電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老母、初めてのデイサービスに大満足の様子。

2022年08月31日 06時01分05秒 | 健康
我が家の元気老母、このところ筋力の低下を痛感していたらしく、週二回の入浴支援のうち一回をデイサービス施設での入浴に切り替えることになりました。昨日は初めてのデイサービスの日。朝から勇んで施設のバスに乗り、出かけていきました。歩行器を持参しての試みで、帰ってきたら大満足の様子。話では、100歳の人が3人に同世代もいて、皆さんの雰囲気がよく、会話や歌や手足の体操などを楽しんできたとのこと。お風呂は温泉のようでゆっくりと入ることが出来たそうです。それまで畑仕事で体を動かしていたのが、体力の衰えを感じて畑をあきらめ、寝たり起きたりの生活になってしまい、仏前で畳の上から立ち上がることが出来ないという事態に危機感を抱いてのデイサービスの選択は、正解だったようです。

老母の要望に関連して、いくつか覚え書を。

  • 歩行器を毎回持参するのは大変で面倒。施設に置くことができるのであれば、もう一台、歩行器を購入したい。できれば、ちょっとした私物を運べるタイプだと良い。
  • 自宅のお風呂は広くて良いとは言うものの、施設のお風呂は更に良い。入浴支援よりもデイサービスを週二回にすることができないか。こちらもケアマネージャーに要相談。

やがては私たちも通る道でしょうから、参考になります。

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伝説のコンピュータおじいちゃん、80歳でAWK言語にUTF-8サポートを追加

2022年08月30日 06時00分40秒 | コンピュータ
何の気なしにコンピュータに関する雑談サイト?「スラド」を見ていたら、「開発から45年、プログラミング言語AWKにUnicodeサポートが追加」という記事(*1)を見つけました。K&R (カーニハン&リッチー)のブライアン・カーニハン氏が、オリジナルのプログラミング言語 AWK に Unicode サポートがないのを残念に思っていたところ、80歳になって思い立って UTF-8 に対応したという話題でした。

私も MS-DOS の時代から AWK を便利に使ってきました(*2)が、実際には日本語に対応していないオリジナルの AWK ではなくて、serow 氏が日本語に対応させた GNU awk すなわち jgawk.exe を使っていました。また、現在のメインPCである Ubuntu Linux にはデフォルトで gawk が収録されており、こちらは前から UTF-8 を扱うことが出来ますので、Windows10 と同じテキストファイルを共通化して使うことができますし、いろいろな場面で愛用しています(*3)。ですから、むしろオリジナルの AWK が UTF-8 を扱うことが出来なかったことに驚きました。

いやいや、それよりも伝説の存在であるカーニハン氏が、80歳で自分たちの開発した言語を拡張するという元気を見習うべきでしょう。もはやレジェンドと言えるコンピュータおじいちゃん、老いてますます元気、というところでしょうか。

Coffee with Brian Kernighan - Computerphile


ブルーのポロシャツを着た人がカーニハン氏。内容は全然ですが(^o^)/ こういう年齢の重ね方はいいなあと思います。そういえば、昔、「コンピュータおばあちゃん」という記事(*4)を書いたこともあったなあ。

(*1): 開発から45年、プログラミング言語AWKにUnicodeサポートが追加〜スラド の記事より
(*2): コンピュータの本を「勉強」する楽しみ〜「電網郊外散歩道」2005年2月 ※実際には父の死去で受け継いだ果樹園農業に熱心に取り組んでいます。
(*3): 例えば、「gooブログのバックアップデータから特定カテゴリーの記事タイトル一覧を作る」〜「電網郊外散歩道」2020年1月 など。
(*4): 「お婆さんハッカー」に胸キュン〜「電網郊外散歩道」2006年9月

