両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護4在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要支援1施設入所

「平成』を振り返る

2019年04月30日 | つぶやき
あと数時間で「平成」が終わる。

いま、東京では義父の法事が執り行われていることでしょう。

みな、何を思い、何を感じ、お経を聞いているのでしょう。

私の想像では、誰一人、義父を偲んでいる人は・・・・いないかな。

しょうがない、そういう人でしたから。



ーーーーーー


さて、平成という時代を振り返り、一言で表したら、

「波乱」でしょうか。



そして、その『激動』と一緒に思いつくのは、

「人のつながり」でしょう。



ーーーーーーー



平成の始まりは、まだ学生だった私。

その後、就職し、旦那と知り合い結婚、価値観の違う義両親に悩む。

結婚から2年後に息子が生まれる。

息子が生まれ半年経つ頃、息子に違和感を感じ、あちこち駆け回る。

息子が生まれた4年後、片耳聾・片耳難聴がわかる。

絶望のなか、運命的な出会いとなる主治医と出会い希望を持つ。


その後、わたしは2回流産を繰り返しメンタル落ちる。

その頃、旦那は職場の上司からパワハラにあい、うつ発症。


価値観の違う義両親からの理解ない鋭利な刃物の言葉をあびる。

旦那のことも、息子のことも、五体満足に産まなかった嫁の私のことも、

容赦ない義両親からの言葉が飛び、

たまたま同席した友人も絶句。



そんな中でも、実母の協力のもと、息子の療育と保育園の並行通園は続く。

ここでも、恩師となる先生方と出会うことで、大きく成長した息子。



そんな温室の場所を離れ新天地へ。

息子、笑顔と不安な顔のなか、桜満開の校門をくぐり、

新しい成長の場でもある小学校に入学する。




時期もわるかったのか、旦那はうつがひどくなり、結果、会社を休職。

この息子と旦那の温度差と、相変わらず続く義両親からの殺意ある言葉に

私のメンタルはボロボロ。




それでも、学校にもなれ、小学2年生になった息子。

体調が安定してきた旦那は、職場復帰をする。




少しずつ動き出した頃、やれやれと思っている頃、

何かと問題がある娘のことを心配していた実母が倒れる。

ここから、激動の介護がスタートする。




絶望の中、ここでも、「人のつながり」を感じずにはいられない。

たくさんの人達にわたしの心を救ってもらった。

そんな中でも、やっぱり窮地に陥れる人間はいる。

両極端の人間関係。




介護スタートさせた2年後、自分自身の限界を知り、

両親2人の介護を終了させ、比較的介護度が軽い継父をGHへ。

逆の介護度が重い実母は自宅に残る。

介護スタートさせた5年間は安定せず、入院は2回する実母。



介護と並行し、障がいのある息子のこともフォロー。

転校した小学校では陰湿ないじめを経験する。

が、理解ある先生方のおかげで救われる。

ここでも、支援をしてくださる方もいれば、

心無い言葉を浴びさせる人もいる。




最悪な人間関係の中学3年間。早く過ぎてくれと毎日思う中、

希望の高校に入学し、安心したのもつかの間、

義父が散歩中に倒れ、義父の人生最後の授業が始まる。



ここでも、人に救われる。

人と人とが繋がり、パズルのピースがカチッとはまる感覚。

義父の病院・施設に足を運ぶこと2年間。

複雑な気持ちの私に、人とのつながりに癒やされる時間を得る。



一方、盲者の義母。

一人で自宅での生活半年をするが限界が来る。

何もしない義弟たち。口だけ。



憎い義父、義母。恩はないのに、長男というだけで親を介護する。

義父にはそぐわないぐらいの、温かい人間の血が流れるスタッフが居る施設に入所。

義母も言えた口かって思うぐらいの希望する施設を見つけ、入所する。

今は穏やかなスタッフがいる場で、のんびり過ごす義母。



義父を見届け、「がんばったね」と涙をこらえながら言ってくれる人がいる中、

「香典泥棒」や「財産目当ての介護」と、根拠ない言葉を言う人間もいる。




ーーーーーー



きっと、私が生きてる価値観の外には、

私が得体の知れない価値観を持つ人間が普通に、

この地球上に生きていて、

たまたま、結婚前は会わなかっただけのこと。




今まで見えなかった、感じ得なかった、

