ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

逢魔時

2008-08-05 | 映画・文化
逢魔時(おうまがとき)――
誰が最初に考えたのか、なんと美しく妖しく、なまめかしい呼び名。
その時刻も名称も子どもの頃に知った瞬間からずっと好きです。
英語名のトワイライトも同じくらい深みがありますよね。

さて、そんな長い影を引く暮れなずむ夕刻に・・・・・・・




という話ではないんですが、ここ1週間ずっと低空飛行のワタクシ。
「体調崩してるのかな~?」
と思っていましたが、どうもそーでもなく。なんとなくエンジンがかからず、惰性で仕事に家事にという毎日。

こういうときは、
「しっかりしなきゃ!」
と自分を叱咤激励したりせず、ただ現状に身を任せて様子見です。
長年生きてくると、このへんのコツがつかめてくるというもの。

漠然と感じるのは「暗い気持ち」。
自分の中の不安でも不満でもなく客観的に感じる切ない哀しさ。
「なにか良くないことでも起きるのかな~?」
と思っていた矢先にチャッチャが低血糖に。
そして、善(11歳)が風邪

どちらもヒヤッとしましたが、いずれも時々起きる避けられないこと。すでに何度も経験済みで、しかも回復しています。しかし、こういうことが立て続けに起きること自体、自分のエネルギーレベルが低下しているのを感じます。弱っているとよからぬ事を引き寄せてしまうようです。

それでも消えない、心のどこかのほの暗さ。なんなんでしょうね。
切ないような哀しいような苦しいような、「暗い気持ち」。

今はただ、
「オリンピックの頃になにか良からぬことが起きなければいいなぁ」
という想いが頭から離れず、それがなんだかわからないまま、ぼんやりと心配で沈んでいるようです。(他人事?)

金融市場が大暴落? (商売柄つい)
五輪にかこつけたテロ? (中国は抜かりなさそうで別の場所?)
桁違いの自然災害? (台風?はたまた地震?ナマズか私は・_・)
お盆の時期だから飛行機事故? (今は「鬼月」でもあるし)
凡人に思いつくのはせいぜいここまで。

悪魔に魅入られるのはラベンダー色の黄昏時ばかりとは限りませんからね。
鉢合わせしないように気をつけないと。この不穏当な気持ちが単なる妄想で、なにも起きないことを祈ります。

(昨日のトワイライトタイム。胸騒ぎのする雲で思わずパチリ→)



今日の午後は久々に、手持ちの仕事がすべて片付きました。
こんなことは3ヵ月に1度あるかないか。受注していても何もしない日もけっこうありますが´ー`ゞ、他のことをしていても頭の中は、
「営業中」(=構想をまとめたり、段取りを考えたり)
なので、完全に片が付くのは久しぶりです。

こういう時もふっと気が緩みがちで、隙ができそう。
今日は早めに休むとします。

(←チャッチャも鬼月パトロール強化月間? そういえばが最近外にいる時間が延びてきました。雨が止んで暖かいから?それともピッピタビが帰って来てるのかな?)

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