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雨にたたられる川中島白桃の収穫と運搬上の工夫

2022年08月29日 06時00分52秒 | 週末農業・定年農業
我が家の川中島白桃の収穫、今年はなんだか雨にたたられているようです。我が家の桃を喜んでくれる親戚友人知人の反応を思い浮かべながら、雨の合間を見て収穫をしています。ただ、困るのは収穫時だけでなく出荷の際も軽トラックに頼らざるを得ないこと。コンテナの中で動いてしまい、摩擦で実が傷んでしまうのを防ぐために新聞紙を何層にもしいていますが、これらが濡れてしまっても困ります。選果した実を新品のダンボールに入れて出荷する際も、荷が雨に濡れないような工夫が必要になります。亡父がちゃんと雨よけカバーを準備してくれていましたので、写真のように荷台に緑色の防水カバーをかぶせ、広げて平ゴムで荷台に固定すると、なんとか濡れずにすむようです。出荷時の荷降ろしは農協の集荷場で行いますが、ここは軽トラックである程度は中まで入れますので、問題は自宅で雨の中の荷積みの作業。今年は、作業小屋の入り口のぎりぎりまでバックで近づき、荷台を軒下に乗り入れて、雨よけカバーの平ゴムを軒先に固定して、ちょうどテントをかぶせたようにして雨が落ちないようにしてみました。幸いにこの試みがうまくいき、一昨日は14箱、昨日は12箱、濡れずに荷積みを行うことが出来ました。それにしても、今までこれほど雨に祟られた年はなかったのではなかろうか。




本当は午前・午後と続けて作業できれば良いのでしょうが、雨に降られては撤退し、くたびれたと言っては休みにして、実質的に半日くらいしか働けません。でも、年齢的にそのくらいのペースがちょうどよいのかもしれず、ようやく半分程度の進み具合に、これは来月初旬までかかりそうだと目論見を修正しているところです。

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ダイアリーと備忘録の役割分担の結果〜手帳の季節を前に

2022年08月28日 06時00分49秒 | 手帳文具書斎
そろそろ8月も終わりに近づき、9月になると新年の手帳やダイアリーが並び始めます。いわゆる「手帳の季節」です。そういえば、今年は備忘録ノートの消費ペースがゆっくりだなと気づきました。ダイアリーの日々の生活記録のほうが順調で、毎日忘れずに専用のPreppy万年筆(細字)でその日の出来事を記録しています。そのため、客観的な出来事・生活上の記録(何があった・何をした)はほぼこのダイアリーのほうに移行しているためでしょう。



したがって、備忘録ノートの記載内容はそれ以外のトピックに限られてしまうため、今年は書く頻度が低下しているようです。昨年よりも忙しくなったとはいうものの、何かしら調べたり考えたり、あるいはふと気づいたりしたことは、その都度、備忘録ノートに書き込んでいます。残りページもだいぶ少なくなり、そろそろ2022年の1冊めが終わる頃です。今月末を区切りに、新しい2冊めのノートを用意しておきましょう。ツバメノートA5判100枚、どんな万年筆インクでも裏抜けしない、しっかりしたフールス紙のノートは、たくさん購入してある在庫(*1)がしっかり出番を待っています。



(*1): A5判のツバメノートを新たに10冊まとめて購入する〜「電網郊外散歩道」2016年9月

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私の好きな作曲家と作品(7)〜メンデルスゾーン

2022年08月27日 06時00分52秒 | クラシック音楽
古希を迎えた私が若い頃、「メンデルスゾーンが好き」などというと「苦労を知らないお坊っちゃん」で「人生の深淵とは無縁」な作曲家のファン、などと見下されかねないところがありました。おそらくこのような偏見の背後には、第二次大戦の頃にナチスドイツが推進したユダヤ人迫害の一環として、メンデルスゾーンとその作品群を価値の低い作曲家と音楽として排撃した影響が残っていた面があったのでしょう。カラヤン&ベルリン・フィルがメンデルスゾーンの交響曲全集を録音したときの批評の中には、「あのカラヤンがメンデルスゾーンを」という感想がありましたが、言外に「ナチス党員だったカラヤンがユダヤ人のメンデルスゾーンを」という皮相な見方があった(*1)ためだろうと思います。

しかしながら、メンデルスゾーンの音楽には、ときどき「英才教育を受けた裕福な銀行家の息子」にしては意外なほどの暗さや激情が感じられ、その背後には当時のユダヤ人が市民権を獲得するための苦悩があったことなど、たんに裕福な資産家に生まれただけでは乗り越えられない壁があった(*2)ようです。おそらくは、そうした深刻な悩みを抱えながらも、美しさやロマンティックな香気と心情を感じさせるところが、魅力的なのだろうと思います。

そんなメンデルスゾーンの作品の中で、お気に入りのものを挙げるとすれば、

  • 交響曲第4番「イタリア」
  • ヴァイオリン協奏曲
  • チェロ・ソナタ第2番
  • 弦楽四重奏曲第2番
  • ピアノ三重奏曲第1番
  • 無言歌集