私の価値観の裏にいる人間が浮き彫りになったのが、

『平成』 という時代だったように思う。



次の年号、「令和」。

「平成」に新たに浮き彫りになった新たな価値観をもった人間を、

新しい時代の「令和」に、どう感じ、どう見ていくのか・・・・。



自分自身の成長のために、

時間を有意義に使うために、

そっと、価値観の違う人はスルーしようと思う。



ーーーーーーー



平成最後に振り返ってみました。

長くなりましたm(_ _)m

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一周忌

2019年04月29日 | 主人の両親
今日は義父の一周忌。

もともと、義父に対し気持ちがないので、

一周忌といっても、特に何も感じません。

別にそれでいいと思っています。



明日は東京で法事。旦那だけ行きます。

新幹線は激混みでしょう。

高速道路も激混みでしょう。

さらに雨の予報。


・・・・・・。

最悪です。



さて、明日はどうなることやら。

わたしは朝一番の電車に乗る旦那を駅まで送るだけ。



自分の親です。

自分の兄弟です。

自分側の親戚です。



一人出席で、アウェーでしょうが、

旦那には、がんばってもらいましょ。
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天国から地獄へ

2019年04月28日 | 母の事
予定では昨日までショートの予定だった。

1本の電話で天国から地獄へ。

電話の主は、ショート先。

嫌な予感がしながら出ると、やっぱり的中。


「今日の昼から熱 37度3分。
15時の時点で38度2分なのでお迎えに来てほしいのですが」



「・・・・・・・」


この時、わたし、友人と会ってまして・・・。

楽しみにしていた、コストコに行ってまして・・・。

ちょうど、ワイワイやっていたときでして・・・。



一気に、


天国→地獄へ・・・・。


仕方ないです、


迎えに行かなければいけないので・・・。





友達一人に車で最寄りの駅まで送ってもらい、

そこから1時間ほどかけて電車で帰宅。

その足で、母がいるショート先へ向かうのですが。



帰り道、電車に揺られながら、電車内では10連休前で、

なんとなくみんなウキウキしているように見え、

わたしだって、数分前まで楽しく笑っていたのに・・・、

楽しい時間を過ごしていたのに・・・。



虚しさで泣けてくる。



ーーーーーーー


迎えに行くと力ない顔で、熱のせいか、ほっぺは赤くほてっていた。

歩行もままならなかったので、車椅子に乗せてもらい、

スタッフ同行してもらい、車まで母を運んでもらう。


自宅に着き、母の重い体を持ち上げ、なんとか自力で

玄関前の階段を上ってもらう。


自宅に帰って安心したのか、どっぷり寝る母。

その日の夜には熱も下がり、なんだったのか??


次の日、施設から、高熱が出たことのあり、念の為と言われていた、

『インフルエンザ』の検査をするために病院へ。


結果は陰性!!!


だわね・・・、

だってすぐ下がったもん(-_-;)



次の日も予定が入っていた、

久しぶりに会う恩師とのランチ会。

一気に流れた。あ~あ、楽しみにしていたのに・・・。



明日はデイサービスに行ってもらおう。

付き合いきれないです。


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今日からショート

2019年04月24日 | 母の事
最近のテレビでも、ラジオでも、

大型連休!!

10連休!!



と言っているのが気になるようで、
そわそわしているのが伝わる。

そして、この「10連休」という言葉が
母の頭にインプットされているようで、
事あるごとに、


「明日はどこか行くの?

今日は帰らない?」



などという回数が多くて、それだけでもイライラしてしまう。



夜も落ち着かないのか、ラジオをつけたり消したり。
で、毎度変なボタンを押すので、
結局は砂嵐になって終了するのですが。


この落ち着かないせいで、
夜のトイレの誘導時間に爆睡していることが多く、
気持ちよく寝ているのに起こすのは忍びないので、
結局、また2時間後ぐらいに起きてトイレに行く羽目に。


そんなことが続くとどうなるのか・・・・、
そう、


寝不足!!



