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シンデレラ・・・おまけ

遅ればせながら、「プロコフィエフ」という自伝を読んでる。長いのと短いのがあって、短い方らしい。
これだけで少なくとも筆まめだったことは伺える(笑)
「シンデレラ」に関しては、パンフレットの解説にある通り(ホントにそのままだった)。


まだ全部読んでいないけれど、音楽活動は本当に小さいときからみたい。

困難を困難と考えない性格の人だったかも。戦時中なのに平気で?旅行したり、作曲したものを酷評されてもあんまり凹んでないみたいだし。
来日もしていたと初めて知った。帝劇でコンサートを開いたんだと。聴衆の反応はいまいちだったけど、行儀良く聴いてくれたとかなんとか・・・。

それで・・・考えてみたらプロコフィエフの「シンデレラ バレエ組曲」のCD(スイスロマンド管弦楽団・アンセルメ指揮)があったんだ。
これまで全然好きじゃなくて、1回聴いたかどうかってなものだったので忘れてたのにゃが。

改めて聴いてみたら・・・組曲だから最後が「真夜中」(バレエでいうところの、魔法がとけてシンデレラが王宮から去るシーン)なんだ。

そこから先はどうしろと?

物凄く歯切れが悪い!後味が悪い!

聴いてちょっと後悔した・・・。

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終わっちゃいました

昨日でK-バレエ「シンデレラ」は終了。無事に千秋楽を迎えたようで(多分)良かったです。

一昨日の夜の部を観てきた猫。さすがに仕事は休めず、駆け込み・・・。

全体の流れもすっかり掴め、細かいところにもだんだんと目が行くようになったせいか?、駆け込んだ割には落ち着いて観れた。
でもって、一番しみじみした・・・。シンデレラと王子がLove×2に見えたからかにゃあ(他の方々がそうじゃなかったというわけでもないのだけど)。

浅川さんのシンデレラは・・・みすぼらしい身なりの間も、踊りだすとどこか華があって、パーティでの変身を予感させるところがあった(猫感想ですよ)。
遅沢王子はさりげない動きに説得力があるというか・・・背中でもアピールするというか・・・。シンデレラが消えた後、心の叫びが聞えたような気がしたのにゃ「何があった!?僕のあの人はどこに行ったんだぁぁ~っ!」って。(それにしてもオレンジマンを思い出さなくて良かった!)
それにお二人とも踊りは安定感があって、スケール感もあったかと。

姉たちはキャストが変わっていたのだけど、どちらも個性があって面白かった!!
道化さん達は別キャストがあったのだろうか・・・。フル登場だったら、そりゃもう大変だったでしょうね。

で、演出で猫が椅子から転げるかと思ったのは・・・ラストの流れ星にゃったのだ。
どこかで見たような星空に、忌まわしい記憶(某ミュージカルの演出)がよぎり“流れるにゃよ~!”と思った瞬間に流れたもので・・・。
あまりにベタで・・・(お子様には良いのかもしれないが・・・orz)

あとは順不同で思いつくまま。

王子がシンデレラを探す際に・・・「馬」は出てこなくて安心したけど(^^; 模様入りの紗幕の裏で暗くて、細かいところがちょっと見辛かった。
暗いといえば・・・4人の妖精が出てくる際の背景(四季)が・・・地味。アイデアは凄く良いと思うけど。
そこだけ凄く書き割りチックなのも・・・

2幕の幕の降りが若干早くなかっただろうか。なぜにあんなに早くしないといけないのかが分からない・・・

4人の妖精がもうちょっと活躍しても良いのではなかろーか・・・。例えば3幕でシンデレラさんちから王宮までの場面転換での間が長く感じたから、仙女一人じゃなくてその辺で踊るとか、王宮の門へシンデレラを後押しするとか・・・

他の演出もそうだったかもだけど、あの流れだと継母や義理姉たちには、どうしてシンデレラが舞踏会に行けたのかは分からないのでは?(仙女には一生縁がなさそうだから、分からなくてもいいのかもだけど~)

シンデレラ・・・結果的にダンスを習わなくて良かったのかも(へんちょこりんなダンスが流行っていたのには笑ったが。)それにしてもおかしな客(オレンジマン達や大小の騎士)が横行する王宮で育った、王子のセンスは大丈夫なのかとちょっと心配ではあるわにゃ。

継母や義理姉の、シンデレラへのいじめがあまり陰湿じゃないところは好感が持てた。原作だとシンデレラはセンスが良いから、アドバイスは求めるくせに、おしゃれはさせないとかのエピソードかあって、心理的にくるにゃ~と思っていたので。

馬車じゃなくて「鹿」車なのは意外だった(回る鹿・・・orz)でもこっちのは可愛い!
音楽にのって加速するのも格好良い!(四鹿力!)勢いあまって舞台から落ちたらどうしようかとも思ったけど、杞憂に終わったし。あのシーンが実は一番好きかも!

12時のシーンも圧巻にゃった。色々な角度から見たけど、結局(本物の)シンデレラがどこに消えたか分からなかった~。その前の時計の針の演出も面白かった(道化さんたちが可愛い)。せっぱつまる音楽の中に見所が詰まっていて大変~~。

しかし本当にあっという間だった。
この上ないハッピーエンドだから、後味もすこぶる良い(^^
帰り道、果物やさんで意味もなく「文旦」を買いそうになったが・・・

唯一の難点は・・・もう猫の元には王子様は来ないだろうってことかしらね~(笑)

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