電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

デジタルカメラからパソコンへ写真を取り込むとき

2020年05月31日 06時02分08秒 | ブログ運営
フィルムカメラの時代は、撮影した写真は現像しプリントしないと見ることができませんでした。したがって、プリントした膨大な写真を整理する必要があり、アルバムがどんどん増えて困ってしまう面がありました。ところが、デジタルカメラを使っている現在は、カメラで見ることもできますが、もっぱらパソコンに取り込み、様々な形で利用するほうが主で、プリントすることはごくまれです。アルバムの整理の必要はなくなったけれど、なぜか身近にプリントした最近の写真がほとんどないことに気づき、愕然とします(^o^)/

でも、まあ、主な出来事はこのブログにおおむね記録されているので、自分の顔写真を遺影用途に使うとき以外は、実際問題としてあまり困らないのかもしれません(^o^)/

ところで、デジタルカメラからパソコンへ取り込むとき、以前はパソコンに付属のSDカードリーダーにカメラから外したSDカードを挿入し、Ubuntu Linux 8.04 LTS の頃にも添付されていた Shotwell というツールで取り込んでいましたが、Ubuntu Linux 18.04 LTS を使っている最近は、もっぱら USB ケーブルでカメラとPCを直接繋いでしまうことが多くなりました。カメラの電源を入れると、画面に USB 表示が現れ、右クリックでこれを開き、 Shotwell でまだ取り込んでいないものだけを表示させて取り込む、という仕掛けです。このあたりは、ブラウザ等のアプリケーションを、ほぼ正方形に近い形で利用することが多いため、左側が空いていることが多い、というスタイルに適合しているように感じます。



取り込みが終わったら再びアイコンを右クリックし、「取り出す」を選んでアイコンが消えてからカメラの電源を切る、というやり方です。

Shotwell は、年月日ごとにフォルダを作り、同じ日付のファイルを保存してくれますので、ファイルのタイムスタンプを見なくても撮影月日がわかるのがありがたい。写真を探す時、時期がわかるだけでもありがたいですし、手帳や備忘録ノート等の記録で日付がわかればほぼ一発で探し当てることができます。

写真を加工するときは、もっぱら Gimp の出番です。できるだけリサイズしてシャドウイングする程度におさえていますが、時にはトリミングしたり部分的にボカシを入れたりすることもありますので、こうした画像編集ツールは重宝します。

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巣ごもり期間のデミオ・ディーゼルの走行データは

2020年05月30日 06時01分07秒 | 散歩外出ドライブ
これまで通勤で重宝してきたマツダ・デミオ・ディーゼルXDですが、昨年度退職してからの一年間は近場のちょい乗りがほとんどで、燃料消費率(いわゆる燃費)は年間平均で 20.5km/L でした。前年(2018年)と比較すると、1.0km/L だけダウンしていました。

では、ほぼ外出することがなくなった「巣ごもり期間」の走行データはどうなったか。2020年1月〜4月の平均では 20.1km/L となり、ほとんど変わらない値となっています。変わったのは走行距離で、4ヶ月で2,000kmしか走っていません。昔ならたった1ヶ月分の走行距離です。冬場とは言え、ほとんど積雪がなかったことも影響し、走行距離は少ないものの、燃料消費率にはプラスにはたらいたと言えます。



ただし、DPF再生間隔には顕著に影響するようで、車検整備直後には 200〜300km台だったDPF再生間隔が、巣ごもり期間中は 100km前後まで落ちました。やはり短い間隔で go と stop を繰り返し、エンジンが暖まらないうちに到着してしまうような用途には、ディーゼル・パーティクルの生成も多めになるのでしょうし、その除去のためのディーゼル・パーティクル・フィルタ(DPF)の再生頻度も多めになるのでしょう。

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やっぱりくたびれます〜1年ぶりのフルタイム勤務

2020年05月29日 06時01分34秒 | Weblog
この春から、若い人の育休代として助っ人に入り、フルタイム勤務になってはや二ヶ月。昨年度は専業農家としてマイペース自由気ままに生活していたのに、いきなりの新型コロナウィルス禍の渦中に放り込まれた格好で、過去の経験もあまり役に立たず、落ち着かない日々を送ってきました。ようやく軌道に乗った面もあり、少し日常を振り返ると、やっぱりくたびれています。この年で給料をもらえるのは幸せなことだと思うけれど、定年農業の生活だって年金を生活の基盤に置いて趣味と実益を兼ねたみたいなもので、いたってのんきなものだったなあといささか弱気になります。こういうときはとにかく休むのが一番。早めに寝て、疲労を残さないようにしなければ。

さて、今日は金曜日、一週間の仕事の締めくくりです。朝のコーヒーを飲み、通勤の音楽を選び、カバンを用意します。明日は休みだ、今日だけがんばろう(^o^)/

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オンライン授業と実験実習

2020年05月28日 06時00分53秒 | Weblog
新型コロナウィルス禍で全国的に休校になっていたためか、ニュース等では「オンライン授業」がよく話題になりました。昔はNHK教育テレビで学校教育番組を放送していましたので、それを見て授業の一部とするなどの利用が盛んだったと思いますが、最近は機器が普及し、特別な機材や設備がなくても、オンラインで授業ができる時代になったのだなと痛感します。もちろん、長引く休校の中で、少しでも子どもたちに学ばせたいという思いからであろうと思いますが、では生徒全員に端末が貸与されるなどして公平性が担保されたとして、オンライン授業は学校教育を代替できるのか?

これについては、「読み・書き・計算」を習う寺子屋スタイルで実施できるものであるならば、ある程度は代替が可能だと思います。しかし、近代学校の特徴は「読み書き計算」だけでなく、「実験実習」を含むところにあると言えるでしょう。この実験実習、例えば化学実験や農業・工業実習など体験を通じて学んでいくものは、オンライン授業で代替できるものではないだろうと思います。ごく一部、説明の部分をオンライン授業で実施することは可能でしょうが、少なくとも病院実習をオンラインで済ませたようなお医者さんや看護師さんがいたとしたら、私はかかりたくないです(^o^)/

緊急事態宣言の解除で、大都市部でもようやく学校再開の動きが出てきたようです。保護者の方々も、ホッとする気持ちが強いでしょうし、生徒の皆さんもようやく待望の学校生活に安堵する面が強いのではないでしょうか。しばらくぶりの学校生活を楽しみながら、オンライン授業では学べないものを大切に、しっかりと学んでもらいたいものです。
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ドライアップしていた同僚の万年筆を復活する

2020年05月27日 06時02分04秒 | 手帳文具書斎
私が万年筆を愛用しているのをみていた職場の同僚から、相談を受けました。実は万年筆を一本持っているのだけれど、乾燥して書けなくなってしまったのだそうです。メーカーはパイロットでブルーブラックのカートリッジで使っていたといいます。ふむふむ、それなら水洗いだけでも大丈夫じゃなかろうか(*1)。


(写真は別の万年筆です)

翌日、持ってきてもらい、万年筆の首軸を水を満たした透明ガラス容器にポチャンと入れたら、青い色素が水中に広がり、実にきれいです。二度ほど水を取り替え、一晩水に付けた後で、水道の水流で青色が出ないことを確認して、さらに一晩、自然乾燥させました。これでたぶんインクを入れても大丈夫です、と渡したら大喜び。

文具店にはいろいろな色のインクがあるけれど、ああいうのを使いたい時はどうするのかという質問がありましたので、適合するコンバータとして CON-40 を紹介。さっそく文具店に行き、色彩雫シリーズの中から某色を物色してきたそうです。復活した万年筆を手に、嬉しそうに周囲の人に見せて喜んでいました。お役に立てて幸い。新型コロナウィルス禍の中でも、こういう出来事があると、こちらも嬉しくなりますね〜(^o^)/

(*1):厄介なのは顔料インクと古典ブルーブラックインクを混用したケース。べったりと顔料が沈殿して、分解してぜんぶ掃除しないと難しいみたいで、素人にはちょいと荷が重いようです。

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シャープペンシルと2B芯を試す

2020年05月26日 06時01分52秒 | 手帳文具書斎
少々事情があり、各種シャープペンシルと芯をいろいろ試してみました。顔ぶれは、

  • プラチナ プレスマン 0.9mm 2B芯
  • プラチナ PRO-Use 0.7mm HB芯
  • プラチナ 品番不明 0.5mm HB芯
  • ゼブラ  DRAFIX 0.9mm HB芯
  • 三菱ユニ 替芯 0.9mm 2B芯

