goo

おみごと

オリンピックの女子も終了。
最終グループは圧巻にゃった。日本の選手も大いに頑張ったけど、やはりロシアの二人は飛びぬけてる。

特にザギトワ選手の身体能力は凄い。一番感心するのは腕から手先。一瞬の隙もない。スピードを上げるために漕ぐところは元々殆どないけど、その間も腕は何かしらのポーズを取ってることが多い。彼女は移動のために使う腕の反動なんて全く必要ないみたい。むしろ伸ばして何もしてない(ように見える)のは、スピードを落とすときだけ?
だから動きが全部ポーズの連続みたいに見える・・・
最初に見たときは、なんて目まぐるしいんでしょ、サブリミナルか!?と思った。
ジャンプがない前半が退屈とか言った人がいるみたいだけど^^;、あんなにぎゅうぎゅうに詰まったステップはそうそうないかと。

同じようなことはメドベージェワ選手にも言えることだけど、曲が少しゆったり目だから、それほど激しくは見えないのかな。今回のプログラムはショート・フリーともザギトワ選手が陽で、メドベージェワ選手が陰な方向性だったから、ウケの問題もあったかも。
でもストーリー性が深いから、見てて飽きそうにないのはメドベージェワ選手。


坂本選手はもうちょっと手先まで気を使った方がいいかも。あまりに無法地帯・・・
というか、なんか日本人選手の振付は薄いのよね・・・腕の上げ方にしても伸ばしたまま真上~とか横~みたいなのが多くて。上げるにしたって肘から上げるとか、少し身体に沿わせて上げるとか、バリエーションがあると思うのだけど・・・

日本人というわけではないけど、最悪なのは意味もなく下の方でぶらんぶらん状態。もったいないったらありゃしない・・・

と、いろいろ思うところはあるものの、今回のオリンピックで悟った。というかふっ切れた。
芸術性とか?表現より、やっぱ得点の世界なのよね、スケートは。
だから私が求めるところとは違うんだな、と。

・・・大人しくバレエを観よう、うん。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )