モモは朝、昼、晩と３回散歩をします。朝食後に、お茶して薬を飲み終えるのを、お座りをして待っています。頃合いを見てじいさまの肩に、全身でタッチして、散歩へ誘います。じいさまは嬉しさを我慢しながら、仕方なさそうに立ち上がります。モモは、「やったー」と言わんばかりに尾っぽを振ります。昼食後も同じです。時には「早くー」と、言ってるように聞こえて笑わせます。夕食後はわたしです。先日保育所の駐車場で、モモは急に走り出しました。止めましたが夢中で何かを追いかけています。近づいて見ると８センチぐらいの「ねずみくん」です。じゃれて５，６回で叱りました。モモはじっとしているので、近づいて見たら動かないのです。おなかにそっと、手を乗せて見たら、暖かくも死んでいました。複雑な気持ちです。帰ってからじいさまに様子を伝えたら「死んだふりだ」と言うので安心しました。２日経って気になり、その場所へ寄ってみました。そこの場所でそのまま倒れていました。可哀そうに、恐怖で心臓マヒをおこしたと分かりました。モモはじっと見つめたままでした。「ただ、遊んであげただけなのに、、、、」と思ったに違いありません。カラスやとんびにも見つからず、ほっと安心しました。それでも何を思うのか、本能なのか、カラスやシカ、猫などを追いかけて、自己アピールの仕事をしています。
昨日は目の静脈の検査をしに行って来ました。視力検査では、コーラスの友人の子供さんで、惑うことなく上手に測って頂きました。心配するほどではないと先生に診断を頂き、帰りのラーメンは美味しかったです。会計が出るまで車イスのお母さんとお話をしました。春に接骨院に行って、背中をマッサージして貰ったら、３か所骨折していたと嘆いていました。自分は骨密度は高いと思い込み、気にもかけずに受けたのでしょうか。後悔先に立だづです。２，３か月入院して車イスの生活になってしまいました。御主人は去年亡くなって一人暮らしです。週２回ヘルパーさんに来て頂いて、見回りのお世話を頂いて暮らして居ます。「ある日突然に」は予想をしておりませんから、地獄を感じたに違いありません。車イスを上手に廻して、慣れてきたように見えました。前途多難ではあるけれども、彼女なりの生き方を見つけて行くでしょう。わたしもこれから寒くなるので、骨折には気を付けたいと思いました。
兄の子供達が、１年早く金婚式を開いてくれました。わたしら兄弟は招待されず、遠くから見守る叔父叔母です。家族だけで思いの丈を充分に楽しんだことでしょう。兄の心境を伺いたかったです。多分最後の宴でしょう。毎月のように帰って来る長女が５０歳で音頭取りよろしく、盛り上がったに違いありません。看護婦ですから、サポートにも自信があります。長男、次男も揃って、兄は自分の事だけ守れば良いのですが、多分空っぽで考える力は無いと思います。カラオケが大好きでも読めないし、言葉もでません。子供達が揃って、ご満悦だったに違いありませんが、大きな声で歌いたかっただろうなと、忍び泣きたくなります。四つ足で、県会議員さんの所へ会計の引き継ぎをお願いしに、弟の付添いで行ったのですが、玄関払いで砂をかませてくれてありがとうです。兄は自分であるうちに、身辺整理を始めています。なって見なければ理解できない現実を、無言でこなしています。言いたいことがいっぱいあるだろうにと、わたしだけが感傷的になった兄の金婚式でした。
今日は小さな町の音楽会が行われました。壇上のバックの幕には「響命～全校１０６人の魂」と書いてあります。３年生３６人全員の合唱があります。小人数ながらも迫力がありました。４０人位の太鼓の演奏もありました。わたしは、中学生になった孫と離れて暮らしているので、学習の成長が見られませんから、思いを巡らしては、頼まれもしない心配をして、目頭があつくなりました。観客も去年より多く、両親から、祖父母と多く、どの家庭も応援している姿が嬉しかったです。プログラムも少なく、２時間で終えましたが隣町の応援も頂いて大成功でしょう。では、わたしはと言うと、内緒の話ですが、照明の暗さと老眼で、ひらがなが読めなく苦戦しました。今度までにメガネを合わせておこうと反省しました。生徒数が少なくなり、部活も制限されて、吹奏楽は１１人で「ルパン３世」のお披露目です。野球は来年から廃部になるかもしれません。せめてあと３０人募集したい所です。