『オスマン帝国―イスラム世界の「柔かい専制」』(鈴木董著[講談社現代新書]1992年刊)を手に入れたので読みはじめたら、これにハマった。
オスマン帝国の歴史をこれほどの正確さで短くまとめた本はこれまで読んだ経験がない。
アラブ系ではなく、トルコ人のイスラムってどういうものか?
この周辺の地理にうといので昭文社の世界地図も、最新版を買いなおした。
なにを隠そう・・・わたしは地図マニア。ふと思い . . . 本文を読む
菜の花が風にゆれて
いちめんのいちめんの菜の花が 風にゆれて
畑にいた小鳥たちがパッと
砂利を空に放りあげたように飛び立つ。
谷川俊太郎さんも たぶんこんな
早春の風景に舌つづみを打ったことがあったに違いない。
ぼくはクルマで移動し
利根川のほとりをあとにする。
探し物はデートするためのお金であったり
三角州に流れついた老婆の悲嘆であったり
まだ若かったころの ミニスカートをはいたきみであったり . . . 本文を読む