いやはや、まとまってシャープペンシルを使うのは何年ぶりでしょう(*1)。芯の硬度によって書き味がまるで違うことをすっかり忘れていました。プレスマンで体験・確認していた0.9mm の 2B 芯の書き味(*2)は、今までのシャープペンシルの「硬い、薄い」というイメージを一新させます。0.9mm/2B芯に入れ替えたゼブラの DRAFIX の出番も増えそうです。もちろん、その分だけ手や紙が汚れるという意味でもありますが、久々にシャープペンシルで丹念に書いて(描いて)みると、これはこれで、なかなか良いものです。プレスマンというシャープペンシルは、たいへん軽くて使いやすいですね。専用のロング芯が入手できなかったのが残念でした。

(*1):昔はノートに何で書いていたのだろう?〜自分の40年を振り返る〜「電網郊外散歩道」2015年4月
(*2):しばらくぶりに文具等のお買い物〜「電網郊外散歩道」2020年3月

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耕運機はなんとか修理できた

2020年05月25日 06時01分31秒 | 週末農業・定年農業
ゴールデンウィーク連休の最後に、畑で故障してしまったヤンマーの古い耕運機(*1)が、修理ができて戻ってきました。農協の修理担当の若い人が説明してくれましたが、要するに

  1. 耕耘ローターの回転の不具合は、カムシャフトが外れかかっていたため。
  2. エンジンの脈動は、気化器を掃除して解消した。
  3. エンジンオイル他、要所を点検整備した。

とのことで、大きな故障ではなかったそうです。修理費は 5,500円。25〜30万くらいの予算で新しい耕運機に更新しなければいけないかと覚悟していましたが、意外に安価に修理ができて、まずは一安心です。週末定年農業では、回収が難しい額の設備投資をいかに抑制するかが鍵ですので、農業機械は「修理できるうちは使う」のが正しいでしょう。





昨年復活したばかりの畑が、また放置状態になっていましたので、軽トラックに耕運機を積んでさっそく出かけました。草ボウボウの状態から回復するには、とにかくあまり間をおかずに繰り返し耕すのが一番です。





前回、耕運機の故障で中断していたところを再び耕うんし、まずは植え付けたサトイモの近くに、さつまいも、かぼちゃ等を植え付けることにしました。週末の土日にしかまとまった作業ができませんし、来週からは早生種サクランボの収穫作業が始まりますので、夕方からの作業となりましたが、なんとか明るいうちに終えることができて、まずは良かったよかった(^o^)/

(*1):昨年復活させた畑で耕運機が故障し作業中断〜「電網郊外散歩道」2020年5月
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開かれなかった演奏会を惜しむ〜機会をみてぜひ実現してほしい

2020年05月24日 06時01分15秒 | クラシック音楽
YouTube の山響チャンネルの中に、3月の新県民会館オープニング・コンサートで演奏されるはずだった、小曽根誠(Pf,*1)&山形交響楽団によるピアノ協奏曲「もがみ」改訂版の練習風景が紹介されていました。はじめは小曽根さんのピアノソロで、

  1. My Witch's Blue (Makoto Ozone)
  2. Asian Dream (Makoto Ozone)
  3. Tea for Three (Makoto Ozone)
  4. Where do we go from here? (Makoto Ozone)

の4曲が演奏されます。

続いてピアノ協奏曲「もがみ」。これは、2003年の山形県国民文化祭において、当時の皇太子及び同妃両殿下ご臨席のもと、作曲者である小曽根さん自身が初演したピアノ協奏曲「もがみ」の改訂版のリハーサル風景。カメラワークは少々揺れるところがあるのですが、演奏の雰囲気はすごく良いのです。しかも、第三楽章の直前に事務局から連絡が入り、新型コロナウィルス感染防止のため、演奏会は延期します、と宣告されるというハプニングも収録されています。なんだか「おくりびと」の解散シーンを思い出してしまうような出来事ですが、このときの楽団員の皆さんの対応が素晴らしい。せっかくだから最後まで演奏したい、演奏しよう、ということで、第三楽章の演奏が始まります。そして演奏が終わり、音楽家どうしが拍手で互いをたたえあうのですが、その姿がとても良いのです。

My Piano Concerto "MOGAMI" was supposed to be Premiered with YAMAGATA symphony Orchestra


新型コロナウィルス禍で、ある程度は予想されたこととはいえ、口惜しいことは間違いありません。せっかくの改訂版での演奏を、ぜひコロナ収束後に実現してもらいたいものです。あの東日本大震災で中止になった演奏会の曲目を、後に同じく遠藤真理さんを迎えてマルティヌーのチェロ協奏曲をプログラムに組んだように、小曽根誠さんとこの曲の演奏を、ぜひ生で聴いてみたいものです。

(*1):小曽根誠〜Wikipedia より

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高橋義夫『沖縄の殿様』を読む

2020年05月23日 06時01分23秒 | -ノンフィクション
明治維新の後、米沢藩主・上杉茂憲(もちのり)は県令として沖縄に赴任します。そういう史実があったことは承知していましたが、雪国生まれの元大名がなぜ南の島沖縄に行くことになったのか、またそこでどのような生活をしていたのか、実はかなり不思議でした。たまたま当地のローカルテレビで、作家の髙橋義夫氏が沖縄を訪れ、上杉茂憲の足跡をたどるという番組を観て、『沖縄の殿様〜最後の米沢藩主・上杉茂憲の県令奮闘記』という中公新書の存在を知り、さっそく入手して読んでみたものです。

本書の構成は次のとおりです。

序章 雪国と南島
第1章 沖縄の発見
第2章 沖縄本島巡回
第3章 教育と予算
第4章 刑法と慣習
第5章 上杉県令の改革意見
第6章 政治的刺客
第7章 辻遊廓
第8章 県費留学生
第9章 那覇八景

元大名というと、苦労知らずのボンボンというような誤解が生まれがちですが、上杉茂憲は明治維新と戊辰戦争という荒波を経て、廃藩置県の翌年にあたる明治五年、華族に海外留学を促す明治天皇の勅諭に従い、およそ一年間の英国留学をしているそうです。この間に妻と長女を亡くしたばかりか、側室の不義が発覚、継室と離縁し、三十六歳で十五歳下の妻を得てようやく身辺が落ちつくという、公私ともに苦労人だったようです。明治十四年に沖縄県令に着任することになったきっかけというのが、やっぱり「家計の窮乏」によるもので、初代県令鍋島直彬が病気で辞任した後に、池田成章を抜擢する形で上杉に決まった、ということのようです。

しかし、当時の沖縄は、宮古島の上納船が台湾に漂着し、乗組員が現地住民に殺害された事件をきっかけに「征台の役」が起こり、軍事力を持って琉球国を琉球藩として帰属を清国に認めさせ、賠償を勝ち取り沖縄県を設置するという、いわゆる琉球処分を行って十年にも満たない頃でした。この微妙な時期に、「県治においては決して美治の急施を要むべからず」との方針のもとに、上杉新県令が発令されたことになります。

ここからは、上杉県令の沖縄の旅を記録した『沖縄本島巡回日誌』等をもとに、様々な視点から茂憲が庶民生活を視察した様子が具体的に描かれます。端的に言えば、薩摩藩の過酷な収奪に発する貧しさと借金、およびそこから派生する諸問題です。

具体的な中身は省きますが、上杉県令は改革意見を政府に上申します。ところが、これが明治政府の沖縄統治の方針に異を唱えたとして問題になります。その回答が、政治的刺客として尾崎三良を送り込み、上杉の県政を覆すことでした。このあたりは、改革派の支社長に本店側が腹心を送り込み、改革を頓挫させるという権力闘争を思わせるドラマです。

では、上杉茂憲の改革案はすべて水泡に帰したのかというと、必ずしもそうとは言えないのが救いです。著者は、教育の振興や内地への県費留学生の推進などをあげ、彼らの活躍が沖縄振興に貢献したとして、上杉の人材育成策を評価します。たしかに、「外交的・政治的に微妙なのだから、旧のまま放っとけ、あまり急に変えるな」という方針は政治的には老獪なのかもしれませんが、例えば辻遊郭に対する上杉県令が立てた規則を、遊郭側の苦情に応じて旧に復した結果が、笹森儀助の『南島探検』における指摘「成年男子の六割が梅毒に感染」し、「徴兵の予備検査をこころみたが徴兵適当者は百人中二、三人しかいなかった」(p.183)という惨状になってしまったのではないか。



歴史に「If〜」はなく、上杉県令の統治を美化するのも必ずしも正しいとは言えないのでしょうが、それにしても尾崎の妨害がなく、もう少し上杉県令の統治が続いていたらどうなっていたのだろうかとちらりと想像してしまいます。と同時に、やっぱり明治政府というのはある意味元テロリストの政権であり、本性というか、軍事的・強権的性格はここにも流れているのだな、と痛感させられます。

