明日のダービーについて頭を悩ませる一日。どの馬を買うか、だいたい気持ちは固まっているのですが、あれこれ研究しだすと迷いが出てきます。
事前にわかるはずのないことを、わかろうとするのが無茶というものなんですよね。ま、どれだけ見事にハズすか。それを楽しみにしましょう。
事前にわかるはずのないことを、わかろうとするのが無茶というものなんですよね。ま、どれだけ見事にハズすか。それを楽しみにしましょう。
今日の写真も八王子市の長沼公園で撮ったもの。尾根の遊歩道わきで咲いていたマムシグサ。サトイモ科テンナンショウ属の多年草です。(交差方で立体視できます)
おそろしげな名前の由来は、偽茎(花の下の柄の部分でしょうか)にまだら模様があるから、ということですが、私としてはもっと直接的な命名では、という印象があります。
というのも、小学校高学年の頃だったと思いますが、裏山の林の中で、同じ仲間のミミガタテンナンショウのような花と遭遇した時に「蛇が鎌首をもたげている!」と、腰を抜かしそうになった記憶があるから。
マムシグサそのものの花は緑色をしていておとなしいのですが、上記のミミガタテンナンショウやオオマムシグサなどは紫色の、地味ながらもドキッとするような色彩と模様をもっていて、なんとも迫力があるのです。
いずれにせよ、独特な花の形は「仏炎苞」と呼ばれ、筒内部の株に雄花、雌花、べつべつの花序が隠れているのだそうです(少しだけ覗いているのは「付属体」という部分で花そのものとは別)。
虫がゴソゴソと這入ったり這い出たりして受粉するのでしょうね。
〈小松左京マガジン〉49号が届きました。「小松左京の〈文学〉――迷路の果てに」という評論を書かせてもらっています。機会がありましたら、ご覧になってみてください。