水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(253)

2017-02-23 11:16:52 | 古今和歌集
14 鶯の谷よりいづるこえなくば 春くることをたれか知らまし
寛平の御時きさいの宮の歌合のうた
大江千里

(鶯がさかんに鳴いています。)もしこの声がなかったら、春の来訪を喜ぶことはできないでしょうね~。


字句どうりに解釈してしまうと、つまらぬ歌になりますが、作者の眼前では鶯が盛んに鳴いている、と想定すると、ヒネリを聞かせて面白い、と納得します。


今年の冬もいよいよ終わり、でしょうか。
今日も、春の嵐、と予報されていますが、今のところ平穏です。
三寒四温、毎日が楽しみです。


しかしそれにしても、どうしてマスコミは金太郎飴のように、どのチャンネルでも同じことを、同じソースからの引用で、ワーワーやっているのでしょうか。
自分たちの、節操の無さをさらけだしているように見えてならないのですが。