両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護4在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要支援1施設入所

静かな一周忌

2021年07月10日 | 母の事・継父の事
もう一年になります。
そう、今日は継父がなくなった日です。
今日の昼頃に継父の一周忌の法要の予定です。


ちなみにお寺に出向きます。
自宅でとも考えましたが、
駐車場が台数分確保できないので、
お寺に現地集合で現地解散です。


今回も少人数で行います。
関東方面にいる妹一家も欠席。
うちの旦那も仕事が休めず欠席。


ちなみに母も欠席です。
お寺がバリアフリーではないので、
今日もいつものようにデイサービスにでかけていきました。


葬儀や法事など、いろんな考えがあって当然。



でも、我が家はいいんです、
来れる人で行えれば。
そう思っています。


今日は昨日の大雨から一転。
けっこう晴れていて、湿度も高く蒸し暑い。




そう、今朝母に、

わたし「今日は○○さんが亡くなって一年だよ」

母「今日?!ふ~ん」

こんなもんです。



これが前の夫(私達姉妹の実父)だと、

母「なら、今日は7月13日か。
もう何年目になる?」



となります。
ちゃんと覚えています、亡くなった日も。


気持ちが違うのでしょう。
仕方がないね。



ーーーーーーーーーーー



そう、昨日午後、訪問歯科の日で、
いつものようにお掃除をしてもらっていたら、
先生の手が止まり、



先生「あらら、昔詰め物していたところが、
少し欠けちゃいましたね。
次回新しく詰め直しましょう」




えっ??今じゃなくて、次回??


思わず心の声が漏れそうになりました^^;
一応、確認、確認。


わたし「あの・・・次回って一ヶ月後ですよね???
大丈夫でしょうか??」




先生「ああ~、大丈夫、大丈夫!!
問題ないですよ~」



ホンマかいなっ!!


思わず突っ込みそうになりましたが・・・^^;


本人に聞いても、しみるような感じでもないので、
まあ、大人しく1ヶ月我慢して待ちましょ。


さてさて、そろそろお支度しないとね。
外は暑そうですよ。



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12月1日

2020年12月01日 | 母の事・継父の事
12年前の今日、母の心臓は止まった。

そして医師も驚くほどに回復し、

現在の母の姿がある。




そして、1年前の今日、

亡くなった継父が大腿骨骨折をした日でもある。

継父はこの日を境に、

みるみる体力が落ち、気力も消える。




忘れることができない日。



いろんなことがガラリと変わった日でもある。

それは私だけでなく、我が家族、みんな。



時計を見ては、12年前を思い出す。



ーーーーーーーー



そんな母は今日の夕方に帰宅する。

帰ったらシャワー浴して、気持ちもリセットだな。

寒くなったので電気毛布もセットしなきゃな。



また、はじまるよ~。






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大丈夫なわけ無いじゃん

2020年07月08日 | 母の事・継父の事
今朝は急な大雨に驚愕!!台風が来たのかと思った。
今後も雨が続く予報。
被害が色んな場所で起きている。
他人事とは思えず、怖い。
早く晴れて欲しい。



ーーーーーーー


そんな朝の雨も止み始めた時間に、訪問看護が入る。
今日の母のバイタルは調子がいい。
ただ、少し足に浮腫みがあり、気になるところ。
あまりにもひどくなるようであれば受診かな。



看護師さんとあれこれ話している中で、継父の話になった。
看「おとうさん、あれからどう?
元気にしてる??」




一度だけ、偶然、継父が退院するときに、
病院内でバッタリ会った時があったので、
気にかけてくれたのだと思う。



今現在の話をする。
義父のときも少し話を聞いてくれた訪問看護師さん。
少しだけですが、聞いてもらえてありがたい。



その後、リハビリが入る。
短期目標と、長期目標をたてるという。



リハ担「ご家族の要望とかってありますか?」
何度聞かれただろう。



要望・・・わたしの・・・要望・・・・ね。
正直言えば・・・、
そろそろ、解放されて自由になりたいわ。




家族の希望と、本人の希望はマッチしない。
母自身、現状で満足しているところがある。
なんなら、『寝たきりになっても、死ぬまで自宅で過ごしたい』
でしょうね。



色んな気持ちをぐっと、どす黒い気持ちを飲み込み、
定番の、「現状維持が一番じゃないですか」と答える。



リハビリの先生が帰るとき玄関先で、突然、
リハ担「娘さん、大丈夫ですか?」
と聞かれ、反射的に、
わたし「だいじょうぶです」と答えたわたし。



言った自分に笑ってしまった。
実は数日前に、どこで見たのか聞いたのか記憶にないのですが、



『人は「だいじょうぶですか?」と聞かれると、
反射的に「だいじょうぶです」と答えるもの』
だと。


反射的に言ってたわ!!
と思い、一人でツボにはまる。




ーーーーーーー


今日も継父のところに行ってきた。
ますますやつれ、昨日、肩で呼吸を荒くしていたのが落ち着き、
酸素も3リットルから2リットルに下がっていた。
熱もなし、バイタルも良い。