あたりでしょうか。オラトリオ「エリア」や交響曲第3番「スコットランド」、あるいは「八重奏曲」などが次点になるかと思いますが、「歌の翼に」などの有名歌曲も魅力的です。



私の小規模な LP/CD等のライブラリから、メンデルスゾーンの録音を探してみました。LPはセルの「イタリア」とコルボの「エリア」(3枚組)です。この快速「イタリア」は実によく聴きました。

CDの時代になってからは、ルッジェーロ・リッチによるヴァイオリン協奏曲など、通勤の音楽としてよく聴きました。最近は室内楽や器楽曲が中心になっていますが、セルの「フィンガルの洞窟」など、どこへまぎれたのか見当たらないものもあり、レーベル別にときどき整理しておく必要がありそうです。とりあえず、YouTube から。

Mendelssohn: The Hebrides (Fingal's Cave), Szell & ClevelandO (1957) メンデルスゾーン フィンガルの洞窟 セル


(*1): 凹み気分にメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」〜「電網郊外散歩道」2021年8月
(*2): メンデルスゾーンの悩みの根源〜「電網郊外散歩道」2010年10月

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桃の収穫期に週末のお天気が不安定

2022年08月26日 06時00分55秒 | 週末農業・定年農業
我が家の桃、川中島白桃が収穫適期を迎えています。ところが、あいにくお天気が芳しくない。山形地方気象台によると、この週末の予報は、

8/26(金) 雨のち曇り 降水確率70/50/30%
8/27(土) 曇り時々雨 同70%
8/28(日) 曇り一時雨 同60%
8/29(月) 曇り時々晴れ 同30%
8/30(火) 曇り 同40%
8/31(水) 曇り一時雨 同50%

と、このようになっています。うーむ、条件の良さそうな月曜と火曜はあいにく非常勤の出勤日。お天気には勝てないけれど、適期収穫ができなくなる恐れがあるからなあ。写真は先日スマホで撮影した晴天のときのもの。小雨決行、扇風機で乾かして、少しでも前に進めたいところですが、今朝のこの分厚いどんより空+降り方ではどうだろう?

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カボチャの天ぷらが美味しい〜カボチャでこれから食べたいもの

2022年08月25日 06時00分24秒 | 料理住居衣服
これまで、果樹園の農作業に時間が取られ、ほったらかしになってしまってろくに収穫できなかったカボチャが、今年は収穫できた(*1)のを良いことに、何度か天ぷらにして食べています。この季節ですので、ゴーヤの天ぷらもほろ苦さが美味しい。天ぷらというのは、ポルトガル由来の「南蛮料理」を日本でアレンジしたもの(*2)らしいですが、とくに揚げたての熱々の天ぷらは美味しいものです。昨日は寒冷前線の通過ということで風も強く、日差しがなければやけに涼しい一日でしたが、これからこの涼しさの中で食べる天ぷらはますます美味しく感じることでしょう。残りのカボチャの出番も増える予感がします。

もう一つ、カボチャで食べたいものと言えば、トマトと薄切りのカボチャを載せて焼いたチーズたっぷりのピザもその一つです。思わずよだれが出そうですが(^o^;)、冬至の日の「小豆カボチャ」に使う分はちゃんと確保しておかないとなあ(^o^)/

定例の歯科通院も無事終わり、ごく初期の虫歯も見つけてもらい、治療済みです。歯医者さんいわく、口の中がネバネバするときは、虫歯菌が活動している証拠です、とのこと。食べる楽しみは健全な歯があってこそですので、手を抜かずに口内衛生を心がけねば。

(*1): カボチャは乾燥が終わり、ジャガイモもそろそろ大丈夫か〜「電網郊外散歩道」2022年7月
(*2): 天ぷらの歴史〜南蛮料理から日本を代表する和食へ〜昭和産業

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香月美夜『本好きの下剋上』第5部「女神の化身IX」を読む

2022年08月24日 06時00分22秒 | -香月美夜
TOブックスの単行本新刊で、香月美夜著『本好きの下剋上』第5部「女神の化身IX」を読みました。この巻では、主人公ローゼマインが救出したフェルディナンドとともに逆襲に転じ、エーレンフェストに侵攻していたアーレンスバッハと旧ベルケシュトック軍と対決するゲルラッハの戦いの決着、それにエーレンフェスト防衛戦の様相などが描かれます。

