電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

今日からサクランボ収穫開始〜【業務連絡】今年も産直を実施

2023年05月31日 06時00分06秒 | Weblog
水田の水路にはとうとうと用水が流れ、田植えから1週間ほど経った稲はしっかりと根付いたようです。例年になく開花が早かった今年のサクランボも、いよいよ今日から早生種「紅さやか」の収穫を開始します。まだ助っ人は依頼せず、私たち夫婦だけの収穫・選果・出荷作業です。短い期間内にすばやく収穫を終えることができるかどうか、お天気と地域行事の日程しだい。しばらくは当地の医療機関も閑古鳥が鳴くのだそうで、サクランボの大産地らしいナイショの事情と笑ってしまいます(^o^)/

南の海上では台風2号が発達しながら北上しているようで、夏台風の常でおそらくは太平洋岸を進んで東に抜けるのかと思いますが、雨の影響は出るものと思われます。サクランボの熟する頃に雨が降られると、我が家のような露地栽培では実割れが増加して困りものですが、過去のデータでは佐藤錦の収穫時期にはまださほどの降水量にはならない見込み。霜の影響を大きく受けた晩生種の南陽、紅秀峰は、梅雨期の降雨にもろにぶつかります。さて、どうなりますか。



【業務連絡】 受付期間:5月31日(水)〜6月10日(土)

昨年まで、我が家のサクランボ「佐藤錦」や桃「川中島白桃」をお申し込みいただいている皆様、人手の見通しがつきましたので、今年も下記の要領でサクランボ「佐藤錦」の産直を実施いたします。

一昨年から採用した農協に出荷するときと同型のパッケージを用いて、
 ■A: 200gフードパック×8個入り1箱(1.6kg) 4,000円、送料別
 ■B: 200gフードパック×4個入り1箱(0.8kg) 2,400円、送料別
となります。差し支えなければ、どうぞお申し込みください。
その際は、例によって
 送り先:郵便番号、住所、氏名、電話番号、タイプ(A/B)、数量(箱数)
 差出人:郵便番号、住所、氏名、電話番号
を当方の @nifty のメールアドレスにお知らせください。
(念のため、受け取り不可能な日がある場合はお知らせください。)
なお、発送はクロネコ便で6月中旬を予定しています。


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高所作業台車を運搬し、桃の摘果とサクランボの状況を見る

2023年05月30日 06時00分11秒 | 週末農業・定年農業
先日のぎっくり腰はようやく回復基調となりましたが、まだまだ無理はできません。そこで、自宅裏の果樹園で使っていた高所作業台車をもう一つの園地に運び、川中島白桃の摘果と早生種のサクランボ「紅さやか」の収穫に使うこととしました。ゴム製のキャタピラのようなクローラーを狭めてトラックの荷台に載るサイズとし、バックで移動して荷台に載せ、自宅から少し離れた園地に移動。そこでおろしてクローラーを広げ、川中島白桃の摘果をしました。



お天気が良ければ、腰の痛みも忘れて快適な農作業です。一休みするときは、ラジオを聞きながら持参の魔法瓶からお湯を注いでコーヒータイム。



ほんとはリンゴもやらなきゃいけないんだけど、とても手が回りません。



お天気が悪くなると、雨よけカバーをかけて始動キーを外し、撤収します。



ついでに、サクランボの状況を見回りました。








これは5月26日の撮影ですが、早生種の「紅さやか」です。そろそろ収穫間近となってきており、明日31日から収穫を開始する予定。



雨脚が強くなってきました。軽トラックから見る田んぼは実に風情があります。夏に向かう季節です。



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コーヒーと甘味〜降雨で果樹園から撤収した後に「芭蕉最中」

