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でもって写真

上の写真:開場前のステージを横から見たところ。右側が客席。舞台に近いところは地面にシートを広げる席、その後ろに椅子の席がありますが・・・。
開演すると舞台照明以外の照明はなくなるので、客席は一気に夜の闇が迫ります。

真ん中の左:会場の周りにはタペストリーが吊るされます

真ん中の右:・・・舞台裏も見えます(笑)本番中の裏も面白いだろうな~

下の写真:会場の周りにはこういったメルヘンなお店が点在。植栽も手入れが行き届いていてガーデニング好きな猫はテンションが上がります。
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ジゼル2

バレエそのもの・・・について。

振付なのか演出なのか、理由は分からないけれど、あまり派手ではなく基本に忠実というか・・・ジゼルという作品のお手本のような感じにゃった。ロイヤルやKを観る前はこういった感じのを観てきたので、懐かしいというか・・・振り付けなどはKのは異色だったな~と思えるほど。

主役のお二人はベテランなので、特にそう感じた。

ジゼルは実に可憐でいじらしい、素朴なイメージ。アルブレヒトが突然?表れて有頂天!から真っ逆さま(文字にしてもごくスタンダードでしょう?笑)。ジゼル(一人が)がとても盛り上がっているので、アルブレヒトが遊びなのか、本気なのかは大して問題じゃないという雰囲気(どっちかというとお遊び?)。
そんな流れで二幕も進み・・・
あれ?と思ったのは、Kだとジゼルさんが腕一杯のユリを持ってくるシーン(音楽)がなかったこと。いきなりヒラリオンがとっつかまる流れ(でもこれは幕切れの演出との関係上、そうなっていたのかも)。

ふうむ、となったのは最後の最後。
「ジゼル」がユリの花を1本づつ地面に落としながら、自分のお墓の奥へ消えていき・・・その後アルブレヒトがそのユリを1本1本拾いながら歩く(ジゼルの後を追うような軌跡になりますわな)と、最後のユリを手にした後、眼前にはジゼルのお墓(のみ)というキビシイ現実が突きつけられるという・・・(アルブレヒト、立ち直れなくなりそう・・・)
ジゼルさんにしてみれば、アルブレヒトが来てくれて嬉しかっただろうし、なんとかウィリ達から守ることもできたし、報われた感はあったと思えた(やっぱり成仏してるよ)。

コールドがとても揃っていてきれいだった!さぞかしジゼル筋が鍛えられたことでしょう(笑)

そして特筆することは、ジゼルを踊られた川口ゆり子さんのキャリアの長さ。
若い頃の鍛え方が猫とは全然違うけれど、猫もやればできそうだ・・・という勇気を貰いました。
もちろん猫のは自己満足の世界ですけれど(笑)

実は今まで生で拝見する機会はなかったのですが、その昔、もしむすこが「バレエをやる」と言ったら、こちらにお願いしようと思ったこともありました(確とした理由ははるか昔なので忘れちゃったけど、当時は一番良いと思えたの)。
実現していたら・・・もしかして今回の舞台に立っていたかも・・・なんて激しい妄想も湧きました(^^;
(どうせ真夏の夜の夢・・・あ!今度は「真夏の夜の夢」が観たいな!あのロケーションにぴったり!)


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ジゼル

今日の昼過ぎに帰宅しました~。

まずはバレエのことを。

最初に1点お詫び。今年から「The」フィールドバレエになっていたのです。製作者の方から最初にご挨拶があり、このイベントに(今年で24回になるそうです)「この」という限定性を持たせるために「The」をつけることにしたと話されていました。
実際毎年野外でバレエを上演するのは、日本でここだけだし、世界的にも珍しいそうな。

猫は数年前にこのイベントを知って、なんとなく行ってみたいな~と思っていたのが、今年実現したのです。
ちょうど好きな「ジゼル」で良かったし(^^

まず先に「なんだかな~」な点を書いてしまうと、
特設会場だけあって、客席にきちんとした段差がないので、どの席でも多分かなり舞台が見辛い。
猫は自由席の、その中でも最前列(会場の真ん中へん)をgetはしたものの、ダンサーの上半身しか見えなかったorz
もっと前の指定席にしても段差がないので、あまり変わらないと思う(距離が近いだけ)。

小さな子供が多いとか、客席がざわざわ(客席内飲食OKで)とかはまあ、しょーがないことでしょう。堅苦しくなくて良いといえば良いし。

これも野外なので仕方がないことだけど、天気が悪くて公演が中止になった場合でもチケットの払い戻しがないこと(だから恐くて前売りが買えなかったのよ~)

と、「ならでは」、な問題はあるものの、舞台は・・・観て良かった!

舞台装置が・・・生(笑)
普通ならある舞台奥の壁が無い。なので背景の木々が本物。照明が当たると実に美しいんですわ。あと、風が感じられること!一幕でジゼルが狂気に陥ったあたりから、計ったようにヒンヤリした風が吹いたのにはびっくりにゃった(気のせいじゃないですよ~)。

野外ならではの演出も。一幕の収穫祭の始まりには花火が打ちあがりまして(^^;
近いからよく分からないけど、何尺玉とか、そういう感じの本格的なのがどどーん!と上がったのには驚き(ドイツのライン地方の当時にそんな花火はなかったかもしれないけど~)

二幕のウィリが登場する前も、大きな鬼火が!(鬼火が出るのは前にも見たことあるけど、あんなにでかくはなかった)

舞台奥の壁がないので、ウィリ達が正面奥から現れる・・・というのも新鮮にゃった。

バレエ自体については後半で。一旦切ります~(晩ごはん~)


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