たしかに、戦いの中で騎士が死亡すると魔石が一つコロンと転がるというのは、ローゼマインならずともトラウマになりかねない状況です。勝利して凱旋したとはいうものの、過酷な戦闘が精神面にもたらす影響は大きなものがあるでしょう。ダンケルフェルガーの姫ハンネローレといい弟ヒルデブラントといい、死者に対する祈りがもたらす心の平安は、人間性の重要な要素なのでしょう。

おおすじのところはすでにWEB版を読了済ですので承知してはいますが、単行本化にあたって周辺人物の視点で書き下ろされた内容が興味深いものです。特に「エーレンフェスト防衛戦(後半)」と題して書き下ろされた内容、妹シャルロッテ視点による後方支援の様子、レクル視点による「西門の戦い」の様子、ユーディット視点で「残された者」、フロレンツィア視点で元凶である姑と静かに対決する「白の塔で」と続きますが、とりわけエーレンフェストの領主ジルヴェスター視点による「礎をめぐる戦い」は、ある意味で凄惨な姉と弟の争いの決着の場面で、サスペンスのような緊迫感のある終わり方でした。

ふーむ、このあとはいよいよ中央に移動し、貴族院における外患誘致との対決になるのでしょうか。王族と外国勢とが入り混じり、ローゼマインとフェルディナンドが無双する結末へ向けて、残るはあと3巻か4巻か。次の発売は12月の予定。期待大、面白いです。いよいよハマっております。

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スマートフォンのカメラで逆光撮影〜HDRをONにする

2022年08月23日 06時00分08秒 | ブログ運営
スマートフォンのカメラで逆光撮影がうまく行かない件、自宅のパソコンでいろいろ調べてみたら、 逆光条件に適した HDR (High Dynamic Rabge) モードというのがあるようで、私が使っているシャープの AQUOS sense3 basic SHV48 にもこの HDR モードが搭載されているようです。それでは、というわけで、HDR モードをONにしてみました。

  1. カメラを起動する。
  2. 右上のメニューボタンを開く。
  3. HDR という項目を選び、ON にする。

実際に、川中島白桃の樹の傘の中に入り、逆光の位置で撮影してみました。ちなみに、当ブログでは写真画像の形が 4:3 のものはデジカメで、これよりも横長(あるいは縦長)のものはスマートフォンのカメラで撮影したものです。




うん、一応それっぽく撮影してくれたようです。もっとも、HDR モードも万能ではなく、場合によってはやはり白飛び傾向が出てくるようです。



このあたりは、むしろ撮影ポジション取りが物を言うところで、このスマホのカメラで逆光撮影の経験を積むしかなさそうです。

順光条件では、ブログ記事用途くらいには充分に良好な撮影ができるようです。



こちらは、収穫し選果した結果、虫食いや変型果などで不合格となった巨大な12玉〜13玉クラスの川中島白桃で、自家消費にまわります。少しずつ味が乗ってきているようです。当地の新聞にも、話題として取り上げられる(*1)ようになりました。

(*1): 東根・川中島白桃の収穫間近〜山形新聞2022年8月22日付け

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スマートフォンのカメラでの逆光撮影はどうする

2022年08月22日 06時01分18秒 | ブログ運営
川中島白桃の現況を記事にするために、スマートフォンのカメラで撮影してみたところ、逆光での撮影は意外なほど不出来であることがわかりました。例えば先日のこの写真。



ずっと愛用しているカシオのコンパクトデジカメ(*1)では、逆光撮影などと特別なことをせずとも、この程度は写ります。




マニュアルのフィルムカメラの時代(*2)、逆光の撮影には人工的にストロボを使って光量を増やしてやるか、あるいはシャッター速度や絞りを調整して何枚か撮影し、良さそうなものを採用するというようなことをしていましたが、たぶんスマートフォン (シャープの AQUOS sense3 basic SHV48 ) のカメラ機能にも何らかの仕組みが備わっているのだろうと思います。遅れてスマホ・デビューをしたのが2020年の11月でした(*3)ので、電話と LINE とメールくらいにしか使っていなかったのですが、最近、カメラを忘れたときにスマートフォンのカメラで写真を撮ることが増えました。少し調べてみる必要がありそうです。