2023年05月29日 06時00分44秒 | Weblog
五月も残り少なくなり、サクランボの収穫の準備をしなければいけない時期ですが、まだ川中島白桃の摘果が終わりません。ぎっくり腰もだいぶ良くなり、最後の追い込みです。それなのに昨日は午前中から雨がぱらつき、午後からは無情の雨が。仕方なく果樹園から撤収し、自室でホットコーヒーと甘味を楽しみました。今回は、山形市の松風屋の芭蕉最中(*1)で、大納言小豆、ごま、金時豆が入っている、ずっしりと重い巨大な和菓子です。



これが疲れて冷えた体にはとにかく美味しいのです。コーヒー豆はふつうにスーパーで売っているUCCのブレンドですが、コーヒーメーカーで淹れた熱いコーヒーと和風のモナカが意外にもマッチします。これだけ巨大な甘味ですので、コーヒーはもちろんブラックで、おかわりが必要です。簡易なデスクトップ PC-audio から、ライネッケの「ハープ協奏曲」(*2)が流れております。

(*1): 「全国最中図鑑」Vol.6 芭蕉最中
(*2): 久々に音楽CDを購入した〜山響定期演奏会の曲目から〜「電網郊外散歩道」2023年5月

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この頃のE-メール事情

2023年05月28日 06時00分06秒 | コンピュータ
最近の若い人は、もっぱら LINE 等で連絡を取り合い、電子メールをあまり使わないのだそうです。不思議に思っていましたが、自分でスマホを使うようになり、謎が解けたように感じました。要するに、スマートフォンで使えるキャリアメールが不出来なのと、手元にダウンロードして貯め込むような使い方がスマートフォンには合わないということなのでしょう。

パソコンでも、最近は e-mail が減りました。届くのは迷惑メールかダイレクトメールばかりで、中身のある連絡はほんとに稀です。でも、添付ファイルがあったりすると、そしてそれが表計算の貴重なデータだったりすると、うれしくありがたいものです。

ただ、時に添付ファイルが開けないことがあります。とくに、私の受信環境が Ubuntu Linux 上のメールソフト Thunderbird ですので、発信者が Windows でメールソフトが Outlook を使っている場合、テキストファイル形式でなくリッチテキスト形式で作成すると、添付ファイルは Winmail.dat というファイルになって、いくら受信しても読めません。仕方がないので、一度 gmail の自分のアカウントに転送し、そこで開くようにしています。そうすると、なんとか開くことができます。

いつまでもそんな不便なことをして、と笑われそうですが、平成元年にメールアカウントを取得して以来、まだ一度もウィルスメールにやられたことがないことを理由に、こんなスタイルを継続中。とくに最近は標的型のスパムメールでウィルスを送りつけるケースが多くなっているようですので、Linux + Thunderbird という少数派のメール受信環境はかなり安心感があります。

画像はその Thunderbird のカレンダーのスクリーンショットです。メール画面は私的な連絡がいっぱい表示されますので割愛(^o^)/

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一人のお昼〜妻がお出かけの日

2023年05月27日 06時01分20秒 | 料理住居衣服
妻が同窓会の会議でお出かけの日、一人でお昼を作って食べました。期限の迫った食パンがありましたので、トーストにすることに即決。パンを焼いている間に、サラダを作ります。裏の畑から採ってきたサニーレタスにスライスしたタマネギをまぜただけのサラダに、イタリアン・ドレッシングをかけて。焼けた食パンにはバターを塗り、昨年作っておいたハックルベリーのジャムを添えます。



あとはコーヒーだけでは寂しいので、妻が作ってくれた「わらびときゅうりとカブの漬物」で食べました。なんだか単身赴任の時代を思い出すような(*1,*2,*3)簡単な昼食でしたが、意外にもシンプルで美味しかったなあ。ただし、栄養バランス面から行くと、動物性タンパク質が足りません。できればチーズを添えるくらいの工夫がほしいところです。反省(^o^)/

