「平成28年度琉球舞踊保存会「伝承者養成事業」 成果発表会」の新聞記事があったのですね!権益の攻防のようでもあり、あらゆる業界の動向は、公平さを失っているのでしょうか?
新聞資料:平成28年度琉球舞踊保存会「伝承者養成事業」 成果発表会 by あきらめない姫
ご無沙汰してます。以前、投稿したあきらめない姫です。
本ブログでも注目を集めている「琉球舞踊保持者選考問題」 について、下記の投稿で、 客観的に判断できる助けになればと新聞報道を整理して紹介しまし た。
資料:琉球舞踊保持者選考問題 新聞報道の軌跡(あきらめない姫より)→気になるコメントが投稿 されました!(2017年06月29日 07時22分27秒 )
http://blog.goo.ne.jp/ nasaki78/e/ d37d468839d41e0054f9616717b25e 37
差し出がましい気がして、 二度と投稿しようとは思わなかったのですが、先日の記事
平成25年度琉球舞踊保存会伝承者養成』事業成果』 発表会ー鈴木耕太・解説:資料
への 「ぼうちらわらばあさん」のコメント「真っ当な研修を!」 読んでいてもたってもいられなくて、また投稿します。
ぼうちらわらばあさんに同感です。 伝統芸能界のことをよく知らない一般の方が「え! こんなことありえないよ!」と思われそうなので、 根拠となる新聞報道を紹介して、私見を述べます。
この報道によると同保存会の「 系統ごとに先達のわざを学んだ成果を発表」する舞台で、 この年度の課題「かせかけ」について、 特色が顕著なわざを伝承している「松含流」「渡嘉敷流」 の発表がはずされたことについて、「 花岡さんたちが出る番ではなかった。故意に外したわけではない」 と事務局長は説明しています。
500人いる伝承者を毎年100人ずつ発表というシステムなので たまたま今回漏れたという説明ですが、発表会の趣旨からいうと7 系統すべて披露すべきです。以前はそうしていたはずです。 すべての系統の踊りを大切にしていました。同じような踊りを、 ただ選ばれた100人分見せるのではあまり意味がありません。 残りの400人も「かせかけ」の研修を行っているわけですから、 オブザーバーとしてでも踊ってもらうべきです。 せっかくの勉強会ですから、この研修発表会自体が。
本研修で、 琉球文学の権威である波照間栄吉先生のご講話の中でもこの「 渡嘉敷」と「松含」の特色について触れられているし、 一般の観客の皆さんにも琉球舞踊の多様な豊かさを見せるチャンス なのにもったいない。 有意義な研修にしたいという気が無いのですかね。 保持者の方々は。というより、 そんなことに関心がないのでしょうね。
前述の2014年01月20日の記事で紹介された発表会の解説を 書かれた鈴木耕太さんは、波照間先生のお弟子さんで、若手気鋭の 芸能研究家です。 同保存会の研修のコーディネイターもつとめておられる。 このブログで何度も話題に出る舞踊7系統以前の舞踊の様相につい ても研究しておられる。彼が関わっていて、7系統から「松含」「 渡嘉敷」を意図的に外すとは考えにくいです。 自分たち盛重系統以外を尊重したくない保持者の意向が強く働いた 結果だと疑われても仕方が無いと考えます。
日頃万事控えめで質問等しない渡嘉敷流の花岡先生(現2代目渡嘉 敷守良)先生が勇気を振り絞ってした(びっくりしました!) 質問を無視し、閉会後呼び出して、宇座事務局長が「 保存会の足を引っ張ることはやめろ」 と恫喝しているのを多くの人が見ています。
県の保持者で、 琉球舞踊の保持者選考についての嘆願書を出した際の新聞記事の写 真には花岡先生の姿もありました。 渡嘉敷が発表からはずされたのは、 琉球舞踊保存会による自分たちに刃向かう人たちへのいじめ。 粛正の一つだったと私は見ています。
「残りの400人も「かせかけ」の研修を行っているわけですから、 オブザーバーとしてでも踊ってもらうべきです。」というのは、今回発表した100人 に加えて、残りの400人も全員踊るべきだという意味ではありません。そうなると時間がかかり過ぎるので厳しいでしょう。
分かりにくいので訂正します。下記の通り( )で付け加えます。
「残りの400人も「かせかけ」の研修を行っているわけですから、 (今回の100人から除外された2系統についても何人か)オブザーバーとしてでも踊ってもらうべきです。」
訂正よろしくお願いします。
話は変わるのですが、二代目渡嘉敷守良、花岡勝子さんは、気骨のある方ですね。「おかしい」と思える事柄に声をあげることは、勇気が要りますね。どの組織でもですがー。声をあげないと流されてしまいます。多数派の力のある方々や偏った方々の意向や趣向で、総てが決められてしまいます。
声をあげる勇気を持ちたいものですね!