(*1): 最初にデジタルカメラを買ったのは〜「電網郊外散歩道」2021年10月
(*2): よく使うツールは、この10年でどう変化したか〜「電網郊外散歩道」2011年2月
(*3): ようやくスマホ・デビュー〜「電網郊外散歩道」2020年11月

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夏場の農作業は早朝に限る

2022年08月21日 06時01分00秒 | 週末農業・定年農業
お盆も過ぎると朝晩はだいぶ涼しくなってきます。さすがに日中は30℃前後の暑さですので、農作業に出る元気はありません。そんな夏場の農作業は、早朝に限ります。朝、4時起きしてコーヒーとチョコレートのひと欠片、あるいは妻が揚げてくれた饅頭の天ぷらなどを口に入れ、自宅裏、あるいは軽トラックで少し離れた園地に出かけます。作業ズボンに昔の長袖のビジネス用ワイシャツ(*1)、軍手と手ぬぐいに帽子の夜鷹スタイルには虫除けスプレーでヤブ蚊対策。だいぶ赤くなってきた桃はもうすぐ収穫期を迎えます。昨年、シンクイムシ被害でほぼ全滅したプルーンは、今年はサクランボ収穫期以降〜夏場の防除を心がけたおかげで、落果をだいぶ抑制できているようです。ポケットラジオがラジオ体操の音楽に変わる頃に自宅に戻り、シャワーで汗を流してゆったりします。これで、午前中の仕事は終わり。あとは室内で涼んで過ごします。午後、くたびれて昼寝(*2)をした後、夕方は日暮れがだいぶ早くなっていると感じます。

(*1): ビジネス用ワイシャツの丈夫さ〜農作業ウエアに転用する〜「電網郊外散歩道」2019年5月
(*2): 1日を2日分に暮らしていた亡父の生活スタイルは賢明だった〜「電網郊外散歩道」2021年6月

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川中島白桃の季節がやってきた〜【業務連絡】例年通りです。

2022年08月20日 06時00分56秒 | 週末農業・定年農業
日中はまだまだ30℃の暑さですが、朝晩は25℃を下回るどころか20℃を切るほどになりましたので、薄手の長袖シャツがほしい季節になりました。当地・山形は、お盆を過ぎると寝具に注意が必要な季節となります。

真夏の中に秋の気配を感じるようになる晩夏は、また「川中島白桃」の季節となります。我が家の川中島白桃は、いま夏の強い陽光を受けて光合成の真っ最中。朝晩の涼しさで、糖分をせっせと蓄積中かと思います。摘果がタイムリーにうまくいった樹は、握りこぶしよりずっと大きな、ソフトボール大に成長していますが、サクランボの収穫期にかかってしまい、摘果が間に合わなかった樹は、ようやくテニスボール大といったところです。この、手をかけたかどうかでこれほど違うのかというところが、農作業の厳しさと面白さでもあります。我が家の収穫期は、おそらく来週半ばから月末になると予想しておりますので、例によって【業務連絡】を。



【業務連絡】
我が家の「川中島白桃」をご希望の方は、サクランボの注文の際のメールアドレス(@niftyのほう)に、送り先の郵便番号と住所、電話番号、送り主の郵便番号と住所、電話番号、数量(箱数) をお知らせください。16玉〜18玉、5kg、2,000円(送料別)、クロネコ便です。

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愛用のパワータンク・スマートがさすがにみすぼらしくなってきたので

2022年08月19日 06時00分44秒 | 手帳文具書斎
愛用している加圧式ボールペン、パワータンク・スマートのベージュ軸が、なんだかみすぼらしくなってきています。塗装の色が剥げて、ところどころ地色が見えてしまっている状態。メーカーがこのシリーズを発売したのは2009年の11月だそうですが、ブログ記事や写真で見る限り、私が購入したのは2014年の夏頃のようで、当初の0.7mm芯を1.0mm芯に入れ替えて約8年間、ずっと使い続けてきました。とくにこのベージュ色が「おじんカラー」でお気に入りで、さいわいに軸のひび割れも発生せず、使用頻度がかなり高かったものです。



さすがに持ち歩くにはいかにもビンボー臭く見た目が悪いので、予備の軸と交換して使うことにしましょう。さてどれがいいかなあ。青軸(ネイビー)? 黄緑軸(イエロー)? シルバー軸は車載用、ピンク軸は赤インクの芯を入れているので除外。



