水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(261)

2017-03-27 12:40:30 | 古今和歌集
335 花の色は雪にまじりて見えずとも 香をだににほへ 人の知るべく
梅の花に雪のふれるをよめる
小野たかむら朝臣

花の色がわからなくなるほど雪の降り方が激しいですが、花が咲いていることを人がわかるように、香りだけはただよわせてほしいものです。


今の時代、花といえば桜ですが、昔は梅であったのですね~。

昨日からの寒さは厳しくて、今朝のテレビでは成田空港での降雪を報じていました。

梅を桜に換えれば、この歌を生かせますか。

暑さ寒さも彼岸まで。この寒さが今冬最後であることを願います。