(*1): かんたんな夕食ですませ、読書三昧〜「電網郊外散歩道」2008年12月
(*2): ある日の晩ごはん〜「電網郊外散歩道」2009年4月
(*3): 白菜と塩鮭を使った単身赴任のおかず〜「電網郊外散歩道」2010年1月

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立場が人を育てると言われるが

2023年05月26日 06時00分31秒 | Weblog
よく「立場が人を育てる」と言われます。やんちゃ坊主が生徒会長になり、仲間をリードする立場になるとしっかりしてくるとか、平社員が管理的な立場になると経営的な視点でものが見えてくるとか、新米議員さんも経験を積み議長をつとめるようになると老練さも貫禄も付いてくる、というようなケースを言うのでしょう。たしかに、その立場になってはじめて接することができる情報もあれば、立場上、私的な感情を抑えて振る舞わねばならないことも多く、普段着の姿ばかりではない、フォーマルな受け答えや所作が板についてくるということもありましょう。

それにしても、です。人気番組が背景にあったとは言え、俳優からウクライナの大統領へという転身があり、さらにロシアが首都への攻撃を始めた時に「私はここにいる」というビデオ映像で国民の動揺を抑え鼓舞するという事態は、俳優としての演技力だけで説明できるものではなかろうと思います。マスコミの報道を通じて知ることしかできませんが、おそらく大統領という立場が、ぜレンスキーという個人を戦時の象徴として育てたのではなかろうか。もとはコメディの俳優が、笑顔を忘れたような表情で、苦しみや悲しみをぐっと呑み込んだような表情でカメラの前に立つのを見ると、氏の心が壊れませんように、忍耐と克己心に良い報いが早く訪れますようにと願わずにはいられません。

ぎっくり腰で安静にして寝ている時は、当面する仕事ではなく、漠然とさまざまなことを考えます。当ブログではふだん政治・時事ネタや仕事の話は封印しておりますが、今回は例外です。

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やっちゃった!〜忙しい時期に腰がピクッと

2023年05月25日 06時00分31秒 | 週末農業・定年農業
良い気候が続く今日この頃、水田は田植えがほぼ終わり、短い苗が水面を渡る風にそよいでいます。もうすぐサクランボの早生種の収穫が始まる時期、出荷資材の確保と点検や作業場の確保など、雑多な作業がたくさんありますし、少し離れた園地の川中島白桃の摘果がまだ残ります。週末には総代をしている寺の臨時総会が予定されており、そちらの準備も必要で、なにかと忙しいこの時期に、やっちゃった! 何を? ぎっくり腰です。



昨日、桃の防除を実施した後、防除タンクを洗うために、軽トラックの荷台上にあった20Lの水入りのペール缶を不用意に手元に引き寄せようとしたのです。そしたら、不自然な力がかかったのでしょうか、ピクッとなりました。幸い、防除の後始末はほぼ終わっていましたので、自宅で安静にしていましたが、この忙しい時期に、なんとアンラッキー(T-T)

そういえば、プロパンガスのボンベを運んでくる燃料店の店員さんは、トラックの荷台からボンベを下ろす際に、重いボンベをちょっと斜めにかしげてくるくると回して手元に引き寄せてから下におろすのでした。不用意に力で引き寄せたりしないのは、やはり腰痛防止のために大事なポイントなのでしょう。体を使う基本ということなのだな、きっと。古希を過ぎても、失敗を通じて学びます(^o^)/

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果樹園に今年も赤いシャクヤクが咲く

2023年05月24日 06時00分36秒 | 季節と行事
我が家の果樹園内の、妙なところに赤いシャクヤクが咲きます。この株は、おそらくは鳥に運ばれた種で育ったものなのでしょうか、乗用草刈機で作業するには邪魔になる場所です。それでも、せっかくの赤いシャクヤクですので、草刈機も避けて通り、もう15年以上になります。



