事に草むしりをしますが、なかなかはかどりません。挙句に晴れ間の午後にお隣のおばあさんが、「死ぬようだー、5分ボランテイアしてー」と甘えて来ます。「声が聞こえるから、話していいよー」と手を休めません。どちらも相手の出方を待っています。結局、軍歌を歌って長いすに座りませんでした。おばあさんも大きい声で歌って、動こうとしません。そこへ、モモに会いに来る、おばあさんが加わりました。「おらー、民謡の方が良い」と「外山節」を国道の流れる車を見ながら、声を張り上げて3人で大笑いしました。朝に草むしりをしていて感じたことは、中学生が去年は5.6人声を掛けてくれましたが、今朝は一人だったので寂しさを感じました。少子化はどこまで進むのでしょう。高齢者だけが目につく感じがします。キャピキャピの若い声が恋しく思いました。