ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

シールド戦初防衛

2008-08-10 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
え~っと、先週からラグビーファンにはお楽しみの、
「エアーニュージーランド・カップ」こと、
「ニュージーランド航空杯」(なんて誰も日本語では言いませんが)
が始まってまーす。
ラグビー好きとしてはオリンピックより、こっちなんですよね~♪

・・・ということで、今日は昼間からイーデンパークへ。
すでに2011年のワールドカップに向けての工事が始まっていてメインスタンドは閉まっていました。


でもガラガラなのでスタンドの1つや2つ閉まっていても全然かまわないほど、人気凋落中のNZラグビー。
かっ、かなしい;_;



しかも、今日は大事な「ランファリー・シールド戦」だったのに・・・

ランファリー・シールド(盾)とは、イギリスから派遣された植民地のトップ、ランファリー総督が1902年に寄贈した、それはそれは美しい盾です。

(上の写真はディスプレー用の張りぼてでこちらが本物)→

この盾が14チームの間を、ボクシングのタイトルマッチでのベルトのようにぐるぐる回っているのです。現在の保有チームは地元オークランド。盾に挑めるのは保有チームのホーム試合の時だけなので、今日はオークランドにとって今シーズン初のシールド防衛戦でした。
(本当はシーズン前に2部チームと形式上の防衛戦をしてますが)

勝てばシールドはオークランドに残り、負ければ対戦相手のタラナキが持って帰ってしまうわけです。

(←黒に黄色はタラナキ・カラー。毎回やってくるこの大漁旗)

「タラナキは天然ガスが出るし 最近じゃ石油も掘り当てて、元々酪農も盛ん。今のNZ経済をガッツリ支えて鼻息荒いからな~。ラグビーも勢い良かったらどーしよー><;」 
と、あさっての方角からカルく心配していましたが・・・・

スポンサーも電力会社
有力企業が少ない地方チームのスポンサーは「サラ金」がお決まりなのに、さすがタラナキ≧▽≦ おっ、この後姿はジェイソン・イートン。モミアゲ剃ってから元気ないな~)

結果は22-6で、オークランドがかなりの優勢勝ち。
いろいろ課題を残した勝利でしたが、とにかく美しいシールドが残ることになってホッ´。`=3

格別なオークランド・ファンというわけではないのですが(ごっ、ごめん)、
シールドは少しでも長くここに留まってほしいな~と。

(←課題の1つ。ラッキー・ムンロくんのキック。がんばろう!)


(カーティス・ハイウは髪型がアフロに戻って元気はつらつ。高っ!→)

こういう風に考える輩がいるから、シールドの争奪は
リーグの優勝よりも価値がある
と言われたりするんでしょうね~。

快晴でしたが風が冷たく、立春過ぎたのに侮れませんでした。
プロ同士の南半球3ヵ国対抗のスーパー14もいいけれど、ローカル色濃いプロアマの中間のようなエアーニュージーランド・カップもまたいいものです。今シーズンは第1週から大物喰いで波乱万丈な幕開け。来週以降も目が離せません。(これが週末に時間のない1番の理由かも><!)

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