今年こそ移植しようと思いながら、これまでついに果たせずに来ました。園地の真ん中に毎年咲く赤いシャクヤク。日当たりが良いので、かなり早いほうです。



亡父が花畑に植えた白やピンクのシャクヤクは、日当たりの差なのかまだつぼみのままですが、この赤いシャクヤクは真っ先に咲き出します。これが咲くと、もうすぐサクランボの季節が始まります。



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付箋が作れるテープのり「PITタックC」を試す〜便利な場面は

2023年05月23日 06時00分21秒 | 手帳文具書斎
先日、トンボのテープのり「PIT タックC」(PN-CK)という製品(*1)があるのを知りました。しっかり貼っていつでもはがせる、付箋が作れるテープのりだそうです。テープ幅は8.4mmで容量は7mというところまでメモして、行きつけの文具店へ!



たまたま私的な用事があって外出した際に、見つけてきました。今は付箋は百均にもあるものですし、わざわざ普通の付箋を作ることは無意味でしょう。とても小さくて可愛らしいテープのりで、用途から考えてそれほどバンバン使うものでもないでしょうし、詰め替え用カートリッジは購入しませんでした。メーカー小売価格250円(税抜)のところ、220円+税。



この種の糊は、今や日常のものとなった「ポストイット」等と違って、手書きのシールを貼ったり剥がしたりするよりも、すでにある印刷物の全体を、あるいは部分的に切り取った紙片を貼ったり剥がしたりして使うようなものに適しているようです。例えば図書館で配布している開館カレンダーのように、あるページに貼って終わりなのではなくて、あるページから別のページに移動して何度も使うような性質のものです。



そうであれば、それほど頻繁に使うものでもなさそうですが、あれば便利なものであることは確かです。浸透ブロック粒子という、「ポストイット」とは別の原理で実現したことに経緯を表したいと思います。



そうそう、ノートに貼って剥がした上から万年筆で書いてみましたが、案外に大丈夫でした。ボールペンならば問題にもならないでしょうが(^o^)/

(*1): ピットタックC〜株式会社トンボ鉛筆

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鼻づまり治療のその後〜服薬間隔と窓開放

2023年05月22日 06時00分25秒 | 健康
アレルギー性鼻炎がコロナ感染後に悪化して鼻づまりがひどくなり、副鼻腔炎と診断されました。その後、朝晩2回の鼻洗浄と抗アレルギー薬、点鼻薬とともに、カルボシステイン錠を処方され、記録を取りながら服薬を続けております。最近の症状はだいぶ改善して落ち着いてきています。夜中に鼻づまりで目が覚めることはほぼなくなりましたし、朝方、とくに朝食時のフガフガもなくなって、食事がたいへん美味しいです。その要因として考えられるのは次の二つでしょう。

  1. 服薬間隔を少しだけ変更し、夕食の時刻を後ろにずらした結果、夜の血中濃度が維持される時間も後ろにずれた。

  2. 季節が良くなり、窓を開放することができるようになった結果、アレルギー源となるハウスダストの滞留が減少した。

おそらくは後者の影響も少なくないと考えられますが、服薬の間隔も大事な要因となっていると思われます。今のところは順調です。再び窓を閉め切る冬までの間、副鼻腔炎の状況が改善されますように。



こうして考えてみると、アレルギー源となるハウスダストの減少が治療の決め手となるようで、掃除や窓開放などホコリ対策を徹底することと鼻洗浄の継続が最重点課題となるようです。薬だけに頼るのは悪手で、むしろ症状の改善などの効果を期待するのが本筋のようです。

