11月6日(日)、東家一太郎さんの浪曲口演会がありました。
紅葉の秋、行楽の秋。
秋は、各地でさまざまなイベントが開かれます。
行きた〜い、というイベントが、この時期、とくに日曜日はどうしても重なるのです。
そんななか、東和町の福祉センターで開かれた、
東家一太郎浪曲口演会にご来場くださった皆様方!
ほんとうにありがとうございました☺️
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/96/f44352797b8926063ec503d55e321c54.jpg)
↑ 熱い、熱い、口演会でした!
古典「小田原情相撲(おだわらなさけずもう)」は、
大相撲史上最強力士といわれる、
雷電 爲右エ門(らいでん・ためえもん)の
若かりし頃の話なのですが、
相撲好きにはたまらない話でもあり、
人情味あふれる一席でした。
一太郎さんが登場して、まず、
「かけ声講座」なるものがあるのですが、
これが、ひじょうに、おもしろい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/9c/7b8a81e35072da1011a75322be4f549e.jpg)
↑ 「待ってました!」 「たっぷり」 「名調子!」 この三つが基本のかけ声です
浪曲って、浪曲師と、曲師(三味線)という、お二人の芸ではなく、
観客からの、かけ声があって、その相乗効果で盛り上がっていく芸なんです!
さらに盛り上がると、「日本一(にっぽんいち)!」となるわけです。
ふだん、かけ声に慣れていないので、
なかなか大きな声がとっさに出ないのですが、
皆様のなかには、おみごと! と思わず唸るくらいに、いい間合いのかけ声がありました。
古典の後、シートン作品の「オオカミ王ロボ」の浪曲が
披露されたのですが、昨年のとまた違って、各所に工夫がこらされ、
芸というのは、繰り返すうちに、熟成していくものなのだなあ、
と、改めて感じた次第です。
この一席が終わった後、
一太郎さんが、なぜ、『オオカミ王ロボ』を浪曲にしたいと思ったのか、
その、きっかけなどのお話もありました。
6日の口演会が終わった後、
この日、どうしても来られなかった方のために、
翌7日もやりますよ、と、一太郎さんと美(みつ)さん。
夕方の新幹線で帰られる日なのですが、
え〜っ?! ほんとうにいいんですか?
と、驚いたのですが、お言葉に甘え、
急遽、『浪曲ゲリラライブ』を開くことになりました。
上の写真。黒板にかけ声講座の文字が書かれているのは、
そのゲリラライブのときのものです。
場所は、「こっぽら土澤」の集会室。
急だったので、宣伝は行き届きませんでしたが、
それでも、集会室にある椅子全部が埋まり、満席でした!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/56/0962a66017052f0f0ba14c6554b343b1.jpg)
↑ 一太郎さん、美さんも、のりにのってました!
この日、夕方に帰られたお二人でしたが、
何とも、名残惜しい思いでした・・😢
「東家一太郎・友の会」を作ろうよ、
そんな声も出ています。
東家一太郎さんたちは、巡業の旅をしたいとおっしゃっていました。
それができるのも、日本で唯一のご夫婦の浪曲師ならでは、のことです。
岩手まで来られて、一カ所だけの口演会、というのも
ひじょうに惜しいです。
来年は、東和町だけでなく、岩手の別の場所でも(いえ、東北ならどこでも!)
口演会を開きたいですね!
かけ声講座で、いっしょに唸った「馬鹿は死ななきゃ治らない」、
これは、二代広沢虎造の「清水次郎長伝」で有名になった名台詞(めいぜりふ)ですが、
誰の心にも、この言葉が響くんですねえ、ほんとに・・・
各所に、人生哲学が埋め込まれている浪曲。
奥が深いなあと、今回もつくづく感じました。
さて、
次回のブログでは、にっち店内の新商品などをご紹介しますね!
紅葉の秋、行楽の秋。
秋は、各地でさまざまなイベントが開かれます。
行きた〜い、というイベントが、この時期、とくに日曜日はどうしても重なるのです。
そんななか、東和町の福祉センターで開かれた、
東家一太郎浪曲口演会にご来場くださった皆様方!
ほんとうにありがとうございました☺️
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/96/f44352797b8926063ec503d55e321c54.jpg)
↑ 熱い、熱い、口演会でした!
古典「小田原情相撲(おだわらなさけずもう)」は、
大相撲史上最強力士といわれる、
雷電 爲右エ門(らいでん・ためえもん)の
若かりし頃の話なのですが、
相撲好きにはたまらない話でもあり、
人情味あふれる一席でした。
一太郎さんが登場して、まず、
「かけ声講座」なるものがあるのですが、
これが、ひじょうに、おもしろい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/9c/7b8a81e35072da1011a75322be4f549e.jpg)
↑ 「待ってました!」 「たっぷり」 「名調子!」 この三つが基本のかけ声です
浪曲って、浪曲師と、曲師(三味線)という、お二人の芸ではなく、
観客からの、かけ声があって、その相乗効果で盛り上がっていく芸なんです!
さらに盛り上がると、「日本一(にっぽんいち)!」となるわけです。
ふだん、かけ声に慣れていないので、
なかなか大きな声がとっさに出ないのですが、
皆様のなかには、おみごと! と思わず唸るくらいに、いい間合いのかけ声がありました。
古典の後、シートン作品の「オオカミ王ロボ」の浪曲が
披露されたのですが、昨年のとまた違って、各所に工夫がこらされ、
芸というのは、繰り返すうちに、熟成していくものなのだなあ、
と、改めて感じた次第です。
この一席が終わった後、
一太郎さんが、なぜ、『オオカミ王ロボ』を浪曲にしたいと思ったのか、
その、きっかけなどのお話もありました。
6日の口演会が終わった後、
この日、どうしても来られなかった方のために、
翌7日もやりますよ、と、一太郎さんと美(みつ)さん。
夕方の新幹線で帰られる日なのですが、
え〜っ?! ほんとうにいいんですか?
と、驚いたのですが、お言葉に甘え、
急遽、『浪曲ゲリラライブ』を開くことになりました。
上の写真。黒板にかけ声講座の文字が書かれているのは、
そのゲリラライブのときのものです。
場所は、「こっぽら土澤」の集会室。
急だったので、宣伝は行き届きませんでしたが、
それでも、集会室にある椅子全部が埋まり、満席でした!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/56/0962a66017052f0f0ba14c6554b343b1.jpg)
↑ 一太郎さん、美さんも、のりにのってました!
この日、夕方に帰られたお二人でしたが、
何とも、名残惜しい思いでした・・😢
「東家一太郎・友の会」を作ろうよ、
そんな声も出ています。
東家一太郎さんたちは、巡業の旅をしたいとおっしゃっていました。
それができるのも、日本で唯一のご夫婦の浪曲師ならでは、のことです。
岩手まで来られて、一カ所だけの口演会、というのも
ひじょうに惜しいです。
来年は、東和町だけでなく、岩手の別の場所でも(いえ、東北ならどこでも!)
口演会を開きたいですね!
かけ声講座で、いっしょに唸った「馬鹿は死ななきゃ治らない」、
これは、二代広沢虎造の「清水次郎長伝」で有名になった名台詞(めいぜりふ)ですが、
誰の心にも、この言葉が響くんですねえ、ほんとに・・・
各所に、人生哲学が埋め込まれている浪曲。
奥が深いなあと、今回もつくづく感じました。
さて、
次回のブログでは、にっち店内の新商品などをご紹介しますね!