わたしが行ったときはウトウトしていましたが、
朝はしっかり起きていて、声をかければ反応があるとのこと。



今日も数曲好きな歌を流し、ゴツゴツした身体をさする。
帰り際、介護記録に職員スタッフへの感謝の言葉を書き残す。




ーーーーーーーー


今日、7月8日は実父がくも膜下出血で倒れた日。
40年前のはなし。今でもその時のことを忘れない。
そんな実父を最近、近くに感じる(だけかもしれないけど)。
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なみだ

2020年07月03日 | 母の事・継父の事
母を自宅に残し、今日も継父のところへ。

浮腫が出てきたとのことで、今日から点滴の量が200になった。

ベッド脇の点滴棒には小さな点滴パックがぶら下がっていた。


もう、1カップしか身体に入らないんだ・・・。


わかっちゃいるけど、、、、さ。



看護師さんに今日のバイタルを聞き、

痰も増えてきた話を聞く。

声をかけると反応するとの話だったので、

うっそだ~!!と思っていると、

おもむろに看護師さんが継父に声掛けをすると、

寝起きを起こされたかのような顔をして、ぱっちり目が開いた!!


およよ~~~~!!!


腰を抜かすかと思うぐらいの衝撃!!!!

私があまりにも驚いたリアクションをしたせいか、

看護師さんも、同席していた相談員さんも大笑い。

そんな笑い声を聞いた継父はハテナ顔(・・?


看「娘さんが来てるよ。わかるかな。
うれしいね、よかったね」



わたし「驚いたよ!!しっかり目が開くじゃん!!
(キョトンとした顔をしていたので)
覚えてる?忘れちゃった??」



ポカ~ンとし、『だれだ??』って顔。
しばらくすると、いつもの目を閉じた風景に戻る。



今日も何曲か耳元で曲を聞かせながら、声をかける。
あまり反応はない。
それでも少し薄目を開け、声には反応する。



帰り際、毎回そうですが、
これが最後になるかもしれないと思いながら、
一言だけ、今の私が伝えたいメッセージを継父に伝えている。



「○○だよ~、○○!!(私の名前)」
というと、かすかに首を縦に振った。
顔は忘れたけど、名前は記憶されているのか??
とか思いながら、



「わかる??○○だよ~。
な~んにも心配いらないよ。
大丈夫だからね。心配いらないよ。
任しとけ~~、大丈夫だよ~~」




そう言うと、
閉じられた目から涙が溢れ出した。
ちゃんと届いている。



だいじょうぶ、だいじょうぶ!!





ーーーーーーー




継父のところから急いで戻り、今度は母。
今日は整形外科の受診日。
今回は診察と薬だけ。30分ぐらいで終る。



母もだいじょうぶ、心配ない!!だいじょうぶだ~!!
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半年ぶりの再会

2020年07月02日 | 母の事・継父の事
今日朝早く、継父が居る老健に母を連れ行ってきた。


行く前に母には事情を説明したのにも関わらず、
忘れてしまったのか、


母「ここに泊まるの?
帰れないの??」



入所するのかと思ったようだ(-_-;)




受付を通り、検温し、母を車椅子に乗せ、
母だけエレベーターでスタッフとともに上がり、
わたしと、旦那は(今日は休みで、一緒に行くと言うから一緒に)
裏階段で3階へ。



ちょうど看護師さんがバイタルチェックと口腔ケアの最中。
落ち着くまで外で待ち、しばらくすると声がかかり中へ。



先週の土曜日に見た様子と見た目はあまり変わらない。
バイタルもそこそこ良い。安心する。
看護師さんが声をかけると、うっすら目を開ける。



わたし「お母さん連れてきたよ」



その声に反応し、薄目だった目が片目だけしっかり開いた。
母が継父の顔を覗き込み、


母「おとうさんっ!!」


そう言いながら手を握ると、継父の目から涙が溢れ出した。
待ってたよね。
何もしゃべれないけど、ちゃんと、わかっている。
連れて来て良かった。



立ちっぱなしの母が疲れてきたので、ソファーに腰掛け、
先週土曜日にも聞かせてあげた音楽を流す。



今日は石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』に大きく反応。
前回は八代亜紀の『雨の慕情』だったのに。



あまり長居もできないので、30分ほどで切り上げる。
ふと、机の上にあるバインダーに目が留まる。



○○ ○○さま 介助記録
ご家族様も目を通してください。




気になって見てみた。
すると、5時間おきぐらいに介護士さんが書かれたであろう、
その時の継父の様子が細かく書かれていた。



そこには、声をかけるとうなずいたことや、声を上げたこと、
一昨日夜から急にバイタルが下がりだし、心配する様子や、
バイタル等の数値も細かく書かれていて、
手にとるように様子が見れた。



ここまでやってくれるんだ・・・・。



家族としては、感謝しかない。
旦那も壁に張ってある体位交換の対応や、
手足のポジショニングが写真付きで、誰でもわかるように
表示されていることに感心していた。



明日も母の整形外科の受診前に私だけ老健に行き、
様子を見てこようと思っている。
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