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畑の土のpHを調べてみるには〜pH試験紙による方法で

2023年05月21日 06時00分36秒 | 週末農業・定年農業
ここ数年、亡母の後を継いで野菜を育てるようになりましたが、どうもホウレンソウがうまく育ちません。発芽の方は前もって吸水させておくことでだいぶ向上しているのですが、たぶん畑の土壌の pH が酸性側に傾いているのではないかと思います。では、どのくらい石灰を入れれば良いのだろうか。そもそも土の pH はどのくらいになっているのか、調べてみる必要がありそうです。

pH を調べると言えば pH メーターをすぐ想像しますが、ちゃんと測定しようと思えば電極の較正がけっこう大変ですし、我が家にはそんな設備はありませんので、簡単なユニバーサル pH 試験紙による方法が現実的でしょう。調べてみると、農業高校の基礎実験らしい解説が見つかりました。要するに、

  1. 乾燥させた土20gを100mLビーカーに取り、これに50mLの水を加えて3分間よく撹拌する。
  2. 上澄み液が透明になるまで、2〜5分くらい静置する。
  3. 1〜2cmの長さに切ったユニバーサルpH試験紙をピンセットではさみ、上澄み液に付けて、ぬれた部分をすばやく色見本と照合してpH値を読み取る。

ということのようです。

で、某密林に注文しました。ビーカーと pH 試験紙です。万年筆の首軸を洗うなどの用途にも使えますので、200mL、100mL、100mLトールビーカーと3種類を準備しました。先日、ライネッケのハープ協奏曲とフルート協奏曲のCDと一緒に届いたところですが、本日は朝から地域行事の準備のため出かける予定。朝食はおにぎりが出るそうです(^o^)/



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久々に音楽CDを購入した〜山響定期演奏会の曲目から

2023年05月20日 06時00分27秒 | -協奏曲
先の山形交響楽団第309回定期演奏会の曲目、ライネッケのフルート協奏曲をきっかけに、ライネッケという作曲家の作品に興味を持ちました。ネット上でもたくさん探せる(*1)けれど、できればCM等の入らない(^o^)音楽CDがほしいということで、某密林に発注。過日、さっそく到着しました。NAXOS の 8.557404 です。
曲目と演奏者は、

  • ハープ協奏曲 ホ長調 Op.182 ファブリス・ピエール(Harp)、パトリック・ガロワ指揮
  • フルート協奏曲 ニ長調 Op.283 パトリック・ガロワ(Fl)、ファブリス・ピエール指揮
  • バラード Op.288 パトリック・ガロワ(Fl)、ファブリス・ピエール指揮
      スウェーデン室内管弦楽団

というものです。さっそく封を切って聴き始めました。「通勤の音楽」の時間はなくなりましたが、畑に出ない朝晩などの自由な時間は増えています。外出時にもしばらくはこのCDで楽しめそうです。

(*1): たとえばこんな動画もありました。YouTube から。

ジャン・ピエール・ランパル(Fl)、クラウディオ・シモーネ指揮モンテカルロ歌劇場管弦楽団
Jean-Pierre Rampal: Carl Reinecke - Flute Concerto in D major op. 283 (1967)


オーレル・ニコレ(Fl)、クルト・マズア指揮ゲヴァントハウス管弦楽団、楽譜を表示します。
Carl Reinecke - Flute Concerto, Op. 283 (1908)


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移動して使うことがないならペンケースは不要

2023年05月19日 06時00分50秒 | 手帳文具書斎
フルタイムの勤務のときも非常勤のときも、移動してさまざまな場所で各種筆記具を使いたいなら、ペンケースは必須でした。学生時代はどうだったのか忘れてしまいましたが、昭和末にはレーザーディスクの景品でもらった Royal Opera House のロゴの入ったロールペンケース(*1)を愛用し、



2000年代の半ばには万年筆用の二本刺しケースを使っていましたが、これがパイロットのトレンダー・レザー・ライト(*2)というファスナー付きのものになり、さらに妻とおそろいのパイロットのペンサンブル・シリーズの製品(*3)を使い、



近年はリヒトのスマートフィットのペンケース ACTACT(*4)にさまざまなペンを詰め込んで持ち運んでいました。



ところが非常勤の勤務もなくなり、専業農家として時々は地域の役割を果たすくらいの生活になると、各種のペンを持ち歩く必要はまずありません。むしろペンケースに入っていると、すぐに取り出して使うのには不便になるくらいです。これは、もっぱら使う数本のペンを机上に転がしておき、あとは机の引き出しや机上のペン立てに収めておくほうがずっと機能的です。たしかに、ペンケースというのはあちこち移動する際に使用するペンをまとめて持ち歩くための道具であって、移動して使うことがないならば不要なのだなあ。結局のところ、行き着いた結論はそれだったか。

(*1): ロイヤル・オペラハウスのペンケース〜「電網郊外散歩道」2011年9月
(*2): 文具店とメガネ屋でお買い物〜ペンケースと眼鏡用ネックストラップ〜「電網郊外散歩道」2013年10月
(*3): 色違いで同型のペンケースを二個購入する〜「電網郊外散歩道」2015年8月
(*4): gooポイントサービスのペンケースACTACTが届く「電網郊外散歩道」2021年1月

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非常勤の業務引継ぎについて

2023年05月18日 06時00分29秒 | Weblog
退職後、頼まれて何度か非常勤の仕事を引き受けました。幸いに職場に恵まれて、楽しく仕事をすることができました。その際に、何度か業務の引継ぎを経験しましたが、私の方から引継ぎをするときは、こんなふうに心がけていました。

  • 業務引き継ぎの項目や内容が定められている場合は、それに従います。
  • 特に定めがない場合は、作成した文書やデータの所在とフォルダの一覧(スクリーンショット)をプリントアウトし、引継ぎ文書に添付します。
  • 受け取った紙文書等の綴りや作成した資料、業務記録(印刷またはノート)をそっくり後任者に引き渡します。
  • 非常勤どうしの引継ぎができない場合は常勤の職員に間に入ってもらい、文書で引継ぎをします。

非常勤ですので、それほど大量の引継ぎをするわけではありませんが、それでも後任者には喜ばれました。特に、日付順に時系列で記録した業務記録ノートは、参考になると喜ばれました。サーバ内のさまざまなフォルダに散らばったファイルを時系列で読み解き、業務の流れを組み立て直すのはけっこうたいへんな作業です。そんなときに、あらかじめ日付順に時系列で整理された業務記録というのは、たしかに役立つものでしょう。自分が便利なだけでなく、後から仕事をする人にも役立つように仕事をする、ということが大切だと思います。

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5月も中旬となり果樹園は忙しい時期に

2023年05月17日 06時00分12秒 | 週末農業・定年農業
5月も中旬となりました。亡父が植えた花々が色とりどりに咲きだして、農作業の目を楽しませてくれます。ボタンはそろそろ終わりでしょうか、こんどはシャクヤクが咲き出します。果樹のほうは遅霜の心配もなくなり、桃の摘果やサクランボの収穫準備に従事する時期です。桃のほうは、「あかつき」は摘花が終わり、「川中島白桃」の摘果をしているところです。サクランボは、農協から作業メモが回ってきました。それによれば、佐藤錦の収穫適期が昨年よりも1週間ほど早くなっているようで、6月7日〜19日頃と予想しているようです。温暖化の影響でしょうか、このブログを始めた2004年頃と比較しても、明らかに収穫時期が前の方にずれてきていると感じます。

当地のサクランボは、凍霜害の影響で「紅秀峰」は8割減とされていますが、我が家では紅秀峰は2本しかありませんので大勢に影響はありません。一方、主力の「佐藤錦」は2〜3割減となる予想ですので、今後のお天気が気になります。収穫時期に雨降りが続かないように祈っています。亡父の代からずっと来てくれている雇い人の人たちの労賃は上昇していますので、経営的には不利ですが、霜の害をあまり受けていない桃で少しはカバーできるかな。



お天気に一喜一憂するようになると、農家も一人前だと言われますので、少しは農家らしくなってきたのかも(^o^)/

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