花岡先生の発言は花岡先生お一人だけの意見ではなく、疑問に思っても声をあげられない無数の舞踊家の声です。
島元さんの発言の後ろに、多くの声をあげられない無数の芸能関係者の声があるように、誰かが発言して初めて真実に光が当たるという証しだと思います。
「次期保持者候補推薦の件でみんな(保持者がということ?)ピリピリしている」という理由で質問を封殺する。
これって異常じゃないですか?
やましいことのない人の態度じゃないでしょう。
語るに落ちたな保存会。
最後に、私は松含流の人間ではありません。保持者の先生方。こんな投書見たからと言って、いじめないで下さい。
創作舞踊「与那国旅情」の配役で、当初「二才」役だった渡嘉敷流の花岡尚子さんが、本番直前になって急に「村娘」役に変更された。花岡さんは劇団うないでの男役に定評のある方で上背もあります。もちろん娘役の踊りもこなせる方ですが、このタイミングといい他のキャストとの見た目のバランスからといい、違和感のある変更で、稽古場がざわつきました。(国立劇場のHPの公演情報を確認したら、写真であがっているパンフの配役と本文の配役で変更があったことが確認できます)
他にも、山田多津子先生のむゆうげの会の石川詩子さんはオーディションで内定していたのにキャスティングで落とされ、オーディションに落ちていた玉城流の舞踊家が急遽抜擢されていたり、不思議なことが起こっています。
たぶんこの件追究しても、「演出上の必要から」とかなんとか言い分は用意されているのでしょう。それでも、ごく自然に「あ、またか」とか「始まったな」とい感じたの私一人ではないです。
花岡先生も山田先生も保持者選考についての嘆願の中心的な方々で実際に動いた方々で、新聞に写真も出ています。格好の標的です。見せしめにすると効果的絶大。
保持者を怒らせるとろくな事無いと、下々の芸能家にしたたか思い知らせたわけです。
今気づきました。「粛正」より「粛清」の方がいいと思います。
「粛正」だと、琉球舞踊保存会が正しい団体みたいです。腹立たしくて、皮肉でも洒落でもそんなこと言う気になれません。言い方なんてどうでもいいのかも知れませんが、たとえ言い方であっても、あの人たちを肯定しているニュアンスになるのは合点いかないす。
自分の筆名については訂正します。
本当にそうですね。「粛正」は「綱紀粛正」とか良い意味で使いますものね。
ただ、今辞書を調べたら「粛清」も「粛正」も「不正を正す」という意味は共通のようです。
問題は、力の強い者が、一方的に自分たちと考え方が異なる者を排除していくということなので、自分たちと異なる者は「不正」とみなせる精神構造がないとこんな無茶なことなかなか出来ない気がします。
そういう意味では、あの人たちにぴったりの言葉ですね。
狭い思考能力を持つ舞踊家ドン様(玉○流)と保存会に纏わる話しにも正直飽きてきました。変わりばえしませんね。