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中止になってしまった山響定期演奏会の会費の処理と今後の予定は

2020年05月22日 06時01分52秒 | Weblog
楽しみにしていた山形交響楽団の定期演奏会は、新型コロナウィルスの流行にともなう感染防止のため、4月〜6月の第284回、285回、286回の3回が中止になってしまいました。これについて、山形交響楽協会からお知らせが届き、払い戻しを希望するかどうか、振込先の口座番号などについての問合せでした。金額は、@2,750円×3回=8,250円 というものですが、これについてはすでに支払い済みのものであり、新たに発生する負担ではありませんので、山響の応援のために「希望しない(寄付する)」を選ぶことにしました。

考えてみれば、ほとんど外出らしい外出もせず、お金を使う機会もあまりありません。お小遣いがぜんぜん減らないので、とくに困らない。むしろ、山響の定期演奏会をはじめ各種演奏会やスクールコンサートなどが早く開催できるようになってくれることのほうが、よほど嬉しいと言えます。

その点では、参加人数が小規模の開催となる山形弦楽四重奏団の7月の定期演奏会の開催のほうが早いかもしれません。キリンのように首を長くして、なおかつダンボのように耳を大きくして、地元山形の演奏会情報を待っているところです。
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ルピナスが花盛り

2020年05月21日 05時40分14秒 | 季節と行事
今日は、goo ブログが規約改訂の関連で朝の6時〜7時ころに不安定になるかもしれない、とのことでしたので、少々早めに簡単更新します。

ただいま、自宅裏の畑の一部、老母が花畑にしているところは、文字通りの花盛りです。とりわけ見事なのが、ルピナスというのかな、ノボリフジです。藤の花みたいなのが上に向かって咲いていく。それで「ノボリフジ」というのでしょう。奥のボタンと手前のルピナス、あと少しすると、シャクヤクが豪華な花を咲かせます。文字通り草花の競演です。



昨日のニュースで、「ファビピラビル(アビガン)の治験の中間報告で有効性が確認されなかったけれど研究は続ける」みたいな報道がありましたが、続けて「有効性判定が目的ではない」という臨床研究側のコメントが発表されたようです。要するに「この治験を続けると危険だと中止させる必要があるかどうか判断するための中間報告」だったはずのものを、「有効性が確認されなかった」としてしまったもののように見えます。なんだか共同通信の記者さんの勇み足みたいですね〜。

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畑には久々に恵みの雨が降る

2020年05月20日 06時01分20秒 | 週末農業・定年農業
先月末から今月始めに植えた野菜畑が、やけに長く続いたカラカラ天気で水不足となり、ときどき散水しなければいけない状況になっていました。幸いに、昨日の雨が文字通り恵みの雨となったようで、ナス苗も順調に育っています。写真はカラカラ天気の頃のものですが、ジャガイモも男爵とキタアカリがすでに芽を出していますので、この雨でさらに元気に育ってくれるとありがたい。



それはそうと、ゴールデンウィーク連休の最後に故障してしまった耕運機がまだ帰ってきません。長引いているということは、修理できるということなのか? ダメなら新型に更新するという選択肢も伝えてはいるのですが、さて結果はどうなる? そろそろ二週間になります。



そうそう、雨が降れば草が伸びます。草刈機のほかに動力刈払機の出番が増えますが、後者は混合油が必須です。いつもは農協のスタンドで購入して来ますが、「今すぐ必要」なときに限って携行缶に入れた混合油が空っぽのことが多いという「農家版マーフィーの法則」を実感します。これはむしろ、混合油の自作を考えたほうが良いのかもしれません。こんど、ホームセンター等でFD級の2サイクルエンジンオイルと 5L 程度の混合容器を探してみなければ。

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手作りマスクに思う〜「家庭科」という科目があることの意味

2020年05月19日 06時01分01秒 | Weblog
新型コロナウィルス禍でマスクが必須になってしまいました。当方、中年頃から咳喘息と診断され、マスクとは親しいおつきあいをしてきましたので、不織布マスクは常に箱で買いおきをしていました。ところが、しだいに残りが心細くなってきたため、補充しようと思ってもマスクが買えません。そういえば、某知事さんだけでなく、身近で多くの人が手作りマスクでやりくりするようになっています。カラフルなもの、柄が可愛らしいもの、シャープな現代的デザインのものなど、実に多種多様、大きさも充分なものです。こうなると、まだ届いていない小ぶりの二枚の布マスクなんて、不出来なジョークのように感じられてしまうほどです。