日中にボーッとしちゃうので、
アラームセットして少し仮眠を・・・と思って横になると
爆睡し過ぎて起きれない。
ちょっとした昼夜逆転。


いけません、こんなんじゃ!!


とりあえず、このショート中にリセット。
狂った体内時計をリセットせねば!!


今回のショート中は友人、知人に会う予定がある。
日頃のストレスを発散!!
長期連休前に、わたしだって楽しむぞ~!!
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忘れた頃にやってきた

2019年04月21日 | つぶやき
今日はせっせと衣替え。

母の羽毛布団も、電気毛布も片付け。

そして母の散髪もして夏バージョンに変身。

すべてにおいて『こんもり』していた母ですが、スッキリです。


ーーーーーー


先日、夕方6時半ごろ、わたしの携帯が鳴った。

お隣の独居のバーさん。



久々の電話。

スルーしようと思ったが、以前、スルーしたら律儀に留守電に入れやがり、

「いつもゴミを出してくださる○○さんが体調悪いようなので、

申し訳ないですが、玄関に(自分家)ゴミを出しておいたので出しといてください」


と入っていた。


なにぃー!!٩(๑`^´๑)۶

わたしがゴミを出す前提で、

話をすんなっ!!




スルーしようと思った・・・・、

が、

気になる性分・・・(-_-;)

出しに行きましたよ、わざわざね。

そしたら、そのいつもゴミを出しているという○○さんが、

ちょうど自分の自宅前の掃き掃除をしていた。


なぬ???(ーー゛)

「あっ、おはようございます」



「おはようございます。

今日はいい天気だね~(^^)」






おいっ!!

元気じゃねーかっ!!




完全に・・・騙されました。

平気で嘘つく人なんだと認識したのがこの時。



それから数ヶ月経ち、

隣のバーさんはヘルパーさんを週2入れ、

ゴミ出しもヘルパーさんになり、

ご近所の出入りもすっかり消え、静かなお宅になっておりました。


正直・・・・、すっかり存在が消えかけていた頃です。


何となく出てしまいました、また留守電に入れてもらっては困るので。

すると切羽詰った声で、


「あのね、電話ね、つながらないのよ!!」


はっ?!?!?!


お分かりでしょうか・・・・、


わたしの携帯にかかってきたんですよね。


つながってます、ちゃんと!!


「あの・・・、これ、電話ですよね?

つながってますよ。」



「あっ、あなたの電話はつながるけど、

他の人はつながらないの!!

なんでかしら??」




しらねーーーよっ!!


「はあ??

わたしにもわかりません!!

電気屋さんに聞いてください!!」


たくッ!!

ちょっと何言ってるのか、

わかんないよっ!!




んん??ちょっと待てよ、

こいつ、また嘘だな!!

おい、なにかあるんだろ!!




ビンゴ!!でした。



「そーなのよ、

電気屋さんに電話したけど通じないのよ!!

あなたから電話してちょうだい!!

緊急なのよ!!」




「はあ??」


ってか、町の電気屋にも、

無視されてんだよ!!

あんたがうるさいからだよ!!




「困る、困る」と連呼され、電話は切らないし、

フツフツと、電話に出ない町の電気屋にも腹立たってきたので、

まんまとバーさんの話に乗せられる格好で、

電話に出ない町の電気屋に怒りをぶつける電話する羽目に・・・(-_-;)



町の電気屋には大人の対応として、

一応はね、冷静に話の説明をしました。

が、

無言で返事もなし。

電話からも、『めんどくせー』感が伝わる。




でもね、

電気屋と、隣のバーさんとで何があったのかは知りませんが、

わたしには関係のないことなのに、この態度にも腹が立ち、



「必ず電話をするか、

今日中に訪問するか、

どちらかにしてください!!

本人にもそう伝えますので!!」



「・・・はい」


すぐに折り返し隣のバーさんに電話して、

その旨を伝え、一件落着、


した・・・けど・・・・、


怒りが収まらない!!


なぜなら、


義母が同じように使う手だから。

同じ人種だ!!




同じ人種!!ってことは、

ろくなことに巻き込まれる!!

もう、着信拒否にしよ!!
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