こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

認めながらも否定する

2012年09月09日 23時09分18秒 | Weblog
NHKのETV特集で「地球の裏側で“コシヒカリ”が実る」という放送があった。

番組内容は
・南米発おいしい日本米の世界進出作戦
・日本のコメの底力と可能性を探る

番組詳細は
 南米ウルグアイで日本のコメ作りに挑む田牧一郎さんを追い、日本のコメの底力と可能性を見詰める。
田牧さんは米国でコシヒカリを生産した経験から、日本のコメ作りの知恵と技術がいかに優れているかを知る。
そして、今度はウルグアイでコメの生産を始めた。
彼の作ったコメには既にアジア地域の業者が買い付けを申し入れており、南米での販売を目指す日系商社も現場を訪れた。
また、日本大使館では南米各国の要人を招いた試食会も開かれた。
ウルグアイでの日本のコメの生産に、どんな意義や価値があるのだろうか。(NHK番組表より)

朝から憂鬱だった。
朝から今まで、全くブログを書かなかったのも、このことで頭が一杯だったから・・・
全ては、この番組が、夜に放送されるからだった。

SBS米、TPP問題、日本農業の衰退、後継者不足、原発問題と、お米の現実はかなり厳しい。

自分が時間が許す限り、マスメディアの要請も受けて、お米の研ぎ方、食べ方、選び方など、お米の基本を教えなおしているのも、たった1%かもしれないが、日本のお米の将来のために役に立つかもしれないという思いからだ。

番組の中で、「日本の米の基準が下がっている。これが基準なってしまうと困る」という趣旨のコメントがあった。
それは自分も痛感している。
だから、急いでいるのだ。
焦っているのだ。

「そんなことで、日本の農業が助かるはずがない。日本を諦めて、外(外国)へ来い」と、外にいる友人からも、何度も諭されているが、こんな番組を日本で放送されるなら、もっと外へ出ることは出来ない。

自分は、自分の考えたSPR(Suzunobu Project Rice)で、どこまで外に対して喧嘩が出来るか、試してみよう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする