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トリプルビル

K-バレエの「トリプルビル」に行ってきた(遡って書いてます)、ので感想を・・・

「ラプソディ」
幕が開いたら、橋本さんが立っていたのに、一瞬くまさん♪かと思った(^^;髪型が似てた?雰囲気も
踊り始めたら、ああ、橋本さんだ・・・と。
冒頭は少し固かったけれど、後半に行くほどリラックスされていたように見えた。

荒井さんとのアダージオ部分は・・・溜息が出るくらいきれい。滑らかな音楽そのもの。

この曲はフィギュアスケートでも良く使われるけれど、思わず踊ってみたくなる音楽の1つ。(実際に踊るとなると、トンデモナイことになりそうだけど、踊れたらきっと凄く気持ち良いと思う)

その他の6人ずつのダンサーも、難しいステップ(であろーに)、実に綺麗で清々しかった。
チームワークが良かったともいう?

ストーリーがない作品ではあるものの、ステップ以上に何か小気味の良いところがある作品で、少し古めに感じるテイストが、かえって今は面白いのかな~と思えてきた。(初めて見たときは、古いのか新しいのかはっきりしなくて、なんだかちょっと居心地が悪かった・・・)

米国のアシュトン記念公演に招聘されたとき、このブログ(の前身)に「ホントに招聘だったか疑問」と書いたけど、それはどういう経緯で公演が行われたのかが、最初は全然分からなかったのでそう書いただけで、他意はありませんでした。(あ、あとTV番組で紹介されたときに、リハの舞台装置は映ったけど、本番のこと~動画も観た人の感想など、舞台の出来にはなんにも触れてくれなくて、少しスネてたかもしれません・・・)
しばらく後になって、経緯や大成功だったことが分かりましたが。
Kとしての初めての米国進出が、素晴らしかったのは嬉しいことです。
また実際に観れて良かった!

「ウォルフガング」
(ヴォルフガングじゃないのね)
この作品は・・・サイモンさんが面白かったことが一番印象にあって、それ以外は・・・救いのない話だな~くらいしか覚えていなかった・・・orz
上着が出てくるけれど、赤じゃないんだ・・・とも思った。
たしかにモーツァルトの音楽はビビットなカラートーンじゃなくて、パステルトーンだから、美術を含めてまとまりは良いかと。
登場人物が三者三様で、ばっちり決まっているのが楽しい。
ビャンバさんのウォルフガングは、サイモンさんほど崩れてない?けど、それ以上行ったら本当に危ない人になってしまうという、限界ラインだった気が。
宮尾さん・・・髪型はシンデレラの王子と似ていたけど、王子より楽そうで楽しそう(^^;
サリエリって映画でも悪役に描かれたりするけれど、ウォルフガングの遺児を指導したりもして(wiki情報)、面倒見が良かったみたいなのに(浮かばれないにゃ~)。

「真夏の夜の夢」
「念願の」舞台(ああ、なぜ去年は初日を買っておかなかったのでしょうか・・・)。

でもこんなに早く観ることが出来て、本当に嬉しい。>くまさん♪ ありがとう~

想像もしなかったキャスト(芳賀さんのオベロン!)で、さらに嬉しい・・・反面、オベロンのような役を踊れるダンサーは少ないのかと、少し不安も(パックがくまさん♪でなければ問題なし?)。
他のバレエ団のビデオなどは観ていたものの(あ、ずいぶん前には生も観たか・・・)、実際に観ると自分まで森の中に居るようで、全然印象が違う。
最初から最後まで楽しい!に尽きる。
パックは、動いている間は回ってるか跳ねてるかって感じ。もう自由にやりたい放題!(と見えるけど、そういう振付なんでしょうね~)とにかく愛らしい。
・・・その他のキャストについては、次を見てから(ちょっと体力が・・・)

あ、途中スモークが濃かったけど、あれで良かったのだろうか。舞台奥のパックが見えなくなると、思わずボタンエビを焼いた煙で見えなくなったTV番組を思い出してしまった。
もしかして夏はスモークのコントロールが難しいのかな?
そういえばこの間の「エリザベート」でも、「夜のボート」から煙っていて、あれ?ここってこんなに煙ってたっけ??と思った。

しかしここにきて、麗しのトート閣下も、待ち焦がれたくまさん♪パックも観てしまい、何か1つ2つ山を越えたような気持ち(今トート様がお迎えにきたら、ほいほいついて行ってしまいそうだ・・・)

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