(ハマユウ(浜木綿、学名: Crinum asiaticum)はヒガンバナ科の多年草。(クロンキスト体系ではユリ科)。花の様子は、コウゾなどの樹皮を細く裂いて作った繊維から作った布と似ており、神道神事で用いられる白い布をゆう(ゆふ)と呼ぶ。)
幻聴、幻覚の世界があり、見えない世界、見える世界の境界、峡間がある。理性では理解できない空間、精神世界がある。あの世の存在を信じる人々は多い。宗教の中で天国や地獄が信じられている。涅槃、極楽浄土が既知語として意識に染みこんでいる。あの世が信じられているゆえに、旧盆は1年の行事で重要な位置を占めている。あの世と此の世は連結し、旧盆に祖霊をお迎えし、見送りする行事が繰り返されている。
霊が見える女性がいて、霊に引かされて迷う。霊の声が響く。それらは総て幻聴、幻覚、妄想の類いだろうか?妄想で生きている女性は妄想で身体が動いていく。歳を重ねて人は最後のステージに向かう。そして死後の自らの遺骨や魂の安らぐ場を求める。墓場だ。
苦しみの中で霊の世界を手繰り寄せる人々が居る。サイキックな力を無視できない。肉親と肉親の闘いがある。調和も敵対もある。サイキック=メンタルなエネルギーの流れがあるのらしい。
霊の声を聞き取る人々の特別な力を単純に否定できない。のはなぜ?理性と感性、可視と付加視、表と裏、剛と柔、現実と非現実、創造と死滅、想像と現実、愛憎、相反するものの存在、天と地、天国と地獄、幸福と不幸、生と死、無限と有限、夢幻と現実ー。
見えない世界が見えるという能力は幻覚以上の何かなのだろう。聞こえないものが聞こえるということもそうなのだろう。人の個別の才覚・能力があるにちがいないね。生き物として共通に持っている古来(地球の始まり)から蓄積されてきたものが身体の中に埋め込まれている。