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否定しているわけではありません

昨晩のミュージカル 「ロミオとジュリエット」について。
猫は初見です。そしてこれはあくまでも猫個人の感想です。

全体を通して
まず感じたのは、若者向けの作りだということ。
とにかく演者の若さからくるパワーが全て、という感じ(ベテランはというと、渋く脇を固めるとともに、一際台詞のよーな歌詞を付き合いで?ポップに歌うという重責を担っている。しかし悲しいかな、猫にはどれも脳内再生不可能・・・。)


舞台からの印象
とにかくいつもザワザワした感。それはまるで渋谷の街の雑踏の中でやってるみたい。
バルコニーシーンも、駅前の飲み屋の通りを1本裏に入りました、位の静けさ。
キャピュレット家の霊廟も、しぶ地下の端っこの方?(苦笑)


謎の小ネタ
街中で騒ぐ連中がラジカセ?を担いでいるのに、Facebookがあって、スマホ(って言った?)が珍しいとは、一体いつの時代のことなのだろうか(時代考証なしという噂も)。単にマントヴァでは珍しいのか?(ベローナ~マントヴァ 直線距離にして約25kmだが)
猫が一番笑い死にそうになったのは・・・追放になったロミオが、機内持ち込みサイズ位のコロコロバックを持っていたこと!もしや自宅からずっと引きずって行った?(そりゃ憔悴もするでしょうよ・・・)

考察するに、あまりにも架空の設定でやっているので、何が普通で何が可笑しいのか、作り手も判断がつかなくなっているのではなかろうか。


へええ~新鮮!だったこと
追放が決まり、二人が最後の晩を迎える前に、ロレンス神父と乳母がロミオにはっぱをかけること。もしかして神父と乳母の思惑は違っていたかもしれないけれど、神父に至っては、両家の和合を図るためとはいえ、既成事実作成を推奨するとは(この軽はずみな性格が、メール不達という重大な問題を引き起こすわけで、一貫していると言えば言えるのだが)。
そして、「もしかしたらもう一生会えないかもしれない!」という、深刻な事態に陥ってもなお、一人では行動できないところが現代風ロミオ?


一番大事なのはそれ?
この話の中で一番重要だったのはそれ?と思ったこと。
(二人の純粋な若者が命を絶ってしまったというメインストーリーは置いといて)
「何事も大事な用件は、よく確認の上、直に会って伝えましょうね」ということ。
ジュリエットの服毒自殺は狂言・・・という重要な用件伝達を、携帯メールだけで済ます感覚より、“どうやって伝えよう~♪”と熟考の末、わざわざロミオに会いに行って「亡くなったんだよ」と確実に告げるベンヴォーリオ。・・・しかしそれは後半部分が抜けていた。
手堅いようで一本抜けてるって・・・実はよくあることなのかも。
猫もよくよく気をよう・・・。


楽曲に関して
ま~この手の音楽は全くの門外漢なのですが、猫的には「なんでそこがその音なのよ」の連続。クラッシックには不安定にしておいても、落とし所というのがあるもんですが、一向にそれがこない。ずーっとずーっと不安定。よくもまあ、あんなに歌えるものだと感心するほど(もしかしてそこが、このミュージカルの凄いところですか?)
1曲が長くなく(このあたりが若者向けと思った次第)、わ~っと盛り上がって、ぷつんと終わるもの多い気が(あたかも「あまちゃん」のオープニングのように)。最近の流行でしょうか。
歌詞もあまり詩情を感じないものが多かった(しみじみする作品じゃないからいいのか)。
日本語と相性が良くないのかも。「エメ」ってなんだろう?って、さんざ考えて検索もしちゃったもの。


衣装に関して
一番わからないのがこの衣装。分からないので詳しく書けません。


ダンスについて
特徴的なのは、1か多か、ということ。
死が一人(ロミオがいたりしますけど)か、それ以外は殆どフルメンバーで踊る?
ので、大人数で踊っている場面となると、どこがどこだったか、さっぱり区別がついてません。どこもかしこも変わらぬ印象とでも言いましょうか。
(「死」については後で別枠を設けたいと思います・・・)


そういうもの!?
この作品の演奏が、生なのか録音なのか、誰が演奏しているのか分からない。
オケピはないので、もしかして見えないところで演奏しているのか(そうは考えにくいが)、どうなのか・・・おそらく録音なのでしょうね。それにしても誰が演奏したものなのかって、問題にもならないものなのでしょうか。
ので、音質も何もあったもんじゃありませんな(いいんです、細かいことは若さで乗り切れば・・・)。

以下、おそらく続きます・・・


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悪夢

今朝方、悪夢を見まして。

場所はよくわからないのですが、空をも飛べる(どうやって飛ぶんだかわかりません)、黒髪のイケメンな暗殺者につけ狙われるという。

これって・・・モロに昨晩のロミジュリの影響・・・でしょうね。

なんて素直なワタシ(いろいろな意味で)。

あ、でも暗殺者の顔自体はみゃーおさんではありませんでした、これまた誰だかはわかりません。

でも、夢の中ではホントに怖かったの・・・。
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