沈殿しやすいという宿命を抱えるゲルインクボールペンと比べて、油性ボールペンの耐久性はスゴイです。特に、加圧型でインクが半ば密閉されている PowerTank は丈夫で長持ち、一説によればインクは10年は持つのだとか。昔の製品でもそのまま使い出せるのには驚きます。もっとも、軸は古くても替え芯だけ新しいのと交換すれば良いだけですが(^o^)/

【追記】
三菱ユニでは、パワータンク・スマートというシリーズはすでに廃番になっているようです。現在はスタンダードのみラインナップされていますが、当方は毎年のバレンタインで若い人からいただいた義理チョコのお返しに「パワータンク・スマートと替え芯」のセットを贈っていた関係で、何本もたまってしまったのでした。廃番になった今になって、これはシンプルで意外に良かったなあと思っている次第。

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桃とみつまめヨーグルト

2022年08月18日 06時01分50秒 | 料理住居衣服
桃「あかつき」はシーズンがほぼ終わり、我が家の桃も残り少なくなりました。傷み始めたところを除き、柔らかくなって美味しそうなところを器に取り、妻と「フルーツみつまめ」を半分こし、上にヨーグルトを足して、「桃とみつまめヨーグルト」にしてみました。「こしあん」はちょいと味と食感の方向性が違いますが、他は甘さ控えめで、なかなか美味しくいただきました。毎年のこと(*1)で、いつもは「桃のヨーグルト」か「桃でフルーツみつ豆を増量」するのですが、今年は三つを一緒にしてみたもの。結果は、三種混合よりは二種混合、シンプルな方が味の方向性がぼけないようです。いやなに、こういう「実験」は日常的に行っておりまして(^o^)/

(*1):コーヒーと甘味〜傷みはじめた残り桃を上手に食べるには〜「電網郊外散歩道」2021年9月

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山響から会報と定期会員継続特典グッズが届く

2022年08月17日 06時01分41秒 | クラシック音楽
過日、山形交響楽団より、会報と定期会員継続の特典グッズが届きました。会報はすでに12号を数え、今回は50周年祈念「ベートーヴェン交響曲選集」DVD発売のお知らせと、来年2023-2024シーズンの定期演奏会の速報が掲載されています。それによれば、4月に広上淳一さん、5月にウィーンフィルの首席フルート奏者ワルター・アウアーさん、6月にホルンのラデク・バボラークさん、9月にピアノの小林愛実さん、10月に小林研一郎さん、2月に指揮者キンボー・イシイさん、3月にフィンランドの指揮者オッコ・カムさんが再び来演とのことです。



見開きの頁を開くと、第300回・第301回・第302回の定期演奏会や、東京・大阪でのさくらんぼコンサート、村山市のユアタウン・コンサート、そして先月の山響×仙台フィルの合同演奏会などの記事が並び、楽団のヴァイオリン・パート新メンバー、河村佳奈さんと豊田泰子さんのメッセージなどが載っています。最後の頁には、パーカッションの南悟さんの退団のお知らせとメッセージ、山形工業高校の三年生と山形機工会さんからコントラバス専用台車を製作・寄贈を受けたこと、山響メンバー有志が山辺町大蕨地区の棚田の田植えに参加し、里山再生プロジェクト「山響棚田米」を今年も収穫予定とのこと、楽団ホームページの更新のお知らせなどなど、盛り沢山な内容となっています。




特典オリジナルグッズは、小ぶりの布製トートバッグ、飯森範親指揮山形交響楽団によるブルックナー「交響曲第2番」のライブCDです。これは、2018年3月12日、酒田市民会館・希望ホールにおける庄内定期演奏会のライブ録音ですが、さっそくパソコンに取り込み、簡易な PC-audio で再生しています。さらに、本CDを愛車に持ち込み、お盆明けの通勤の音楽とする予定。

もう一つ、残念ながらコロナ感染の影響で中止となった第299回定期演奏会のパンフレットが同封されていました。飯森×山響のブルックナー4番「ロマンティック」の再演が予定されていただけに、中身を読んでいると中止は実に残念でしたが、まあ、長い歴史の中ではそんなこともありましょう。世間の荒波に一歩後退しても二歩前進すれば良いのです。要は歩みを止めないこと、でしょうか。

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