考えてみれば、これほど多くの国民がマスクを手作りして急場をしのぐことができるという国は、そう多くはないだろうと思います。インターネットの普及で、型紙が無償で公開されているという事情もあるでしょうが、そもそも国民の多くが縫い物の経験があり、自前の裁縫道具を持ち、手芸店というビジネスが成り立ち、家庭用ミシンが量販店で普通に売られているという現状は、国際的に見ればかなり驚くべきことなのかもしれません。たしかに、近隣の某国でも、国民的に手作りマスクが普及するという事態は起こらなかったようです。

階級社会が長く続いた国や、その植民地として長く影響下にあった国などでは、古典や数学や歴史といったアカデミックな教養が主流で、産業や実生活に関わる技術などは一段下に見られてきたといいます。当然、中流以上の階級では古典教育が主流で、下層階級では生活実用の教育が主流であったろうと思います。しかし日本では、とくに戦後、家庭科あるいは技術家庭科という科目を義務教育のカリキュラムの中にずっと置いてきたわけです。結果論ではありますが、こういうカリキュラム編成方針というのは、実はすごい見識に基づくものだったのかもしれません。

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冷蔵庫の残りで「フランクフルトとセロリとアスパラガスのパスタ」を作る

2020年05月18日 06時02分15秒 | 料理住居衣服
過日、冷蔵庫の残り物を使ってお昼を作ることになりましたので、フランクフルトとセロリとアスパラガスを使ってパスタを作りました。冷蔵庫の残りといっても、実際はフランクフルトとセロリくらいで、アスパラガスとパセリは裏の畑でとれた残りを少しだけ使ったものです。材料は、

  • パスタ @80g×3人分
  • フランクフルト 3本 食べやすい大きさに切る
  • 玉ネギ 1/2個 みじん切り
  • アスパラガス 3本
  • パセリ 少々
  • セロリ 葉の部分を少々 茎はスライス、葉は食べやすい大きさに切る
  • ニンニク 1個
  • 鷹の爪 1個
  • オリーブオイル、塩、コショウ 適量

こんなものです。

例によって、3L のお湯を沸かし、塩大さじ2を加えて、沸騰したらパスタを茹でます。その間にあたためたオリーブ油にニンニクを入れて香りを移し、鷹の爪を加えて玉ネギを炒めます。玉ネギが色づいたらフランクフルトとセロリの茎を加えてさらに炒め、フライパンを火から外して茹で汁を加え、中火で揺すって乳化します。パスタが茹で上がる直前にセロリの葉を加えたところへパスタを投入し、ソースを絡めます。塩コショウで軽く味を調え、盛り付けてパセリを添えて供します。



家族には「化学実験のような料理」と言われながらも、人数に応じて分量の比率を把握して作りますので、いつも安定した味になります。妻の評価も「美味しかった〜」だそうです。まあ、これはお昼を作らずに済んだ安心分がプラスされているのでしょうけれど(^o^)/

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ぺんてるのボールペン「エナージェル・インフリー」のターコイズが使える

2020年05月17日 06時01分43秒 | 手帳文具書斎
新型コロナウィルス禍への対応で、手帳の予定表が次々に変わります。予定がどんどん変わりますので、いったん書き込んだ項目を修正テープで白塗りし、その上に書き込むことになりますが、愛用の万年筆プラチナ#3776ブルゴーニュ(F)が目詰まりしそうで、修正テープの上に書きたくはありません。ふと思いついて、最新の予定をぺんてるのボールペン「エナージェル・インフリー」、しかも「ターコイズ・ブルー」の0.7mmで書くようにしたら、実に明瞭、目立って間違えようがありません。古典ブルーブラックの細字の紙面の中にターコイズブルーの中字の文字が入るのですから、強調の度合いは実に印象が強いものです。うん、これは使える!



この色でページ全体を埋め尽くすことを考えると、いささか「けばけばしい」感じになりますが、ワンポイントで使うならば実に効果的と感じます。サラサの茶色の0.7mmと同様、いやそれ以上に、「使える」と感じたボールペンでした。さっそく替え芯を調達しておかなければ!

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